かがやき荘アラサー探偵局

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著者 : 東川篤哉
  • 新潮社 (2016年10月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103503811

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かがやき荘アラサー探偵局の感想・レビュー・書評

  • 代表作は「謎解きはディナーの後で」だったが、これは本屋大賞を貰っている、第8回の~成瀬啓介は遠い親戚のおばさんで、中央線沿線で最も有名な企業グループを率いる法界院法子に呼ばれて荻窪の豪邸を訪ねた。門を入ってメイドと秘書に案内されて辿り着いた小屋は離れで、居候が大型テレビで何かを視ていた。リストラされた啓介に秘書をしろと言われ、手始めに西荻窪に持っているシェアハウスに住むアラサー3人女から滞納している家賃を取る命を受けて泊まった翌日、居候が首筋を銃で貫通され、大型液晶テレビに弾丸が残され、そのテレビが被害者に覆い被されていた。犯人が不明なまま、最初の命である家賃取り立てに出向いて出会った3人は、時間調整の為に立ち寄ったリサイクルショップで激レアの戦隊ものヒーローのフィギュア争奪戦を演じた相手だった。その中の一人、葵は離れで映し出されていた映像は、プロジェクターで倒されたテレビの裏から現れた壁に映されたものだったと推理し、犯人が女性秘書であると見抜き、滞納してる家賃免除を勝ち得ていた。女3人は一見女子高生の礼菜と、中国地方特有の怪しい方言で喋る短髪の武闘派・美緒でいずれもリストラに遭ってアルバイト生活で、金融機関をクビになった葵同様、苦しい生活をしている。法子会長の古い知人女性の雑用をこなして、啓介が立ち寄ったかがやき荘では、礼菜が駐車場に台車に乗せられて放置されていた全自動洗濯機を玄関先に置いておいたら、夜中の3時に回り始めた謎に大騒ぎしていた。啓介が世話を焼いたのは知人の妹で、その息子すなわち甥が財産目当てに伯母を殺害し、遺体を洗濯機に入れて駐車場まで運んだのだった。金曜の夜に2時間余り車で出掛けて帰ってくる老人の浮気調査は、別れた妻の許に置いてきた息子の子・孫娘が出演している超ローカルラジオ局の番組を聴くためだった。美緒が突き飛ばされたのは、後妻の焼き餅と勘違いだったのだ。葵は仕事終わりに声を掛けられ、西荻窪在住者にインタビューし、表紙のモデルになって欲しいと素敵なおじさまに依頼され、満更でない。洋服と靴を新調され、素敵なレストランでワインを飲んで酩酊したところを救ったのは、同居する妹分たちだった。一人だけ幸せになるのは許せない故の尾行の賜だった。葵は変装していたスキンヘッドの40男の義理の姉を殺し、捜査を混乱させるために、似ている葵を連れ回していたのだった~アラサーの人々は生きにくい人生を歩んでいるんだなぁ、ああ大変

  • アラサー女子のキャラはいいとして、成瀬が馬鹿すぎて引いた。家賃がわりに事件解決する女子たち。洗濯機の話が面白かった。

  • やっぱりどうしてもこの人の本は
    キャラや地の文にイラついて読めない。

  • いろいろな意見があると思いますが、楽しい小説をぱっと読もう、という感じにまさにピッタリ。謎解きという程ではないかもしれませんが、種明かしも面白いと思いました。

  • やはり、どのシリーズも同じノリですよね。

  • ミステリ4つの短編集。アラサー3人組が解決に向かう。殺人事件が起きても、作品は良くも悪くも軽いのだよ。

  • 職なし金なし色気なしのアラサー女子3人組が家賃タダの誘惑につられ事件解決に奔走する連作ミステリ。若い男女が主要キャラでも恋愛要素の欠片もなく、ひたすらお馬鹿に騒ぎ倒す安心安定、堂に入ったる東川節。拾った洗濯機が夜中に雑巾洗いを始めるくだらないシチュエーションから複雑な構図の殺人事件が見事紐解かれる第2話、週末になると帰りが遅くなる男の不可思議な行動を追った日常の謎ものの第3話が特に綺麗に収まっていました。前の章での真相を反復するかのように活用してくるのも上手く、過度なクオリティの高さはなくともしっかり笑わせ、きっちり魅せます。

  • 最近の東川さんの短編集の中ではいい作品ですね。
    力が入っているミステリ短編集で、そしてドタバタコメディもきっちり決まって展開していました。
    最近の中ではちゃんと力を入れてミステリもコメディも書かれていた作品集でした。
    復活を告げる作品になるかな。

  • ドタバタでいいねー

  • ちょっとドタバタ劇のような感じもするけれど、さわやかで面白い作品でした!

