私の本棚

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制作 : 新潮社 
  • 新潮社 (2013年8月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103540229

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私の本棚の感想・レビュー・書評

  • 珍しいので酒井駒子さん目的で借りる。それにしても表紙が上品でうっとりしてしまいます。本棚についての23人のエッセイ。(yom yom1~23号に掲載)


    読むと誰もみな本への愛情が深く、本棚へのこだわりも相当強く、ところどころ載っている本棚の写真をじーっと見入ってしまいました。素敵で気合いが入っている。さすが本に関係している方々だけあって所蔵数も万単位。


    床が本でいっぱい。増殖、浸食。本が崩れる。床が抜ける。本棚を買っても買っても本で埋まってゆく。至るところに本棚、本。家の主人は人なのか本なのか?不毛な戦い。そして新天地を目指して転居、または新築。夫婦喧嘩勃発、離婚寸前、実際に離婚などなど………各エピソードがかなり面白かった。


    くくく…と笑いながら読んでました。子どもに「母さん本読みながら笑うとこわい…」「キモイ」と注意されたり。。。


    南伸坊さん、井上ひさしさん、都築響一さん、あたり可笑しくってたまらなかったし、並べて測ってしまった小野さんには脱帽した。児玉さんの本への愛は深く深~い。


    ハヤカワポケットミステリが数回出てきたり、小中学で文豪とか…すごいなぁ~と驚きが多かった。


    古書店の主人には買い叩かれ、所蔵している本の行方や寄付先、トラブルなど、本の数が多ければ多いほど苦悩も多いのね…と知りました。


    新築に備え付けの天井まで届く、しっかりした本棚に梯子を…というのが私の夢だけど(無理だけど)、数が多いと梯子の上り下りだけでヘトヘトになるらしい。(ヘトヘトになってみたいー。)


    南さんの本を並べ替えるのが趣味というのが一番しっくりきた。読んでよかった。

  • 「本棚」についてのエッセイ。
    存じ上げない方については調べつつ。
    いかにも、な文章を書かれていた小野不由美氏だったり、池上氏だったり、鹿島氏だったり。行間から本に対する愛情が溢れる児玉清氏だったり。本好きの悩みは、変わらぬもの。楽しく読みつつ、我が部屋の惨状を憂える。本棚を増やすのもまた、……。

  • 児玉清、赤川次郎、小野不由美、内田樹、池上彰など23人の読書家が、増殖し続ける自分の本との格闘や本棚についての思い入れなどを語っている。もちろん本について語られているのだが、あくまで主体は本ではなく、本棚についてというところが面白い。本棚をどのように整えるか、整えないかというのはそれぞれの本に対する考え方や思い入れなどを表すものだということがよく分かって大変興味深い。それぞれの本棚の写真が掲載されているのも楽しい。

  • 様々な業界で活動する著名人の本棚にまつわるエッセイ集。

    そのものずばり自分の本棚について、過去の記憶の中にある本棚、その本棚にまつわる何がしかのエピソード、本棚とあまり?関係のない本や本人に関するエピソード等々。

    本を読み文字を書く方々はやはり面白い本を知っていたり面白いエピソードを持っていたりする。

    軽い読書案内本としても読める。

  • むろん自分の本棚ではない
    むろん自分の蔵書でもない
    でも なんでしょう
    この わくわく感
    この そうそう(うなづく)感

    時折 知人の家に寄せてもらって
    その本棚を見せてもらったときの
    あの ほぉーっ
    あの へぇーっ
    こんな愉しみが
    本好きの愉しみなのですね

