わたしの隣の王国

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著者 : 七河迦南
  • 新潮社 (2016年9月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103503118

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わたしの隣の王国の感想・レビュー・書評

  • 巻末の参考文献にも明記されているけれど、この話の舞台ハッピーファンタジアは読めば誰にでも分かるレベルでディズニーリゾートを模している。
    私自身はナルニアもゲドも指輪物語といった海外ファンタジーは好きだしそれを扱ったテーマパークがあればいいなとも思う。でもそのイメージを頭の中に描くにはリアルのディズニーが強過ぎる。
    そのせいで杏那やパークスタッフがいくらハッピーファンタジアの魅力を語り、キャラが世界の危機を訴えても借り物感が拭えない。

    そして身勝手に解放されてないエリアに立ち入った上に、いくら好きだからといってファンタジーの世界に入り込んだのをさして驚く事もなく受け入れる杏那や、いきなり探偵の真似事を始める部外者の優に対して怪しむ事もなくペラペラと内情を語るスタッフに違和感が。
    魔方陣やアナグラムそのものはよく出来ているのに、それを難なく杏那や優が解いてしまう辺りを含めて全体的に御都合主義過ぎて最後まで物語に入り込めず、読み手として置いてけぼりにされた気分だった。

  • 今年初読書。ミステリに真っ向から取り組んだ一冊かな?もっと長編にしてもよかったのではいろいろもったいないです。

  • ファンタジー好きなので、杏那パートは楽しみながらサクサク進みました。パズルの要素と、名作へのオマージュという嬉しいオマケ付き。
    反面、優パートの全部盛り的巧妙トリックが飲み込みきれず...しかしミステリマニアなら唸るところなのでしょうね。
    本格ミステリもファンタジーもこなしてきた玄人読者への、「挑戦状」と呼ぶに相応しい読みごたえです。

  • 現実に起こる事件と隣接する世界で起こる事件。
    浦安のテーマパークを思わせる世界観で
    ファンタジーの要素たっぷり。
    ミステリの部分も魔法陣やアナグラムなどパズル的。
    今までの作品を期待して読むと
    ちょっと期待外れにかも…

  • 杏那は恋人で研修医の優とともに、大好きなテーマパーク・ハッピーファンタジアにデートでやってきた。ふとした好奇心からパーク内の研究施設に入ってしまう。落し物を拾うために優と分かれてエレベーターに乗り、開いたドアの向こうはまるで違う世界、パークの主人公、ハッピーパピーが実在する世界だった。一方、戻ってこない杏那を待つうちに優は研究施設内の殺人事件に巻き込まれてしまう。

    七河さんの新刊だ!!と喜び勇んで読んだものの、これはちょっと合わなかった……。登場人物が多くて、そもそもファンタジーパートの世界観も飲み込みきれず、ついていけなくなること多々。終盤になってトリックとか謎とか現実とリンクしてくるとやっと勢いがついたのだけど、ちょっと残念。

  • 杏那と優のパートが交代で展開され、別々の世界観の情報が交互に入るので理解ができず読み進められなかった。残念…。

  • 著者4年ぶりの新作は現実と魔法の世界で同時進行するミステリ&ファンタジー。今回のキーワードはパズルとアナグラムですけど、それが楽しめない俺には苦痛以外の何物でもありませんでした。「ホンマアスト」 ならまだしも、「いたいけウェンダ」が何のアナグラムかなんて俺にゃあさっぱりでい

  • テーマパークがファンタジーの世界につながって殺人事件と館トリックで大混乱、みたいな話。ファンタジーパートが好みじゃなく拾い読みで終了。

  • うーん、作者に期待していた方向性とは違うなぁ。
    デビューシリーズからの脱却を図りたかったのかな。作者が楽しんで書いているだろうその楽しさが読者にあまり伝わってこない。厳しく言えば書き飛ばした感。5.0

  • 自分にはややこしい未捨理世界で…

    ミステリーファンなら楽しめるのでしょうね

  • ファンタジックな要素を絡めつつ、かなり本格ミステリ。現実世界と、ファンタジー満載の「ハッピーファンタジア」で起こったそれぞれの事件。ファンタジーの世界だけに魔法やなんやで解決?と思ってしまうのですが、そんなことはありませんでした。
    数々の伏線にも驚き。気づかなかったなあ。魔方陣には頭ぐるぐるしちゃいましたが(苦笑)。チェスの問題は考えたらわかった。だけどそこにそんな意味が隠されていたとはっ!
    読んでいてわくわくどきどきの冒険活劇要素もあり。とにかく読んでいて楽しいミステリでした。

  • 前作から…4年も経ったのですね。養護施設を舞台とした前までの作品から一転して、今回の作品はコミカルな雰囲気でつづられたテーマパークが舞台のパズル的趣向の強いミステリでした。

    テーマパーク「ハッピーファンタジア」が現実となった世界に潜り込んだ杏那が巻き込まれる事件と冒険。そして一方ほんとうの「現実」の世界では彼女の失踪とまた別の事件に彼女の恋人の優が直面していた…

    というお話ですが、いやあトリッキーというか、そう、こういう趣向を盛ったお話作りをされる方だったなあと思い出した次第です。

    正直なところ理解しきることはできず…己の脳みその限界を思い知ったところはありますが…、凝りに凝ったファンタジックなミステリであることは間違いないです。

  • 七河迦南による、ファンタジー本格。
    パラレルワールドで同時に起きる事件を、片や本格ミステリとして、片や冒険ファンタジーとして書き連ねた作品。
    二つの事件の相関性や、魔方陣を軸にしたパズラー要素と、エンタメ性は高い。
    ただし、どうも景観描写がしっくりこないのと、人物たちの掘り下げが弱いことで、読み弛みをしてしまう。ミステリ的なオチももうひとつといつたところ。
    なんとなく予想はしていたが、煽り文句にやられた。
    3-

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わたしの隣の王国の作品紹介

すぐそばにいる。名前も記されている。でもあなたには、この犯人を、決して見抜けない! 高校を卒業したばかりの空手少女、杏那。研修医の彼、優さんと訪れた日本有数のテーマパークで楽しい一日を過ごすはずだった。ひとりぼっちになり、それを目撃するまでは――。どこに行ったの、優さん? 二つの密室に犯人消失、暗号と魔法、消去法とねじれた論理。夢の国からの挑戦状。ミステリ・ラバーズに捧ぐ、究極のはなれわざ!

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