恋文

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103475026

感想・レビュー・書評

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  • ▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
    https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/22159

  • ドラマで見て以来、とても印象深いものになった本。
    相手のことを好きだからこそ、相手の自由にさせる。

  • さまざまな愛の形。
    愛であり、恋であり、友情でもある。
    夫婦という形をとっていてもとっていなくても、
    それぞれのストーリーがあって、
    それぞれの形がある。

    その根底にあるのは、相手への思いやりと
    自分が大事な気持ち。
    そのせめぎあいで、悩み、苦しむ。

  • 1/391

  • 7月6日

  • 二篇既読

  • なんって美しい話だろう、と感動した。

  • <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103475021/yorimichikan-22" target="_blank"><img src="http://booklog.jp/img/noimage.gif" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a>
    <br clear="left">

     <b>直木賞受賞作
     過ぎ去った想い出に苦笑いしつつ、なお人は誰かを愛さずにはいられない・・・・・。

     マニキュアで窓ガラスに描いた花吹雪を残し、夜明けに下駄音を響かせて
     アイツは出ていった――。結婚十年目に夫に家出をされた
     歳上でしっかりものの妻の戸惑い。しかしそれを機会に、彼女には
     初めて心を許せる女友達が出来たが・・・・・。
                      *
     表題作など著者の新しい才能が光るネオ・ロマン五篇!</b>   (帯より)


    表題作のほか、紅き唇・十三年目の子守唄・ピエロ・私の叔父さん。

    人を愛するとは何か、しあわせとは何かを考えさせられる作品たちである。
    どの作品のどの登場人物も、自分のなかに湧いてくる愛という気持ちを上手く手なずけられず、さまざまな歪んだ形で表わそうとする。
    それはあまりにも真っ直ぐすぎたり 回り道しすぎたりで、相手にそのまま届くことはない。
    切なくもどかしく熱を帯びた五篇である。

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著者プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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