河童の手のうち幕の内

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 54
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103568025

感想・レビュー・書評

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  • 旅シリーズでファンになった河童さんの本。
    これまで覗いたシリーズを読んだことのある方なら、少し見覚えのある内容が多い。
    そして、期待したより文字が多く、ところどころ、退屈してしまったが、恐らく河童さんへの期待度が高すぎたためで、つまらない本ではないので、★3つ。
    河童さんの名前の由来、そして私の愛する故郷でもある神戸への愛情、少しショックだった浮気を繰り返した若かりし話など、確かに幕の内な話が多い。

    巻末の俯瞰図の書き方は、非常に面白い。

著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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