奈良原一高写真集 時空の鏡

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103575023

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  • 給水塔を探していた

  • 写真家生活50年を記念して開催された回顧展で展示された作品をまとめた写真集。スナップからドキュメンタリー作品、ポートレート、ファッション写真、自作のオブジェを写したものまで多岐にわたる。スナップ写真も構図が練られているし、そのほかの写真もテーマが練られていて、コンセプチュアルな写真家という印象を受ける。個人的には、50年代の東京で撮られたスナップ写真がよい。

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著者プロフィール

1931年福岡生まれ。1959年早稲田大学大学院(芸術学専攻)修士課程修了。在学中の1956年に、初めての個展「人間の土地」が大きな反響を呼び、写真家としての活動を始める。1959年、東松照明、細江英公、川田喜久治らとセルフ・エイジェンシィ「VIVO」を結成(1961解散)。その後、パリ(1962-1964)、ニューヨーク(1970-1974)と拠点を移しながら活動。1974年帰国後も世界各地を取材し、多数の展覧会を開催。写真集も数多く出版し、国際的にも高い評価を受ける。
主な個展に、「Ikko Narahara」ヨーロッパ写真美術館、パリ(2002-2003)、「時空の鏡:シンクロニシティー」東京都写真美術館(2004)、「手のなかの空 奈良原一高 1954-2004」島根県立美術館(2010)、「王国」東京国立近代美術館(2014-2015)など多数。

「2019年 『王国 Domains』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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