    その「愉しみ」を本の形にすると
    こんな風になるのでしょう

  • 本棚って魔物である…。
    増やしたそばから本が増える苦悩は、本好きならみな同じ。

    池上彰さん、内田樹さんのお話からは、やはり親の影響は甚大だなと改めて感じる。
    磯田道史さんの初の夫婦喧嘩は、何回読んでも笑ってしまう。

  • 23人の読書家が、本棚について語ります。新潮社の雑誌『yom yom』に掲載された小話が、本としてまとまりました。児玉清さんの本への愛が、熱いです。

  • ブログに掲載しました。
    http://boketen.seesaa.net/article/406699869.html
    ふつう「私の本棚」というタイトルは「私の本棚にはこんな本が並んでいる」という話だなと思わせる。
    ところがこの本は、本を片付ける・整理するための本棚それ自体のお話し。新潮社の小説誌『yom yom』(ヨム ヨム)に連載されたエッセイをまとめたもの。
    ものを書くことを仕事にしている人たちは、ごくふつうに何千冊、何万冊もの本を所蔵する。恐ろしいことだ。
    筆者のひとり井上ひさしは、本の重みで建売住宅の床が抜けた体験を書いている。その後、生まれ故郷の山形県川西町に「遅筆堂文庫」が誕生し、寄付した蔵書が二十万冊という。想像を絶する。
    小野不由美は蔵書の背文字が見える本棚をつくるために、各本の背幅をはかり総延長「43万8400ミリ」(400メートルトラック一周分)という数字を割り出した。そしてそれだけの背幅の本を収納できる書庫・本棚を作った。すごいとしか言いようがない。単行本の背幅は通常25ミリくらいだから、単行本換算で1万8千冊くらいか。

  • 2013.12.25市立図書館
    新潮社の文芸誌『yom yom』に掲載されたリレーエッセイらしい。
    蔵書家の苦労話。
    あるある、と共感する。そこまで、とたまげる。その手が、と感心する。
    文庫化されたら買おう。

    小野不由美、椎名誠、赤川次郎、児玉清、南伸坊、井上ひさし、荒井良二、唐沢俊一、内澤旬子、西川美和、都築響一、中野翠、小泉武夫、内田樹、金子國義、池上彰、田部井淳子、祖父江慎、鹿島茂、磯田道史、酒井駒子、福岡伸一

  • 小野不由美さん目当てだったけども、どの方の文章も興味深く面白かった!
    溢れる蔵書との闘い、それぞれの付き合い方、読書の思い出。他人の、しかもその点に関してハイレベルな人の本棚をのぞくのは楽しい。本好きって、異常なまでの知識欲がある。雑多な…
    全員がものすごい読書量で、感心しっぱなしでした。これだけ持ってると、本に対する気持ちも凡人とはなんとなく違ってくるだろうな。
    天井まである本棚とか、暖炉と安楽椅子のある書斎とか、本専用の部屋とか、に憧れる。

  • 侵食されつつあるマイルーム....

  • わたしの夢は美女と野獣に出てくる天井までずらーっと並ぶ本棚をもつことです。
    本棚にまつわる作者たちの想い想いが詰まった一冊

  • 「yom yom」の連載が一冊になるようですね。

    新潮社のPR
    「本棚〉は宝物、憧れ、小宇宙、そしてほんとに厄介──。椎名誠・西川美和・池上彰・小野不由美など23人の本棚にまつわるいい話。 」

    下記で児玉清「To be or not to be」立ち読み出来ます。
    http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/200711/index.html#

  • いろんな人の本棚話、なかなか面白い笑
    自分だけでは普段絶対に触れない世界を一気に垣間見ることができる。

    やっぱり本棚問題はどこでも起きるものなのですね笑

    寄稿者の中に金子國義さんもいて異質な存在だなと思ったけど
    やっぱり内容もほかの人たちとは趣が違っていて面白かった。
    彼のアトリエは自分の好きなものだけで構成されていて、
    何がどこにあるか完全に把握していた。

    登山家の田部井淳子さんの話では登山への荷物の中に本があるのにとても驚いた。
    当たり前に囲まれて暮らしてるとわからないけど、活字も飢えるものなのか…。

    祖父江さんのピノッキオ本棚も面白い。ひたすらピノッキオだけを集めた本棚なのだ。言われてみるとたしかに本当のピノッキオの話がどんなのか知らない。「むかしむかし…ただの棒っきれがありました」なんて始まり方、面白いじゃないか笑 ちょっと今度読んでみようかなと思った。日本向けに話がやわらかくされてないものを探して。

    本棚の写真綺麗だなーと思った鹿島茂氏の書庫が撮影スタジオ化されたものとわかって着眼点に驚いたwまさに「愛人に少し稼いでもらう」だ笑

    私は断捨離を機にこの本棚に入るだけの精鋭にしようと模索中です。そして大体は図書館で借りて済ませています。図書館で借りて読んで気に入ったら買おうってのも試してみたんですけど、読み直すより次の本へ行きたくなってしまう性分と気づいてからは大切なところはメモして買わないようにしています。そしたら趣味の本ばかりになりました笑