  • 作品中の人物たちも突っ込んでるが、読んでて大いに突っ込みを入れたくなる。
    軽く読める物語。
    今日はそれでいいかも。

  • 西荻窪か東吉祥寺か

  • クドいくらいのツッコミ文体。なかなかの東川さんワールドです。
    完璧な探偵じゃないのにしっかり謎解きできちゃうのがすごい。
    安心して読めます。エネルギーいるけどね笑

  • ユーモアミステリ連作短編集。笑い満載の軽い読み口でさくさく読めます。でもミステリとしてのトリックは、そんなに軽くありません。
    お気に入りは「洗濯機は深夜に回る」。深夜に回る洗濯機って……この謎はかなり奇想天外かも。真相にたどり着くこと自体はそれほど難解ではないのかもしれないのだけれど、あまりに奇妙なこの謎に翻弄された感がありました。この発想はなかなか浮かびません。

  • 金持ちの大家のアパートにシェアして住む、ボンビーアラサー3人が素人探偵となり、事件を解決して行く話。報酬は家賃であるアパート代が無料になる。3人居るが探偵役は1人みたいなもんだし、そのきャラ必要?と思わせるのが残念だか、東川の本は全てキャラが大事!ギャグの多い文章も東川流で面白い。

  • 楽しい~!
    これぞ東川作品。
    烏賊川市ものを彷彿とさせる、この愉快な展開。
    とんでもなアラサー3人娘?と富豪のおば様に翻弄されるへたれくん(笑)
    なんだかんだで、葵が謎を解決しちゃうというのが不思議だ(笑)
    家賃をまけてもらうための探偵ってのは初めて。
    これは、ぜひともシリーズ化していただきたい♪

  •  一時はハイペースで量産していた東川篤哉さんだが、1年4ヵ月ぶりと久々の新刊である。そして…また新シリーズ? シリーズが多すぎて、どれが続いていてどれが完結しているのか、もはや把握できていない。

     新シリーズがやたら生まれる理由を、勝手に想像してみる。『謎解きはディナーのあとで』でブレイクした東川さん。このシリーズは、第3作まで刊行されている。売れて需要があったからだろう。一方、現時点で1作しか出ていないシリーズの中には、売れなくて続編が出せなかったものもあるのではないか?

     装丁からしてキャラ萌え狙いっぽい。法界院家の女王である遠縁の法子に、雇われた青年・啓介。最初に与えられた仕事は、西荻窪に所有するシェアハウスに出向き、滞納している家賃を回収することだったが、そこにいた3人組は…。

     資産家が登場する辺りは、『謎解きはディナーのあとで』シリーズを意識したのか。しかし、啓介はただの脇役であり、探偵役は西荻窪のアラサー女子3人組。正確に言えば、探偵役はその中の1人で、他の2人は特に必要ないだろう。

     キャラ萌え路線を否定はしないし、好きなシリーズキャラクターもいる。だが…キャラの魅力は大変乏しいと言わざるを得ない。アラサー3人がこういうキャラでなければならない理由は何だ。啓介なんていてもいなくてもいいではないか。

     啓介と3人が初めて出会うシーンといい、法界院家に雇われる経緯といい…前置きが長いし、冗長になっているだけだ。肝心の本格の部分は、デビュー初期の頃と比較すると、ずいぶん淡白になってしまった。このシリーズに限った話ではないが。それをキャラクターで誤魔化せていないのは、もはや致命的である。

     最後のCase4にだけ触れておくと…どう考えても怪しいだろっ! あれだけ頭が働くのに、なぜのこのこと…。こういうネタとオチだと、もう続編はないか。失礼ながら、売れないだろうな、これ…。単行本1冊で使い捨てられていくキャラクターたち。彼も、彼女らも、仲間入りしそうである。

     厳しい言い方だが、特需は過ぎ去ったと思われる東川さん。烏賊川市シリーズや、私立鯉ケ窪学園シリーズのようなロジックが読みたい。

  • 東川さんの新作、新シリーズです。

    東川さんの作品、となりますと…、

    ドSの探偵(役)と、
    ドMのカウンターパート(相棒、仲間)による、
    丁々発止のやり取りと、ドタバタ騒動が楽しい、
    コージー・ミステリーが売りだと思いますが…、
    その観点からみてみると、
    本作品は、ちと、キャラが立っていなぃかな~。

    例えば、ストーリーテラー的なポジション?で、
    唯一の男性キャラでもある見習ぃ秘書の成瀬を、
    シェアハウスで一緒に生活させるなどの、
    ちょっとしたアクセント?などがあれば、
    もぅ少しお話全体にメリハリや拡がりも、
    出てくるんではなぃかな~とも…?

    とりま、本作品の評価は、ふつぅといぅことで。

  • ミステリー小説で有名な東川篤哉さんの最新の本だから

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB50108154&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

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かがやき荘アラサー探偵局の作品紹介

女子力なんてお呼びじゃないわ。家賃は払えないけど犯人は捕まえるわよ! 西荻窪のシェアハウスでお気楽に暮らす女子三人組が、何の因果か探偵稼業に  コスプレ系自称19歳の礼菜、茶髪武闘系の美緒、残念なメガネ美人の葵。こじらせ女子って一体誰のこと? 今宵も発泡酒片手に、その場しのぎのドタバタ迷推理で、ウチらに解けない謎はない! イケてない日常を笑い飛ばす、痛快新シリーズ!

かがやき荘アラサー探偵局はこんな本です

かがやき荘アラサー探偵局のKindle版

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