光抱く友よ

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著者 : 高樹のぶ子
  • 新潮社 (1984年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103516019

光抱く友よの感想・レビュー・書評

  • 親娘本ということで読んでみたんですが、結局この本に収録されている「春まだ浅く」の方にぐっと引きつけられました。精神的・肉体的に繋がると言っても親娘と男女ではまた違うのでしょう。でもこれが母親と息子だったらどうだったんだろう。松尾が男の子だったらまた違った結果になっていたかもしれませんね。母娘というのもなんと業の深いことでしょう。

  • またまた芥川賞受賞作。(第90回1983年) 

    んん~~文学少女の書く小説。

    受賞時は37歳。(ちなみに現在65歳。)

    少女じゃないけど、少女がそのまま大きくなったらこんな文章を書くオバサンになった、ってな感じ。

    情景描写に拘りがある。

    そして上手い。

    上手いのだけれども、しつこすぎる。

    長年書き溜めてきた描写を使いたくなるのは分かる気がする。

    でも、風景描写が多すぎる。

    あくまでも小説の中の人間の心情とリアリティーを持たせるために用いるものであるはず。

    でも、上手い。

    かといって心理描写が下手というわけではない。

    女性独特の五感を感じさせる。

    この本には短篇が3作収められており、女性同士の友情、母娘の愛情、男女の愛情を破綻なく書ききっている。

    もっと長編だったら、直木賞でも狙えたはずと思う。

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