- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103502913
感想・レビュー・書評
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前半が面白い!後半は少し読んでいて疲れるけど、280ページにデビューする前のKing Gnuの井口理さんがインタビュー受けてる❣️
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端的に非常に面白かった。自由闊達な美術系とかなり組織体系化された音楽系、天才が集まる環境に身を置くことの面白さと厳しさ。そんなものが垣間見えただけでも本著を手にした価値があった。生まれ変わっても、自分にはむりだろうなあ。
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天下の東京藝大の実態ルポ!奇人•変人の巣窟(褒め言葉)を覗くことができます。ものすごい大学です。本当に凄い。
King Gnuの井口理さんのお話も載っていました。
誰一人として常識人がいない感じがいい(褒め言葉)。 -
どうしようもなく死にたくなったら、自分の価値観を破壊して生き延びようと思っている。その手段として考えたのは、新興宗教かインドにハマることだったが、芸術家たちの世界も同じくらい強烈そうで、読んでて面白かった。
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いや面白かったです!
すごく読みやすかったですし、インタビューされている側の人柄が細部に渡って伝わってきました。
世界は広いな、と実感するばかりでした。
ページをめくるのがこんなにも楽しくなるとは…想像以上によかったです。 -
音痴かつ絵心皆無な私には未踏の地である"東京藝大"。
筆者の奥様が藝大に通われていることをきっかけに、「音校」、「美校」の学生たちへの取材を通してその実態に迫るノンフィクション作品。
印象的だったのは口笛奏者と絡繰人形を作る漆芸専攻の方のエピソード。
お二人とも、有名になりたい!という野心のようなものではなく、純粋に好きだからという単純明快な理由で芸術と向き合っているんだなぁ…
「音校」・「美校」の学生がお互いに尊敬する気持ちを持って良い刺激を与え合うのも素敵。
コロナが落ち着いたら、ぜひ藝祭でその熱狂に包まれたい! -
さすが藝大! あっぱれ藝大!
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2014年12月から2016年2月にかけて行われた取材に基づく東京藝術大学で学ぶ学生にスポットを当てた本。学科や専攻によって目指すものも学ぶものも違うのに、共通して楽しそうな印象を受けた。カオスとかフリーダムとかそんな言葉が似合ってしまうけど、これだと決めたものにひたむきに向き合っているのも共通しているなと感じた。カオスさとエネルギッシュさを味わいに藝祭行ってみたくなった。あとはKing Gnuになる前の井口さんに思わず二度見してググってしまったのは仕方がないと思っている。