    稀覯本 きこうぼん 滅多に見ない珍しい本
    博覧強記 広く物事を見知ってよく覚えていること。広く書物を読みいろいろ記憶していること。
    母堂 他人の母に対する敬称
    明窓浄机 めいそうじょうき 明るく清らかな書斎
    俗情 世俗のありさま。世間の事情や人情。俗事にひかれる気持ち。名利にとらわれる心
    袖珍本 しゅうちんぼん 馬上本ともいう。ポケットのなかに入れられるほどの小型で、携帯に便利な判型の本の総称
    判じ物 ある意味を、文字・絵などに隠して示し、それをあてさせるなぞ
    逍遥 あちこちをぶらぶら歩くこと。散歩。そぞろ歩き。
    アレクサンドリア図書館 紀元前300年頃、プトレマイオス朝のファラオ、プトレマイオス1世によってエジプトのアレクサンドリアに建てられた図書館。 世界中の文献を収集することを目的として建設され、古代最大にして最高の図書館とも、最古の学術の殿堂とも言われている
    テンペラ画 イタリア語『Tempera(テンペラ)』の語源は、ラテン語の『Temperare(テンペラーレ)』で、
    「混ぜ合わせる」という意味。顔料と卵を混ぜあわせた絵具で描いた絵画のこと
    碩学 せきがく 学問が広く深いこと。そういう人。大学者。碩儒
    紀要 大学や研究所などで出す、研究論文や調査報告書などを載せた定期刊行物

  • 著名人による本棚の紹介をしている本。
    おすすめの本じゃなくて、自宅の本棚の紹介をしている誰得感が面白かった。
    わかるわーという話もあれば、まじかっという話もあって楽しめた。
    皆本が好きで本の置き場に困っていることだけはすごい伝わってきた。

    そういえば、本書を読んでいて、本棚を整理したくなったので、本棚の中にある本を一通りbooklogに登録してみた。実家の本棚とかはほったらかしだけど。

    小野不由美
    余白のなさが最大の抑止力。
    ……入れるスペースがあると思うと、つい買っちゃうんだよな……。

    赤川次郎
    小説は単に「時代を映す」鏡ではない。
    「時代を超えたものを映す」鏡でもあるのだ。

  • 期待が大きすぎた。これを楽しむには私の教養が足りない。

  • 本の紹介本かと思いきゃ、本棚の紹介本。こりゃ珍しい本だ。ともすれば、自分の本棚の自慢で一方的、自己満足的話になり読む人を選ぶと思う。が、本好きな私は勿論本棚に関心がある。

    23人による、自分の家の本棚紹介。「小野不由美」女氏の本棚は特にイイネイイネ。本好きにはたまらないねと想像するのが楽しい。

    しかし、現実そんな大きな本棚を持つことは出来ず、あまり所有欲も無いため(最近は読み終わった本は図書館に寄贈している)小さな本棚を使っている。

    自分の本棚を改めて覗いてみると

    ・ハードカバー
    羊をめぐる冒険
    カーネギー 人を動かす
    最後の物たちの国で
    百年の孤独
    夫婦の経済学
    7つの習慣

    ・文庫
    国境の南、太陽の西
    九月の四分の一
    ダンス・ダンス・ダンス
    風の歌を聴け
    利休にたずねよ
    半落ち
    酔って候
    三度の海峡

    ・漫画
    ヒストリエ 1巻~9巻

    その他料理本が何冊か。積読、多読を減らして「いいな」と思う本を読む時間を増やすべきと思っているが、まだまだ道半ば。

  • 『私の本棚』なので、
    著名人たちの愛読書が披露されているのかと思いきや、
    なんと『本棚』そのもののお話でした。
    いや~、でも面白い。
    キチンと並べたい派、雑然と収納したい派、積んどく派・・・本棚に関する拘りは数々あれど、
    皆さん共通する悩みは、本棚から溢れた出す本の始末。
    本棚がいっぱいになったからと新しい本棚を購入しても
    すぐにそこからも溢れ出し、本は増殖を続けてしまうものらしい(笑)
    本が増えるのがいやで、図書館派の私には
    うらやましいやら気の毒やら。。。
    自分の本当に気に入った本だけをキチンと収めた本棚がいつか私もほしいなと思うのでした^^

