ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編

著者 :
  • 新潮社
3.72
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本棚登録 : 2097
感想 : 135
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534037

感想・レビュー・書評

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  • 知り合いに勧められて、ものすごく久々に村上春樹本を読むことに。
    面白いとおススメだったのですが・・・
    どうなんだろう。少なくとも気持ち悪い感じは、ノルウェイの森と同じ。
    文学とか言われている割に、妙に性描写とかが多くて、
    さらに今回は戦争まで話題が絡んでいるので、
    読んでてあまりいい気分にはなれません。
    続きが面白いことを願うばかりです。

  • わたしにとって最も重要なのは村上春樹の紡ぐ物語から得られる、ことばに変換しにくい「なにか」であって、それはどんなに知識や論理を身につけても言語化し得ない、してはうそになってしまうもので、どれだけ迷って、わけのわからないことをしたって、いちばん自分に必要なもの、大切なものはこれしかない。そう確信した。深い混迷のなかのひとすじの光。そんな存在。

  • (2013年4月30日読了)
    クロニクルとは、年代記。
    全てを読み終えて、全てが始まりのような感想を持つ。登場人物達は何処かで繋がっているのに、物語はそれぞれ、主人公の中だけで繋がっていた。
    この本が何を訴えているのか、私にはわからない。データベースのあらすじを読んで、そうなのかと思ったけど、作品中にそのような文章が果たしてあっただろうか。泥棒かささぎは登場していたのだろうか。でも、それぞれの物語には引きつけられる。
    第二部があるので、物語は続いているのだろう。頭の中の疑問の答えを探す為にも、是非読みたいと思う。
    無機質な日常、冷酷な拷問、伊坂さんはやっぱり影響を受けておられるようだ。

  • 読み返している。

    僕は女を取り戻さなくちゃならないから。

  • 「僕」とクミコの家から猫が消え、ねじまき鳥が世界のねじをまくことをやめたとき、平和な郊外住宅地はそこしれぬ闇の奥へ静かに傾斜を始める…。
    「ねじまき鳥クロニクル」三部作の第一部!

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/NP09409402

  • 素直に面白かった。
    朝から拷問シーンの部分を読んでしまって気分悪くなったが、読み終えた後も謎だらけで次巻が早く読みたい。

  • 再読。8年振り?

  • 出て行った妻を取り戻そうとする話。
    ありきたりな設定にも関わらず、想像もつかない展開。
    ノモンハンでのエピソード、ディテールの細かさには村上春樹の知識の広さを感じる。
    村上春樹の作品は一貫して、自分を取り戻すっていうイメージ。
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  • *図書館貸出

  • 2012/11/11読了。
    まだ序盤なので、最後まで読み終わってから感想を書きたいです。

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著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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