- Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103534297
感想・レビュー・書評
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挿絵が良いね。
絵本みたいに読める。
手軽に読める村上春樹。
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なんだかよく分からない不思議な話ですが、すらすらと読み進めることができました。
包丁を持ってパン屋を襲おうとするという、普通ありえない行動から、違う世界の話の様に思えましたが、『再びパン屋を襲う』で東京の地名が出てきて、そのことにさらによく分からない不思議さを感じました。
『パン屋を襲う』では、(おそらくわざと)とてもくどく描写されているシーンがあり、思わず笑ってしまいました。 -
イラストが村上春樹さんの世界観と合っているかは分からないが、素敵なイラストにテンションが上がる1冊。
『パン屋再襲撃』には何度も読み返したくなる中毒性があり、話の全体を通して漂う倦怠感の様なものに浸るのがクセになる。
短編2編とイラストに彩られた、本棚に置きたいオシャレなアートブックだ。 -
マクドナルドは…パン屋なのか…???
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ジョンレノンの死が飢餓感を作り、一つの小説になったということか
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パン屋を襲う 単行本 – 2013/2/1
マクド襲撃だったのか・・
2013年10月29日記述
村上春樹さんの1981年のパン屋襲撃、
1985年のパン屋再襲撃を
カット メンシックさんの絵もつけての改題して本。
再びパン屋を襲う・・はパン屋じゃなくてマクドを妻と襲うことになる。
ドリンク代は支払っている辺はこだわりなのか。
題名がマクド襲撃にしてしまうと前作との繋がりがわかりづらいから仕方ないか。
今回の本の表紙がドナルドであるのには読む前不思議だった。
今は納得。
村上春樹はアフターダーク、ねむりと続いて今回で三冊目。
未だにその文学の難しさは感じる。
理屈や論理でどうこうのという世界でないのは分かる。
普段本や小説を読まない人が急に読書するとなって村上春樹は敷居が高いとは思う。
カット メンシックさんの挿絵は村上作品のイメージをわかりやすくするのに良いと思える。 -
不思議な世界観は尚更のこと、短い話の中で繰り広げられる『くどい!』と言いたくなるばかりの表現に圧倒される。
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相棒が手を引いた。肩を組んで突進したけど、相棒じゃない。振り払おうとはしなかった。
けど、今思うと何故かしなかった。勢いが凄くて、という訳でもないような気がしてた。
血液の流れは止めてはいけないと思うのと一緒だ。
僕が疑問を持たなきゃ、あらぬ方向にいってしまったことにも、気付かなかった。
主人公の印象を間主観的に捉えてメモしたかったんですけど、多分出来てると思います。
不明瞭な響きが残ってしまった人は、気にしないで下さい。それは血液の流れです。 -
すき✌️