10分後にうんこが出ます: 排泄予知デバイス開発物語

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著者 : 中西敦士
  • 新潮社 (2016年11月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103505310

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10分後にうんこが出ます: 排泄予知デバイス開発物語の感想・レビュー・書評

  • 「排泄予知とは面白いな」と軽く手に取った本でしたが、医療や介護においての排泄というものは、とても重いものであるのだと知りました。

    赤ちゃんの時には、まだ生まれたばかりの肌だから、気遣って布オムツを使って直ぐに取り替えることをしていたが、馴れてくると、うんこやおしっこ、汚いものを触りたくない、広げたくないという思いの方が先となり、ついつい紙オムツ使っていた。不快な気持ちをよくしてあげることが赤ちゃんに愛されているという安心感を与える事なのよといわれながら、漏れないからと、紙オムツのまま気持ち悪い思いをさせていた。(始めは紙オムツはサラサラだけど)

    そうだったのだ、「排泄」って実は大事な事だったのだ。
    とうにそんな事忘れていた。あまりにも毎日無事に自分は排泄させて貰っているから忘れていた。

    老人介護や、医療においての、オムツを使うことのデメリットを真剣に考えた事など無かった。

    自力排泄を諦めることが、人間の精神面に深く食い込み、その後の介護に支障がでるとは...認知症の予防にも貢献できるとは。これはすばらしいデバイスです。

    最悪な経験から閃き、思いつきがまた、すばらしい繋がりを拡げる。信じて強く行動を続けた中西氏に感謝です。

  • 理屈ではなく、情熱が成功(まだしていない?)を呼ぶ例のひとつでしょうね。
    大成功する人は文系が多いと言われるのも肯けます。
    人脈を遠慮なく使える性格も功を奏しているのでしょう。
    このシステムが早く普及するといいですね。

  • やはり情熱をも持った人というのはちゃんと現実に形にしてしまうことができるということがわかる
    優秀な人達のまわりにはちゃんと優秀な人が集まってくるものだということも思い知る

    最初は介護用という意識もさほどなかったものだったと思う
    それにしても技術の知識のない筆者がよく人を動かしてここまでできたと思う まわりの人材にに本当に恵まれている
    人柄とか人脈じゃなくて行動力だね、と言われていたが、やはり人柄が大きいのではないだろうか

  • 文章はラフで適当な感じがするが、内容は熱い。個人の体験から周りをどんどん巻き込み、マーケットを深堀すればするほど社会的な意義・使命感に燃え上がる。これは面白い。

  • 汚いけど熱い物語
    あまりにも身近で、しかし一番遠い排便は誰も注目してこなかった
    作者がうんこを漏らし、かつ起業したかったという奇跡がなければ生まれなかったろう
    技術自体は超音波なので特に新しくないが、ちょうどウェアラブル端末が流行したところだったのも運命的か。
    人脈をどんどんたどっていけるのもすごい。
    後輩の友人の友人ってもはや他人だし。
    文字がでかいのですぐ読める

  • 新しいデバイスがどのように開発されるかがよくわかる。

  • 着想とかメンバーとのメールのやりとりとかほんとに面白おかしいんだけど、中西さんがどんどんネットワークを広げて排泄予知デバイスを具体化していく過程に引き込まれる。
    介護関係者が登場する章では排泄ケアの問題点が指摘されている。
    おむつにすることによる衛生面・精神面の問題。考えることを忘れてはいけないと思った。
    介護される側・する側にとって、福音のようなこの装置。実用化を切に願います。

  • アイデアが形になっていくところ,企業として立ち上がっていくところが,苦労話とともにかなり込み入ったところまで書かれている.しかも役に立つ排泄予知!語り口も軽妙で内容共々面白かった.

