アグニオン

  • 75人登録
  • 3.75評価
    • (3)
    • (9)
    • (8)
    • (0)
    • (0)
  • 7レビュー
著者 : 浅生鴨
  • 新潮社 (2016年8月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103501718

アグニオンの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 場面の切り替わりをもうすこしうまく書けば分かりやすくなるように思う。

  • 全ての人類が、若く美しく聡明で正しいことしか行わず、私利私欲を持たない世界が、果たして理想なのか?
    設定が架空の未来世界であるため、状況をうまく想像できずストレスになる。

  • 2017.2.16読了

  • SF。
    中央に管理された世界と、牧歌的な中世的な世界、二つの世界に存在する、よく似た外見ながら全く別の2人を交互に見ていた。
    未来でもあり過去でもあり。
    電子のデータに時間はなく。
    クローンに人権はあるのか。
    善き人《アグニオン》は幸せなのか。

    不幸を知らねば幸福なのかと言われればそうではないだろう。
    不幸を感じるのが感情であり、それを感じなく慣れば当然幸福を感じる機能も閉ざされる。
    失うのは一瞬で作り出すのは永遠に近い時間がかかる。

    ところでなんか脳内で「パラノイア」って聞こえたんですけど気のせいかな。ZAPZAP

  • SFじゃなくて、現在進行形の話としか思えない。でも、どこかしらにハッピーエンドにつながる芽が見え隠れする。決して未来は悪くない感。

  • SFなのかファンタジーなのかと思いながら読んでいました。思考とは、幸せとは、人間とはという哲学的なものがテーマになっていると思います。
    徹底的に管理された社会で、管理者はどうふるまうのか。
    これも面白いテーマです。
    本格的なSF、ファンタジーではないけれども、エンテーテイメントとして読むもよし、哲学的なテーマのネタとして読むもよし。
    結構奥が深いかも。

  • 貧しい鉱山で働き上昇志向の強い青年ユジーンと、人の心が読めてしまう異質な存在であるヌー(名無し)。SFのようなファンタジーのような、2つの世界が同時進行していく。嫉妬や哀しみなどの負の感情が無ければ、人はアグニオン(善き人)になれるのか。分離化を目論む組織と、それに疑問を感じてあがらおうとする混合体。

    ざっくり言えば、“世界にひとつだけの花”みたいな話だなと笑 処女小説なのかしら?文字量も多いし、ページ数も多いけど、整理されていな感じがするし、登場人物たちの急激な感情の変化にこんがらがってしまうし、SF小説が元々慣れてないのもあるけど、シーンが浮かんでこないんだよね。でも、人間は“負の要素”もあるからこそ成り立つ存在なんだなと伝わってきた。

全7件中 1 - 7件を表示

浅生鴨の作品

アグニオンを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

アグニオンを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

アグニオンの作品紹介

この感情は、誰にも奪わせない――全てが管理された世界に抗う最後の少年の物語。人類から悪意を分離すれば、善き人の世界が訪れるはず――。全てを有機神経知能に管理された未来社会で、恐るべき最終計画が始動した。人々の欲望を削ぎ、嫉妬も争いも根絶せんとする監理者に、少年たちはどう立ち向かうのか? 秀逸なツイートで世を沸かせ、マルチな才能で大注目の元NHKPR1号、圧巻のデビュー長篇!

アグニオンはこんな本です

アグニオンのKindle版

ツイートする