人ノ町

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103503316

作品紹介・あらすじ

旅人は訪ねゆく、不思議の町を。そして巡り会う、失われし世界の理と――。ここにはかつて「世界」があった。各地に点在する遺された町は、それぞれ独自の意匠を持ち、かろうじて生き存えてきた。そして、ここに一人の旅人がある。彼女は旅先で、己の意志とは無関係に、様々な不思議と出会う。やがてそれは一つの大きな像となり、この世の真実を描き出してゆく。本書では一体、何が起こっているのか?

感想・レビュー・書評

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  • 大好きな作家さんの連作短篇集。
    終末世界に点々とある町。
    主人公の旅人はそこを旅していきます。
    様々な読み味のある作品ですが、全体的に苦めです。
    特に「犬ノ町」「石ノ町」が好きです。
    ちょっとした謎と鮮やかなロジック。
    そして真相とその先に描かれる心情の重さ。たまりません。

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著者プロフィール

1979年生まれ。2007年、カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「Kappa‐One」に選ばれ、『リロ・グラ・シスタthe little glass sister』でデビュー。クールな文体で構成される独特の世界観と、本格マインド溢れる謎解きがミステリ通の熱い支持を受けている。

「2022年 『君待秋ラは透きとおる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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