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- Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103620037
感想・レビュー・書評
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葛飾北斎や応為の話に登場する善次郎がいつも魅力的で、善次郎の話を読みたいと思っていました。そこで見つけた「みだら英泉」。善次郎が主人公と思いきや、妹の方がよく登場していました。絵師たちの世界では性が開放的なイメージがあったけど、妹はそうでもなく、なんだか鬱屈していました。長二郎の屈折っぷりも凄いです。いかにも江戸っ子!な国芳の話も好きだけど、こういう話も好きだなぁ。
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隠斎英泉の,誰のものでもない自分の浮世絵を求めて苦悩する姿が,女狂いお酒狂いの狂態として現れる.英泉に惹かれる人々の嫉妬や甘えなど,いい男だったんだろうなあと思わせる.国貞,国芳,お栄などとの絡みも面白い.
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杉浦日向子「百日紅」と登場人物がかぶっていて、また違った楽しみがある。お栄さんのかっこよさは共通。
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