バリアバリュー 障害を価値に変える

著者 :
  • 新潮社
4.02
  • (15)
  • (16)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 199
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103399919

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『感想』
    〇区別することと差別すること、この2つの違いについて考えさせられた。障がい者に対して言えば、配慮は必要でも必要以上に遠慮しないこと、相手の強みを生かしてあげられるように手助けしていくことが必要なんだと感じた。

    『フレーズ』
    ・人生はバネなんだよ。今、君はしんどい時期だろう。顔を見たらわかる。それはバネがギュッと縮んでいる時期だということだ。いつかはわからない、すぐじゃないかもしれないけど、そのバネはいつかバシッと伸びる。それを信じて、今を乗り越えなさい(p51)

    ・君はちゃんと登り切った先の景色を見たのかい?

    ・歩けないことに胸を張れ。お客さんに覚えてもらえているなら、それは営業マンにとって大きな強みだ。

    ・障害(バリア)や弱点としてとらえてきたことも、考え方や周囲の人次第で、価値(バリュー)や強みに置き換えることができる。

    ・自分の弱点を克服することばかりに注力するのではなく、「その弱点に意外な強みが隠されているのではないか」と発想を転換させることが重要である。大事なのは、弱点と強みをセットで考えることである。

    ・ビジネス上で相手に同情させてはいけない。

  • 501.8

  • 勉強になりました。

  • 人は誰でも他人に劣るところが必ずある。それを自分で認め、他人をも認める。おおきくはそういうことではないのか。難病、車いす、そうはいってもハンディが大きすぎるが…
    「でも」より「だから」を見つける。この部分がこの本では一番すきかな。第5章の価値を育てる7つの習慣などは、自己啓発の最たるもの。最終的には”生き方”に辿り着くのかな。

  • 障害は人ではなく、環境にある! 車椅子に乗ったベンチャー起業家が、その劇的な半生と、障害や弱みを価値に変える「バリアバリュー」という思考法を明かす。

    第1部 バリアがバリューに変わるまで
     第1章 自分のバリアに気づく
     第2章 バリアと向き合う
     第3章 バリアからバリューへ
    第2部 バリアバリューの思考法
     第4章 隠れた価値を見つける
     第5章 価値を育てる7つの習慣
     第6章 価値を磨くコミュニケーション
    第3部 バリアバリューから未来へ
     第7章 世界にバリアバリューを

著者プロフィール

1989年生まれ、岐阜県中津川市出身。2010年、立命館大学経営学部在学中に株式会社ミライロを設立。2014年、日本を変える100人として「THE 100」に選出される。2016年より、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アドバイザー就任。 2022年には財界研究所「経営者賞」を受賞。テレビ東京「ガイアの夜明け」やNHK総合「おはよう日本」などのメディア出演も多数。著書に『バリアバリュー 障害を価値に変える』(新潮社)がある。

「2022年 『10歳から知りたいバリアバリュー思考 自分の強みの見つけかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

垣内俊哉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×