  • 排泄予知デバイス製造ベンチャーを立ち上げた中西敦史の物語。強烈な自己体験に基づく課題感と、人を巻き込む力に圧巻。メモ。
    (1)僕自身はジーンズを作る事は出来ないが作れる人達を繋げることは出来る。それが僕の仕事だ。
    (2)僕がプレゼンテーションで発表した最初のアイデアはわずか数行だったことが分かる。
    超音波のセンサーをベルトに付けて直腸の膨らみを検知。便意を10分前にお知らせ。競合なし。アクション。作ってみて実験して。
    (3)大企業が大きな資本を突っ込まないと中々参入出来ないという世の中の常識がある。でも常識が出来上がっているという事は逆にチャンスなんだ。

  • いたって真面目な話。情熱的ですらある。

  • 人は、生きている限り、うんこからは自由になれない。
    大統領だって、アイドルだって、必ずうんこはするし、やっかいなことに便意は突如として襲ってくることもある。

    著者は、アメリカでの留学中、30歳を目前としていたにもかかわらず、突然の腹痛に襲われ、路上にて失意の「おもらし」をしてしまう。
    人としての尊厳を傷つけられた筆者は、どうにかしてうんこから自由になろうと画策し、「いつうんこがでるかわかる」システムの開発を考えつく。
    うんこが出るまでの時間が分かれば、安心してトイレに行くことができる。

    突拍子もないアイディアを、どのようにして形にしていったのか。開発時の苦労や資金集めのやり方、そして介護業界などの多くの潜在ニーズの存在。

    すべてのお腹弱い系男子と、企業を目指すヒトにおすすめの本。

  • CEOがいかに私じゃないかということがよくわかるけど、これまたCEOがふいているいる可能性もあるけどね。そしてこれはまあタイトルの勝利だよね。amazonで検索するときに うんこ 10分 だったし。キーワードは重要。

  • 今年一番良かった本。個人的な経験も重なり、終始涙目で一気に読んだ。

    著者は、トリプル・ダブリュー・ジャパンの社長。アメリカのバークレーに留学していた頃、引っ越し作業の途中に野外で、便を漏らしてしまう。そこから、便を作らない体になれないか、便の臭いを無くせないか、便をラップのようなフィルムで包まれて出てくるようにできないか等、様々な思考を繰り返し、便が出るタイミングを予測するという案に行き着いた。

    しかし、著者はバリバリの文系。そこで、アメリカで出会ったベンチャーキャピタリストや、同級生の力を借りながら、奮闘した。また試作品の作成については、試行錯誤を何度も何度もくりかえした。また、ウェアラブルデバイスDfree
    実現すれば、どれほどの人たちに役立つかや、尊厳ある生活のために、いかに自力で排便することが重要かを述べている。
    排便は誰もが行うし、高齢化や疾病の関係で、排便のタイミングがわからなかったり、失敗してしまうことがある人たちがいるため、ビジネス的にも成功するという確信をもってやっていて、非常に心を掴まれた。

    昨年あたりからDfreeのことは知っていて、できた経緯も記事か何かで読んで知っていたが、詳細なこと、苦労、思いが記された本書を読み、めちゃくちゃ応援したくなった。

  •  
    ── 中西 敦士《10分後にうんこが出ます: 排泄予知デバイス開発物語 20161130 新潮社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4103505311
     
     小は大事、大は小事 ~ 曽野 綾子+貝原 益軒 ~
     
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/B000J7LQ8Y
    ── 曽野 綾子《戒老録 ~ 自らの救いのために 19721110 祥伝社》
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q121456047
     
     食ロードマップ ~ 東海道五十三次(小節)の五線譜に表わす ~
     全長(腸)9メートルだと、約何時間かけて、消化・吸収されますか。
    http://q.hatena.ne.jp/1479404150(20161118 02:35:50)
     
    (20161130)
     

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10分後にうんこが出ます: 排泄予知デバイス開発物語の作品紹介

「排泄ビッグデータ」が人類を救う! ノーベル賞級の発明、ここに降臨。うんこを漏らして惨めな思いをするのは僕一人で十分だ! 起業を目指してアメリカ留学中、道端でお腹ピーピー大惨事を引き起こした若者が思い立ったのは、排泄時間を超音波で推定する画期的な機器の開発。ネットを駆使した仲間探し、身体を張った実験、危機一髪の資金調達……。笑いと涙と驚きに満ちた、開発ドキュメント。

10分後にうんこが出ます: 排泄予知デバイス開発物語のKindle版

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