水底は京の朝

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著者 : 岩下悠子
  • 新潮社 (2017年6月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103510413

水底は京の朝の感想・レビュー・書評

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  • 太秦を舞台に美山監督と脚本家の鷺森,寒川,女優の岸華子などが繰り広げる短編が5つ.どの話も謎かけがあり,それを美山がやっとのことで解決する流れだが,何故か不気味な通奏低音が流れている感じだ.第2話の一口(いもあらい)の由来を議論する件が面白かった.第4話で首飾りの姿をディプロゾーンだと美山が調べる場面の良かった.奇妙な読後感が残る作品集だ.

  • うーん、何が言いたいのか全くわからない。
    小難しい言葉をあれこれ用いて上手いこと書こういう作者の意思が、チラチラと見え隠れしてこの上なくうっとーしかった。
    監督と脚本家以外の人たちは良かったけど、主人公2人がどうにもわざとらしく受け入れられなかった。
    ただ、わけわからんなりにぞわぞわする雰囲気だけはあったので星は三つ。

  • 京都を舞台にした連作ミステリ。実に「京都らしい」要素がいっぱいです。ミステリとしてのネタはあまり派手ではないのだけれど。じっくりと書き込まれた端正な情景描写と、静かながらも惹きつけられる物語に浸れる一冊です。
    美山監督と鷺森さんの一見危ういような関係性も魅力的。二人の抱えた「秘密」については最初からなんとなくわかったけれど、それでも興味を削がれることはなく。最後まで物語に飲み込まれるような印象でした。
    京都らしいあれやこれやの要素もいいなあ。いかにも、な所じゃなくて、ひっそりとした知られざる名所、のような感じがします。全体としての雰囲気は地味なのだけれど。奥深いところまでじわじわ入ってくるような読み心地でした。

  • 若き女性監督の主人公は、連続ドラマの仕事で同い年の脚本家と組むことになる。
    慇懃だが心の隙間に手を伸ばしてくるような脚本家に対し苦手意識と同時に興味を持つ彼女。撮影現場での小さな謎に出会い解いていくうち、二人の関係性は徐々に変化していく。可愛らしくも迫力のあるベテラン主演女優、癒し系の大物脚本家など、癖の強いメンバーによって撮影は進んでいくのだが…

    含みをもたせた文体がちょっと鼻につくかな…
    監督が子供の時に出会った不思議な体験がバックグラウンドで響き続け、最終話で謎が明かされる。けど、なんとなくスッキリしない。

  • 京都の街並みを感じられてよかった。でも、私の好みの話ではなかった。

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水底は京の朝の作品紹介

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水底は京の朝はこんな本です

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