アッコちゃんの時代

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著者 : 林真理子
  • 新潮社 (2005年8月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103631095

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アッコちゃんの時代の感想・レビュー・書評

  • 再読。
    バブルの時代が恋しくなる。
    彼女の作品にあるわかりやすい、世俗的なブランド志向が小気味良くて好き。

  • ■ 1568.
    〈読破期間〉
    2015/5/2~2015/5/7

  • 話自体は、バブル期とはそういうものだったんだな、と受け止める程度。
    それより、話の最後のほうに作家自身がキャラとして登場するのだが、何だか自賛するような調子で描写されており白けてしまった。
    全く主題とは関係ない部分だけれども。

  • 地方在住+平凡な容姿なので、本に出てくるようなきらびやかな世界とは無縁でしたが、「あったよね〜」という光景盛りだくさん。
    あの頃がなつかしいです。
    当時はじけていた子たちも、それなりに結婚して普通の「おばさん」になり、それなりに「幸せ」でもあり、それなりに「不満」もあって・・・
    わたしも、そんなバブル世代一般人のなかのひとりです。
    後日、これってほぼ実話
    この中にでてくる○○さんは△△さん・・と知って
    実際にあったと思うと
    きもちわる〜〜〜〜

  • これも入院中、病棟に放置されていた本。
    長い間、林真理子さんも、苦手な部類と思っていた。
    が、最近新聞連載の「正妻」(徳川慶喜をとりまく女達の話)が以外にも面白くて、
    この本にも手がのびた。

    さわりからして、このバブル感!
    あの異常な時代が長く続くわけないなんてこと、賢い人はみな気づいてたでしょうね。

  • バブルの時代の、しかもとびきり美人でスタイル抜群の女の子の目線からの話。
    バブルを知らないから、へぇー!!っと思うことがたくさんあった。

  • 失われた10年の最中に生まれた身としては「ああ、バブルってこんなもんだったんだな」という感じ。

    バブルこわい…

  • バブルいいなー。バブルが青春だった人とは話が合わないなあと思ってたけど、ここまで楽しそうなのかー!いいなーー
    あっこちゃんは美人でかわいくて自立してて、でちょっと考えるのが嫌いで流されやすいのかな?
    そういう女の子いっぱいいるだろうね。今も。
    わたしは無理やったなあ。何が優先順位にあるかだろうなあ。
    もしあっこちゃんがこのとおり考えてたとしても、早川から貢がれなかったことを「損した」と考えてるのは事実だし、やっぱり美貌があるからこれで儲けられるなら儲けたい、と思っている。
    金目当てじゃなくてそれ以外よ!といっても、金目当てじゃない女の子は不相応なものは返すと思う。あ、わたしにふさわしいと思ってたから違うか。
    「当たり前」感が全然違うんだろう。あっこちゃんと普通と呼ばれる女の子と。
    これで不幸だ、辛い、くるしいとかなら救われないけど、幸せならなんでもいいじゃない?

  • 実名がやたら出てくる。二谷友里恵のことを「女優としてはぱっとしなかった」とか書いちゃってる。今日、父・二谷英明さんが亡くなったという記事を読んだ。

  • あらあらまあまあ。

    バブル、で金持ちな男の愛人、で若く美しい女、とくれば
    林真理子の独壇場でしょう。
    おまけに実在の固有名詞のオンパレード!

