21世紀を憂える戯曲集

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著者 : 野田秀樹
  • 新潮社 (2007年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103405146

21世紀を憂える戯曲集の感想・レビュー・書評

  • 収録されている「ロープ」は秀逸。
    暴力のこわいところは止めどころがわからないことだ、というどこかで聞いた言葉を思い出した。

  • 「ロープ」の藤原竜也が忘れられない。

  • 野田秀樹さんの戯曲集。
    「ロープ」「オイル」「THE BEE」 収録

    2007年 NODA・MAP番外公演「THE BEE」 日本バージョンに近藤さん出演

  • 戯曲は三編。
    「オイル」はあまりにも漠として、ガッツリこない感じだったわ……
    う~ん要素だけがばらまかれて、お話として太いものがない感じ???

    その点、「ロープ」と「THE BEE」は印象が強い。
    「THE BEE」はスゴイ^^;こんな状況絶対ヤダけど、スゴイ。
    「ロープ」は伝えたい戯曲の魂と、(あらゆる意味での)ファンタジックさ、いじらしさが見事に融合していた感。
    と言いますか、「THE BEE」の原作を書かれた筒井康隆先生はやっぱスゲエ@@

    藤原竜也君は、舞台人に愛されてるなあ……

    「ロープ」と「THE BEE」の野田先生の序文が笑える。
    ……もちろん内容的には笑えないんですけど。
    思わず「ブハ!」と吹き出してしまうような切り口から攻めるから、笑ってしまう……

  • 善意と悪意の間にある暴力について。
    舞台を観たい!

  • 『オイル』『ロープ』『THE BEE』収録
    野田秀樹、すごい、すごいんだけど独特の言葉遊びがわたしにはわかりにくかったりする。でも言葉遊びのなかでこそはっとさせられる言葉がある。
    筒井康隆原作の『THE BEE』すごかった。
    思わず息をとめてた、こわくて。
    演劇の中の暴力性、興味あります。

  • 演出家、野田秀樹さんの戯曲集。

    見事に読者の期待を裏切ってくれる3作品。衝撃だった。

    「まるで世界中が催眠術にかかっている。
    ぼうっとしながら、くり返し、くり返し、ロープにはね返っては戻ってくる。そしてドーン。そこで止まれないのか。止まれるはずだ人類ならば。」

    エスカレーター式に加速していく暴力の連鎖。21世紀に生きる私たちはまさに戦場のレスラー。

    読み終わったあと、心にずっしーんと重いものが残ります。決して感動はしないし、涙を流してさっぱりもしない。でもそれって大切なことじゃないですか?なんでこんな重い気持ちにさせられるのかを考えさせてくれるから。

    野田さんは「21世紀を憂える」とはいっても、その根底にはちゃんと愛があるんだなぁ・・・と。だって言ってるじゃない、「21世紀を愛でる戯曲集」でもいいんだ、むしろそんなものを作って欲しいと。

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21世紀を憂える戯曲集の作品紹介

畳み掛ける言葉、変幻自在の時空、広がり繋がる世界、突き刺さる主題。野田演劇の神髄、ここにあり!第58回読売文学賞、戯曲・シナリオ部門を受賞した「ロープ」他、「オイル」「THE BEE」の三本を収録した、最新戯曲集。

21世紀を憂える戯曲集はこんな本です

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