- Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103396314
感想・レビュー・書評
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ミステリ?サスペンス。
主人公がダメ人間すぎる。
肝心の作中作に魅力を感じなかった。
☆1.5くらいの評価です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あらすじから読むまでがちょっと長かったものの(鬱々としそうで躊躇)読み始めたら一気に読了。
作中作の始めの方が、本当に小説書き始めの少年っぽさが出ていて、良い意味で読み辛さがあって、筆力を調整されてるのかなぁ…と妙なところで作者の技量に感動しました。
私がわりとチョロいのか、彩坂作品の返しには結構「え?!」となるので、今回も犯人予想は外れました(笑) -
学校内で起こった事故がキッカケで引きこもりとなった中学生、渉。軽い気持ちで書いた小説をネットに載せた事から、悲劇が始まる。小説の内容そのままに起こる殺人事件。やがて小説は犯人に乗っ取られ、事件も繰り返される。サスペンス色もあって、結構引き込まれた。でも、色んな登場人物がやたらと怪しい動きを見せすぎる割に、早い段階で犯人が分かったり、キャラクターの肉付けが弱く感じたり、渉の起こした事故を不自然な程、秘密にしたりと、残念に思う部分の多い作品でもあった。惜しいなぁ…
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怪しい行動する人ばかりで犯人がわからず面白かった。ただし作中話には魅力を感じなかったので飛ばし読み。
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プロローグからいきなり先が気になってしまい読み進めてしまう。
ある事件がきっかけに不登校になった主人公が、ネット小説を通して、奇怪な事件に遭遇する。
不器用な主人公が、物語を通して、仲間にも支えられながら一歩を踏み出す。
主人公に対する「頑張れ」や、作中の「おいおい、違うだろ」という気持ちはもしかしたら自分自身に向けたい言葉なのかも(笑)