    なのにこのキレの無さというか精彩を欠く事といったら。
    レポと小説の中間のような形式が中途半端なのか
    肝心のアッコちゃんの人物像が表面をなぞっただけの様で物足りない。

    「ロストワールド」の方が面白かったかな。
    このモチーフならもっともっと面白く書く事が出来た筈!何が物足りないのかは今ひとつわからないんですが・・・。
    期待しすぎたのかなあ。残念。

    この装丁はとても好きです。
    今までで一番好きかもしれない。

  • すごい時代もあったもんだなー

  • バブルってそんなにすごかったんだ。

  • さらっと読んでしまいました。この作家の本はほとんど読んだことないかも。週刊誌の連載エッセイは読んでるけど。

    バブルの絶頂のころ、私は地方のまじめな高校生で、大学に入って就職活動をする頃にはとっくにはじけたあとで就職難。バブルの恩恵は、直接には何一つ受けてないなぁ。

    この本はモチロン小説だからフィクションなんだけど、実際これに近いことがここ東京であの時代はあったんだろうなぁ、と思ってもやっぱり実感わかない。

    それにしても、ちょっとだけアッコちゃんみたいな女になってみたい。でも、やっぱりちょこっとだけでいいや。自分には無理なことよく分かるから。

    40歳をこえたアッコちゃんの今の様子は、結構面白い。この先50、60と歳を重ねてどんなふうになるんだろう。意地悪な気持ちからではなくてすごく興味ある。カッコイイ女でいてほしい。どこかにこういう普通じゃない人がいていいと思うし、いてほしい。

  • はじめは、風吹ジュンの離婚の原因となった愛人が主人公ということで

    読み始めたものの、

    バブルって本当にすごい。

    女子大生が、VIPルームに出入りして、金持ちとつるんで貢いでもらうのが

    当たり前って世界。

    自分の人生がこのバブルの波によって押し流されていっている感のある
    主人公。

    実は、この主人公のモデルとなった女性の顔を見たことがあるのですが、
    品性のかけらもない人だなって思った。これがなんで魔性の女だなんて

    マスコミはもてはやしたのですかね。

  •  泡沫悪女!?、女神     

     モデルのあるスキャンダラスな小説。
    としてのみ読むのはしまうのは、勿体無い。この本の魅力はバブル期の断片が能く描かれていることだ。バブル時代の研究の副読本にしても良い位に。

     林真理子はあの頃の断片を大変上手にまとめた。しかも売れるようにしているところが、小気味よかったり、嫌味だったりするが、あの頃、確かにそうだったかもなあ、と素直に思う。一九二〇年代アメリカとフィッツジェラルドと同様にと言ったら言い過ぎか、流行の店やブランドはもう少し例示があった方が良いが、あちこちが煩いのだろう。
     あの時代、消費が生産を上回ったかのような風潮に勿論功罪はある。ただ、サービス業の一部は顧客満足という概念を身に付け進化したし、いわゆるハードのみならずソフトの価値も認められた。何にでも値札がついたことは、金以外の不平等は軽減されたということでもある。普遍的な価値であるものの何故か語られることが少ない若く美しい女性の価値も、一つの才能として再評価され、普及した。若く美しく貧しいなんてことは、少なくとも東京圏では許されず、清く正しい大和撫子も見掛けなくなった。勿論、彼女達が悪いのではなく、それを望む側に原因はある。光源氏もヒギンズ享受も階級社会が前提だから、やはり若く美しい女も消費される方が目立ち、こればかりは生産量は上がらず・・・。
     この物語は、しかし、消費された女の話では無い。アッコちゃんは、少なくともそれをよしとしたわけではない。アッコちゃんはむしろ消費したのだ。地上げ屋の愛人で名を馳せた後に有名人の後妻になろう等、普通の若く美しい女性がなるものではない。求められたから義務として答えた、と結論づけているが、結局、自覚的に進路を選択している。堕胎もしなければ、夜遊びも止めない。恋愛や結婚は、財産を狙うといった卑しい志でなく、人の期待に応えるといった責任感ゆえだ。愛とは違っても金で買えるものを大切にしているわけじゃない。
     ちなみに、消費される女性の拡大再生産はむしろバブル以降、自身を商品として認識し、日本中の女学生が援助交際の名の下に私娼化するようになってからだ。そして、男の性的な商品化も、真っ当な書店に「ボーイズラブ」という言葉が踊るように、隠しきれない拡がりを見せている。男女同権論者としては喜ばしい限りだろう。公娼化すべきだし、誰もが目に触れるところにあるのはどうか、と思うが、嫌味でも何でもなく、良いことだと思う。
     あくまで、バブルの頃は解放された自由、ただしお金は掛かるよ、に結構多くの人が浮かれていた。浮かれちゃった若者が間違いを起こすのも普遍的な事柄、消費されちゃった若い女もたくさんいただろう、そして、赤札をつける人も一定数いただろう。アッコちゃんは自分に正札をつけるような振る舞いはしていないし、まして赤字で書き直すようなことは、若くなくなってもしていない。ただ、楽しくやっていて、楽しくやった結果も引き受けているだけだ。恐らく、一般的な読者に分かるように卑近にしたことにより、分かり易くなった分、神々しい魅力は減じているのだろう。目立ったのだ。そして歪められたのだ。アッコちゃんの歪みを正すと、彼女を歪めたモノの歪みが見える。林真理子は良い仕事をした。
     神は遍在するが、金と才能は偏在する。せめて自分の中の神様仏様くらいは大切に、各自の生活を優雅に暮らそうよ、これもバブルの頃に少し流行った考え方だ。しかし、良貨はなかなか普及しない。アッコちゃんはそうすることによって、バブルに光を当てた。確かにアッコちゃんの時代だ。彼女の才能が目立たないことを許さなかったことは、彼女が悪かったり、邪だったり、ましてや醜かったわけじゃない。バブルの頃も、バブルの再来があってもみんながアッコちゃんになれるわけじゃない... 続きを読む

