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- Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103503316
作品紹介・あらすじ
旅人は訪ねゆく、不思議の町を。そして巡り会う、失われし世界の理と――。ここにはかつて「世界」があった。各地に点在する遺された町は、それぞれ独自の意匠を持ち、かろうじて生き存えてきた。そして、ここに一人の旅人がある。彼女は旅先で、己の意志とは無関係に、様々な不思議と出会う。やがてそれは一つの大きな像となり、この世の真実を描き出してゆく。本書では一体、何が起こっているのか?
感想・レビュー・書評
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大好きな作家さんの連作短篇集。
終末世界に点々とある町。
主人公の旅人はそこを旅していきます。
様々な読み味のある作品ですが、全体的に苦めです。
特に「犬ノ町」「石ノ町」が好きです。
ちょっとした謎と鮮やかなロジック。
そして真相とその先に描かれる心情の重さ。たまりません。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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