  •  たくさんの本をきちっと並べて置ける書斎がある、というのが実にうらやましい。某氏が「各人のキャパの範囲で、本はいくらあってもよい」と指摘していたが、その通り。と思いつつ、写真にあるような見事な書棚を見ると、嫉妬してしまう・・・。前後2列に並べるのは当然として、天井まで積み、そして床に横積されて、下の方がとりにくくなる。面白い本を見つけて買ったら、家におもいっきりあった。皆様、同じような経験をされているのだなあ、と。その辺は実感としてわかり、親近感があった。

  •  23人の著名人の本棚にまつわるエッセイ。椎名誠、赤川次郎、児玉清、ほんの重さで家の床が抜けた話が秀逸な井上ひさしまで、一つひとつが本棚、というより人生が垣間見えるから不思議だ。本の趣味を聞くと、相手との相性がわかるかもしれないな。
     全員に共通するのは、本棚にある本が、今の身体を形作る一部または大部分と感じていることだろう。作者に時間を託す行為である読書によって、その内容や本棚そのものは、まさに自分の中にある。
     エベレスト女性登頂者の田部井淳子さんの、本棚は「読書のベースキャンプのような場所」という表現するは素敵だなと。どうやら自分は棚が好きらしい。特に、本棚は。

  • 人様の本棚ってどんなに面白いかなーと思って読んだら、期待したほどでもありませんでした。

  • 本好きの苦労と本好きの幸せ。

  • 偶然手にして、十二国記の著者・小野不由美さんの本棚のことを知りたいと思い、図書館で借りた。

    様々な著名人23人の本棚についてのエッセイ集。

    小野不由美さんも、「自分ち」やら「どんなん?」という言葉を使うのか、と意外に思い、勝手に親近感を感じてしまった。
    小野さんにかぎらず、登場する著名人はみな膨大な蔵書を持ち、悲喜こもごものご様子。
    椎名誠さんの「消える本箱」という文章がSFのようだけれどもありそうで、おもしろい。
    南伸坊さんのいう、本棚を見て自分の興味のある傾向を知ることができて嬉しい、という気持ちはわかる。
    一方で、都築響一さんのいう、「ほんとうに必要なものならば、かならず探し出せる」、必要なのはフットワークだ、という気持ちもわかる。
    だから私は、現実の私の本棚を私なりに調節して、ブクログを利用している。
    (広辞苑・研究社の英和辞典、特別な一冊を持つことは、私にとって届かない憧れ。村上春樹さんも期間限定HP「村上さんのところ」〈http://www.welluneednt.com/entry/2015/01/26/180100〉で無人島へリーダーズ英和辞典を持って行くと回答している。私はジーニアスしか使ったことがないのだけれど、そんなにいいのかな? 確認してみよう。)
    そして、中野翠さんの指摘するように、私の現実の本棚は「祭壇」に近い。
    仕事と興味をあえて近くしたけれど、私の本棚もこれから変わっていくのかも。
    数年前、練馬区立美術館のグランヴィル展に行き、そのコレクションは鹿島茂さんという仏文学者のものと知った。
    今回その鹿島茂さんの古書収集についての話もあって、借金もしたという裏話的なことを知ることができて興味深かった。
    他にも、流し読みした登山の本の田部井淳子さんも登場してこういう人なのかと知ったり、酒井駒子さんの本棚に私も好きな『みどりのゆび』の背表紙を発見して嬉しかったり。
    こういう、「繋がった」瞬間が好きだ。
    全体的に、少年期に普通以上に読書をしてきた方々なので、その話が羨ましかった。
    時代のせいもあるだろうけれど、私はあまり本を読んでこなかった。
    今が楽しいけれど、やっぱりコンプレックスだなぁ。
    『若草物語』・『飛ぶ教室』(内田樹さん)、『ピノッキオ』(祖父江慎さん)、早めに読もうっと!

  • 作家の本棚について語っている。
    私もどんな本棚を買うか迷う。

  • 今年も何度か処分したが、結局根本的な解決にはつながらなかったなと思いつつ、読んだ。

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私の本棚の作品紹介

本好きにとって、本棚は宝物、憧れ、宇宙。そして、本棚はほんとに厄介――。ずらっと揃った文学全集や、愛おしい本だけを並べた棚など本棚の思い出は人それぞれ。でも一番の悩みは、溢れる本との長年の格闘―― 小野不由美・椎名誠・児玉清・南伸坊・井上ひさし・荒井良二・西川美和・中野翠・内田樹・金子國義・池上彰・鹿島茂・福岡伸一など23人の読書家による、本棚にまつわるちょっといい話。

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