少年カフカ

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著者 : 村上春樹
  • 新潮社 (2003年6月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534150

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有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
有効な右矢印 無効な右矢印

少年カフカの感想・レビュー・書評

  • 少年マンガ風の装丁で、ホームページで著者と読者が行った1000以上のメールのやりとりが掲載されています。もちろん「海辺のカフカ」についてです。

  • 12年掛かって読了。あぁしんどかった。

    「海辺のカフカ」は1週間ぐらいで読みましたが。その間に子どもが産まれて五年生になり、水丸さんもお亡くなりになりました。

    さて、ホームページの続きを読むことにします。

  • 一週間以上この本にかかりきりでした。
    500ページほどあるB5サイズの本のうち、450ページくらいが5段組!
    どんだけ文字数があるんだ。
    2週間で読み終わって図書館に返せるのか。

    残業やら、休み時間に食い込む会議やら、飲み会やらの妨害工作に真っ向から立ち向かいつつ、なんとか8日で読了しました。すみずみまで。

    実は私、村上春樹が苦手。
    これだけ多くの読書好きも、普段本を読まない人まで村上春樹の本は読む(買う)というのに、どうしても村上春樹の本のまえでは足がすくんでしまうのです。

    というわけで、世間の皆さんはどのように村上春樹と対峙しているのか。

    苦手と言いつつ何冊かは読んだ本の中で、「海辺のカフカ」は比較的面白く読めたのです。
    ところが私の読みかたなんて、全然ですよ。
    皆さん深い深い。
    そしてすぐに何度も読み返すのですね。もっと違う読み方ができるのではないか。
    この読み方で合っているのか。
    こんなに何度も読み返すのは村上春樹の本だけだ。

    今でこそ図書館本が中心の私はあまり再読ができなくなりましたが、何度も読み返す本はたくさんありますよ。
    逆に皆さんが村上春樹の本以外は一度読んで読み捨てらしいところにびっくりでした。

    村上春樹自身は、読書というのはパーソナルなものなので、好きなように読んでくださいと書いています。
    でも、実は小説のつくりとしては結構計算して創り上げています。当たり前なのかもしれませんが。
    どのように読んでも、自分のことと受け取れるような、読者の思いを込められるような余白を含んだ作り方をしているんだと思います。

    今の売れ筋の本は割と似たような表紙、似たような装丁、似たような設定、似たような感想があふれています。
    読書はパーソナルなものですから、ひとりでコツコツ読むことはできますが、やはり感想を言い合って「わあ、わかる!同じ同じ」と感想を共有したい気持ちも出てきます。
    そこでジャンル小説などは同志を集めやすいように、似たような作りにしているのかなと思ったりもします。

    しかしハルキストの皆さんは村上春樹の小説を読んで「これは自分のことを書いた小説だ」と思い、この小説を本当に理解できるのは自分だけだと思ってしまうようなのです。(何人かのハルキストさんからそう聞きました)
    そして心の奥深くにその読書体験を大事に抱え込むのです。
    だから自分の分身のように大事に大事に何度も読み返し、違う読み方(間違った読み方)をしようものなら、キッとまなじりが吊り上ってしまうのでしょう。

    ああ、私が苦手だったのは、村上春樹の作品ではなくてハルキストたちの姿勢だったのか。
    むしろ彼の小説に向かう姿勢、読者に対する姿勢には好感を持ちました。

    同じくネットを介して読者と直接対話をする作家として、森博嗣がいます。
    彼と村上春樹は作品に対する姿勢は真逆のように見えますが、読者に対する距離感が実に似ていて面白いなあとも思いました。

    だからと言って、村上春樹アレルギーが治ったわけでもなさそうです。
    決して嫌いではないのです。でも好きというわけでは全然ない。
    そのくせ興味津々で。
    一体このわけのわからなさはいったいなんなのか。
    これがもう、村上春樹に取り込まれているということなのでしょうか。

    多分違う。
    だって今、我が家に未読の村上春樹の本があるけど、まだ当分は読まないと思うもの。
    いつか時が充ちて、読める日が来るとは思いますが、今はまだ。

    なんらかのコンプレックスが刺激されるんだよね、なんとなく。
    ハルキストたちの侮蔑の目がトラウマに…。
    っていうか面倒くさい。
    私の感想はセーフですか?アウトですか?って見えないハルキストに問いかけるのが。
    ... 続きを読む

  • 大好きな本に対しての、こんなに愛に溢れた一冊が世にあることに感謝です。カフカのことも、村上春樹やその読者の方々のこともよりいっそう大好きになりました。

  • さすがにメール応答はぜんぶ読まなかったけど、それ以外はほとんど読んだ。

  • 参加したかった

  • 大手書店で在庫切れしてたので慌ててアマゾンでポチる。一度読んだけどかなりのボリュームなのです。

  • 自分の投稿が載った本。HPでも盛り上がりましたね。
    いろいろな感じ方を知って興味深かったです。

  • オマケにしては、ちょっと量がハンパないし玉石混合だよ。ほとんど石だし。途中で断念。

  • 『海辺のカフカ』についての作者と読者によるコミュニケーションです。いろんな意見に真摯に応える作者に好感が持てます。

  • 海辺のカフカを中心とした、読者と村上春樹さんの談話集

    様々な意見が見れて面白いです。この作品・作者に思い入れがあるならネットで話すより深い意見のやりとりを見れて良いと思います。

  • 「海辺のカフカ」を楽しく再読するためにちょこちょこと読んでいます。どんな質問にもしっかり答えている作者の力量と情熱と優しさを感じます。

  • 自分と村上春樹さんはある部分で似ているところがあるのか、彼の考え方、価値観は実生活上、あるいは大げさな言い方をすると自分の生き方を考える上でとても参考になることが多いです。そういうものがてんこ盛りのこの本はある意味バイブルです。

