騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103534327

感想・レビュー・書評

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  • それほどぶっとんだ空想話でもなく、村上作品としては比較的読みやすい部類に入ると思う。

  • イデアが何かすら知らん。調べた。
    突然離婚を切り出され、長旅に出る。まだ妻に気持ちがあるが、生徒と不倫。大して知りもしない近所の人のヤバい頼みをするんと承諾。
    不可解。
    絵を言葉にするのがうまいなぁ、と思いましたとさ。

  • 騎士団長をはじめとして各キャラクターに魅力は感じました。
    設定も面白く、後編はどうなるのかと期待させられました。しかし、…………。

    それにしても村上春樹さんの小説の主人公は、お金や女性に困らない人が多い気がします。

  • ん~~まだ謎だ。どういう風になっていくんだ。

    とても読みやすい文章なんだけど、普通じゃない状況にいつの間にか陥ってる。
    淡々と毎日を過ごしているようで、普通じゃ起きないような事が多々ある。それが村上さんの小説だ。

    人妻との関係も必ずだね。

  • あまり好きではないけど続きが気になりどんどん読んだ。
    やっぱりよくわからんな

  • 最近村上春樹を読んでいないので図書館で借りて読んだ。いつもの見覚えのある世界と文体。しかし年齢を重ねてその意味するところをより理解できている気がする。一方でなんだかつまらないなと初めて感じるところもある。

  • 永遠という時間。それは今この瞬間も継続して体験しているものにしか分からない時間。人生100年と言われるこの時代。それは人にとって適切な時間なのか。それとも長すぎるのか。短か過ぎるのか。あるいはいずれの全てなのかもしれない。

  • 1Q84を積読にしたまま、読まずにいるので、久しぶりの村上作品。
    まだ独特の世界観が掴めないのか、ペースがいまいち。第1部では、話の展開がどこに向かっていくのか、全く分からないので、第2部に期待。

  • 騎士団長いいね

  •  前半の200ページあたりまで度々でてくる主人公の絵の描き方にぐっときた。実際的な技術ではなく視覚的記憶を画材を通してどのようにキャンバスに移し替えるのかというイメージでありその描写が緻密であった。物語そのものは免色の肖像画を完成させる事によって騎士団長や白いスバルフォレスターの男、秋川まりえや秋川笙子が登場したりして動きはじめる。雨田具彦が自分自身のために騎士団長殺しを描いたように主人公である私が今までと違った肖像画の描き方をすることによってどのような変化を遂げるのだろうか。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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