か「」く「」し「」ご「」と「

著者 :
  • 新潮社
3.48
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本棚登録 : 5820
感想 : 399
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103508311

感想・レビュー・書評

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  • 5人の高校生が、特殊な能力を持つことを知らずに読み進めると、何がなんだかさっぱり???で始まってしまう。

    ↑や♠などの記号が見えるといったしかけは、小説よりもアニメや映画など、視覚の作品のほうが分かりやすく、感情移入出来るのでは?と感じた。

    特に盛り上がりがあるわけでもなく、最後にお互いの能力を知るわけでもなく…
    能力がなくても、自分は人にどんなふうに見えるのだろう、嫌われないかな…なんてこと普通に考えながら生きていかなきゃ生きないものだし、ん〜正直あまりオススメはしません。

    映像化されたら、見てもいいかな。

  • ナレーションがなく、すべて一人称。客観視するために複数人を主人公にしているのか。その割に章ごとに時系列が異なり、やや新鮮、やや変な印象

  • 他人の感情が可視化できる5人の物語。

    誰しも1度はこういう能力が欲しいと思うけど、可視化出来るからこそ各々が人間関係について悩み奔走します。
    ☆1.2

  • 私は大学生だけどちょっと苦手だったかな。
    だけど、色々思うことはあったので感想!

    5人みたいに人の心が少しでもわかってしまうと深読みして自分勝手に行動してしまうのかもしれない。実際に5人にも利己的だなあと思うことがあった。でも、自分が知らないだけで誰かにも5人みたいな能力があったら面白いな。けど、人間は何かしら秘密があった方が魅力的に見えるから、やっぱりそんな能力なんていらないかも!

  •  住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」という作品が印象的で、また、あらすじを読んで面白そうと思い、この本を手に取りました。
     この本を読み終えて、どの登場人物の気持ちにも共感できず、心を動かされる話ではなかったというのが正直な感想です。
     登場人物それぞれに、人の感情を知ることができる特殊能力が備わっていましたが、それがあるから故に様々な誤解を生んでいたのだと思います。ただ、5人みんなが他人を思いやることができる優しい人なのだなという印象でした。

  • 苦手でした。

  • 評判を聞いていて期待していただけに、残念。あっさりストーリーが進んでいて物足りない。大きな出来事とか欲しかったかな。それが学生には修学旅行とか文化祭ってことなんだろうけど。

  • 何をかくしてるのかとおもったら…。さすがにこれが5人全員ってのは、ねえ…。まあ、予想通りの方向に行くお話を楽しむのが流儀かと。

  • すごい。胸焼けを起こしそうなほどの青春と綺麗な心の若者。信じられないくらいのピュア人間!

    いや。私があまりに黒すぎるのか!?

    いるのか!?こんな風に心底思ってるピュアな若者!いるのか!?日本にいるのか!?

    まぁ、内容からその全てがファンタジーからんでそうですが、ほんとに胸焼けしそうなほどの綺麗事ばかりでした。

    まぁ、それはそれでいいだろうけど、ものすごいつまらない人生になるだろうな。この子達。と、どーしても思ってしまうのは波乱万丈大好きな私だけでしょうか。

  • しまった。ここのところ最後の1ページで、どんと感動的な展開みたいな本を読みすぎたせいで、全部読んでしまった。

    最初から最後まで高校生の男子と女子がひたすらうじうじする話しをおっさんが読んでいる場合ではなかった。

    住野よるさんこれまで面白かったから、この本も何かあるかなと思ったけど、多分本当に若い人が読んだら何か感じるかもしれないけど、心が汚れたおじさんには1ミリも響かない。

    いつもは面白くないと途中で読むのを辞めるので☆1つ何てないけど、この本は奇跡的に☆1つ。悲しい。

著者プロフィール

高校時代より執筆活動を開始。デビュー作『君の膵臓をたべたい』がベストセラーとなり、2016年の本屋大賞第二位にランクイン。他の著書に『また、同じ夢を見ていた』『よるのばけもの』『か「」く「」し「」ご「」と「』『青くて痛くて脆い』『この気持ちもいつか忘れる』『腹を割ったら血が出るだけさ』がある。カニカマが好き。

「2023年 『麦本三歩の好きなもの 第二集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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