- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103500117
作品紹介・あらすじ
日常に溢れる「小さな違和感」をプチプチ退治。注目の新鋭作家による爽快エッセイ! テイラー・スウィフトのギラギラした目に夢中。ポニョは果たしていい名前なのか。岩館真理子のワンピースを探して。フィギュアスケートのおかしな実況。パスタセットにバゲットは必要か。「写真はイメージです」の不思議。どうしてハートをあげるのは女の子だけ? 共感度満点のクセになる49篇。
感想・レビュー・書評
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「うん、まつだせいこ?パロディのペンネームなのか」と思ったが、松田青子「まつだあおこ」だった。
若い女性作家・翻訳家だそうだが、若い素直な感覚のままに映画、YouTube、洋楽や、身の回りのことについての思いをすらすらと綴っている。面白いと言やあそうなんだが、まあなんも残らんと言えば残らんなあ。若い人向けの雑誌のコラムの感じか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんなにおもしろいエッセイよんだことないよ!
映画に詳しくないので、映画の話にはついていけなかったけれど映画も見たくなった。テイラー・スウィフトも聴いてみたい!
声をだして笑ってしまった。 -
最近、サクサク読める女性著者のエッセイみたいなのが好きなのと、洋楽海外ドラマ映画等々のネタが多くて、楽しく読んだ。
とにかく、マシューボーンのバレエを全て見たくなる。あと、フェミ曲ミックスCDが欲しい。タイトルメモメモ。テイラースイフトは、そんなにファンではなかったが、見方が少し変わりました。 -
図書館でなんとなく手に取り、なんとなく借りたがこれが正解。
映画や本の趣味が私と合う!
フェミエッセイも「そうそう、そうなのよねー」と頷くことしきり。
しかしそのフェミ部分が濃すぎ、私のような若輩者には疲れる。
著者とおんなじ濃度でないとついてゆけんかもしれない。
気に入ったエピソードは『マットを担いで歩く女の子』。
ほんとの強さとかしなやかさとかってこれだなーと思った。 -
アメリカの音楽・ドラマ・映画・演劇等の話がたくさん出てくるが、それらに詳しくなくても楽しく読めるところがすごい。読んでて気持ちがいいし、なんか勉強になった気もする。フェミニズムにもいろいろなノリがあるが、こういう風通しの良い、良い意味で「蓮っ葉な」フェミニズムが世界を変えていくのかもしれない。
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まだ出だしなんだけど、既に最高。読み終わったけど、最高。この視点や感性が好き。ユーモアがあって、日々の事柄を私もこんな風にみたい、と思う。元気でます!もっと他の作品も読みたい!
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県立 立山
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テイラーに始まり、テイラーに終わるとても良い本。シスターフッドの尊さにぐっとなる。力が出るよ
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先生おすすめ本('20.1掲載)