キッチン・ブルー

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 542
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103396819

感想・レビュー・書評

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  • 表紙のほんわかしたイラストとは違い、食事や料理が楽しい!!という物語集ではないので、ご注意を。

  • ”食”関係の何かしらがキーワードになっている数編の作品群。 敢えて共通して描かれるキャラクター(特徴点?・描写)が存在していて、その点も面白い。
    著者の、以前の作品「給食のお兄さん」シリーズも読んでみたくなった。

  • 16/07/05
    かわいい表紙で心踊る。
    キッチンに立ちたくなるような、誰かのために料理をしたくなるような。「おいしい」は、「たのしい」で「うれしい」、だよね。

    ・人生も食卓だ。起こることは食べ物。心を躍らせる美味も、顔を歪める苦味も、ともに囲む人たちと分かち合う。
    ──そして、何かが生まれる。(P230 ままごと)

  • ≪読んだら次に,何を(誰と)食べる?≫

    個人的に,料理の美味しい映画や小説には素晴らしいものが多いと考えている.
    実際に食べることはできないけれど,描写や雰囲気,比喩なんかでおいしそうな料理と,それを食べる人を感じると,おひさまの光を浴びたときと同じ気持ちになる.
    本作,「キッチン・ブルー」は,ストーリィとしては中々入り込むことはできなかったけれど,やっぱりおいしい料理は人を救うということを再認識する本だった.
    そして,だれが作るか,だれと食べるかも,重要な要素として,幸せや充足感の一部として,大切なものとなっていることが,わかる.

  • 読みやすかったけど、それほど心に残らなかったかな。単純だけど「さじかげん」くらいかな。

  • 3月25日読了

  • 短編集だった。
    期待して読んだのがよくなかったのかなー

  • 2016.04.17

  • キャバクラの台所、ままごと が良かった。

  • 美味しいものを一緒に食べる人がいるって幸せ
    料理系の小説読みたくなった

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著者プロフィール

東京生まれ。1996年、脚本家デビュー。1999年、テレビドラマ「入道雲は白 夏の空は青」で第16回ATP賞ドラマ部門最優秀賞を受賞。2013年、『給食のおにいさん』で小説家としてデビュー。同作はシリーズ化されている。他著に、『キッチン・ブルー』『イメコン』『バー極楽』など。

「2020年 『二人がいた食卓』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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