河童が覗いたヨーロッパ

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 163
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103568049

感想・レビュー・書評

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  • 絵が上手なこと‼️

  • ・1/22 読了.US$1が360円ぐらいの当時の旅行記なため、宿泊代は参考にならないけど、ヨーロッパなのにホテル代がめちゃくちゃ安い.EUじゃなかったからか?昔の2000円は高額だったからか?それにしてもよくこれだけ安宿に泊まり続けたものだと感心した.

  •  宿泊先の部屋の見取図、列車の座席の様子や、車掌さんの全体像など、たくさんのイラストがあって見ていて楽しい。

     写真と比べればもちろん情報量は少なくなるけど、イラストは描き手の興味に合わせて、よりくっきりと対象の特徴を表してくれるので、文章と合わせて読むととても魅力的に感じられた。

     好奇心旺盛な著者ならではの観察力で語られる内容も面白い。

  • 面白い本、この見事なイラストを観ると、自分が旅を続けている感覚になるから不思議?

  • 目の付け所が、「バスルームのビデ」「窓」「安宿の間取り」と全部独特で面白い。国際列車の車掌さんのスケッチも面白かった。
    本当はこういうところを見るのが旅の楽しみなんだと思う。

  • かなりまえに出発されたものだけど、熟読してしまった。ヨーロッパってこうだったよなあ、と思うことしきり。すごいなあ、河童さん!(実は高校の大先輩。) 私もこんなふうに長旅ビンボー旅行したい。

  • 高校時代から気になりながら読んでいなかった妹尾河童。やはり私の好きなテイストでした。ソ連、西ドイツの時代で、日本も随分変わっただろうが、当時の諸外国の安宿の様子は旅人気分、タイムトリップ気分でワクワクする。

  • 所在: 展示架
    請求記号:293.09||Se72
    資料ID:09930821

  • もち、オモロイです!

  • 昔文庫で持ってましたが、単行本で読み直し。イラストの部分など、やはり大きめの絵の方が良いですね。今となっては少々情報は古いものの、やはり読んで(眺めて)面白い一冊です。ただ個人的には「ヨーロッパ」よりも「インド」の方が楽しめたかな?

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著者プロフィール

妹尾河童
1930年神戸生まれ。グラフィック・デザイナーを経て、1954年、独学で舞台美術家としてデビュー。以来、演劇、オペラ、ミュージカルと幅広く活躍し、「紀伊國屋演劇賞」「サントリー音楽賞」など多数受賞する。また、エッセイストとしても、『河童が覗いたヨーロッパ』『河童が覗いたインド』などの大人気シリーズで知られている。著書多数。『少年H』は、著者初の自伝的小説で、毎日出版文化賞特別賞受賞作である。

「2013年 『少年H(下巻) (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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