  • 春樹氏の長編が好きだけど、最近はこういう生の言葉を読むのが好き。ふらっと書いているようで、印象に残るフレーズも多い。
    彼の小説への真摯な姿勢、生き方 考え方 と共に
    村上ファンの雰囲気も感じられて、面白い。

  • 「海辺のカフカ」は初版を持っていて、「すかいらーく付き」、「(大島さんの)免許証つき」です。みたいなことをネットでわいわいやっていた時から(つまり本になる前から)愛読しました。それと、当時「34歳、内科の医師」だったんですが、僕のメールが2つ収録されているのもポイントです(すみません、自慢です)。

  • カフカくんを考えた。

  • 単純に読んでて飽きない。

  • 「海辺のカフカ」が面白くて勢いで買ったんだけど・・・

    正直
    本編よりこっちの方が好きです。

    意外と村上春樹いっぱい読んでたんだなーと思いました。

  • 適当にぱらぱら開いて読んでるのでどれだけ読んだか分かりませんがこう言うメールを見て思うのはみんなそれなりに生きているんだなーということ。身近に春樹の読者はあんまりいないですがひょっとしたら自分の隣にいる人もこんなこと考えてるのかなーとか思ったり。
    それで、同じ考えを持ってる人がいるとすごい安心する。「それでいいんだ」って。逆に「そういう生き方もありなんだ」っていうこともあるし
    最近読んで印象的だったのは象徴的な意味での「親殺し」について。子どもは親に養われることによって否応なくある程度親に「決定される」、その過程で子どもは心のなかで「親殺し」をして自我を確立していくんだということ。たぶん私も、カフカくんも、質問者の息子さんも、春樹さんも同じように考えていたことでそれが決してとくべつなことではなくある種のイニシエーションだということ、そしてちゃんとした言葉にしてくれたことでずいぶん私は救われたと思う

  • 読者側にいる皆様の感想を聞けて大変面白かったです。

    発売当時はそんなにネットを利用しておらず、現在のようにレビュー等をほとんど読んだことがなかったので、新鮮でした。

    そしてなにより、村上さんの読者への返答が適当であったり、真摯であったり、本当に魅力的な人だなと思いました。

    単純に笑えます。

  • 昔、友達の家で見つけてちらっと読んだ。で、最近買ってしまった。「素人のメールの何が面白いねん」という兄のつっこみも正しいとは思いつつ、読んでいて非常に楽しい。カフカをまた読み返したくなってきた。そしてハルキ好きの友人たちと作品の話をしたくなった。しかし、案外この少年カフカなる本、読むのにけっこう時間がかかる。ボリュームがあっておなかいっぱいだ。

  • 『海辺のカフカ』の読者による感想や質問に村上春樹がひとつひとつ丁寧に答えてものを書籍化したもの。

    凄く分厚いです。カフカが好き、村上春樹が好きという人しか買って読まないだろう、と思います。またネット企画して欲しい!

    中には「営業目的なのですか?」「読む前から内容分かるから読む気になれない」というのもあって、「ただ純粋に読者の意見が聞きたかった」「話の筋の流れの上で重要ではないことしか情報は流していない」と答えていらっしゃいます。“なんて失礼な”と思う質問でも丁寧に答えて「ありがとう」と言っているのが、素敵です。

    好きな文章

    いつまで書けるか、これから何冊書けるか、それは神様でないとわかりませんが、僕としては一冊一冊、丁寧に気合いを入れて集中して書いていく、これしかないですね。(Reply to 98)

  •  村上春樹の期間限定HPに送られたメルに、返事を書いた(出した)やつ。1200通以上あります。読むのに、めっちゃ時間かかりました。
     批判的なメルもしっかりとりあげ、それに感情的にならず、自分の姿勢をつらぬく返事を書くあたりは、えらいなぁって感心する。海辺のカフカが、タフな15歳の話だったので、よく「タフ」という言葉が出てたけど、私もタフになりたいのぉと思う。
     レタスとリンゴとセロリのサラダはここで紹介されてました。シンプルで、美味しかったです。

  • 本屋で発見。
    ちなみに村上春樹読んだ事無い。

  • 発売当時買いそびれてしまい、ずっと欲しかったけど絶版であきらめてたら、最近再販されてたんですね。ネットで見つけてすごくうれしくて即購入。村上さんへの質問系の本は大好きなのでおもしろかった。カフカを読んでからずいぶん時間が経っていてカフカのことをよく覚えてないので再読したくなった。

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