  • バブルの騒ぎとあっこちゃんの自分を客観視する冷静さのギャップが面白かった。本当にこんな時代があったんだなー

  • バブルの頃って、ナッチは田舎に住んでた中学~高校生だったので、とても想像がつかない。でも、とても臨場感ある作品だと思いました。

  • バブルの時代がちょうど終わったころに生まれたけど、
    もしバブルの時代に生まれていたら、
    きっと若くて可愛いコたちは、アッコちゃんのような生活をしていたのだろう。
    やっぱり、”アッコちゃんの時代”、つまりバブル全盛期は
    お金持ちがたくさん居て、そのお金を使う、使い方の勢いが今とはかなり違うのではないかなと思った。
    きっとその時代、日本は成長過程で、ものすごい勢いがあったんだろうなー。
    今は、止まっているような印象を受けるけど。
    おもしろかった。

  • いやー、おもしろい!
    もう日本(東京、といった方が厳密かも)現代史ですね。野次馬根性でモデルの方の画像を検索。たしかにかわいらしいかんじの女性でした。
    そして女優さんって風吹ジュンなんだね!すごい!!
    前職がバブルをモロに受けた会社だったので先輩の話やお客様の話で小耳には挟んでいたのでバブルには興味ありました。
    バブルにGO!とかも見たけど(広末涼子好き)断然にこちらの方がリアルに想像できます。
    憧れのキャンティ、さすがですね。。
    いやー、下世話!

  • 図:いわゆる『バブル期』の思い出話。この時代を知らない人は理解できるのか!?
    内容(「BOOK」データベースより)
    あの狂乱と豊饒の時代。地上げの帝王と称される男の愛人となり、キャンティの御曹司を有名女優の妻から奪って世の女たちの羨望と憎悪を一身に浴びた女子大生がいた。マハラジャの饗宴、赤プリの誘惑、キャンティの陶酔―煌めくバブルの東京を、無邪気に、奔放に泳いで伝説となった小悪魔・アッコの素顔を描く最新長篇。

  • バブルっておもしろ〜い(>▽<)!!
    と、単純に思いました。
    もし私がそのときに生まれていたら・・・どんな風になっていたのだろうか
    なぁんてコトを想像しながら読んでしまいました。

    これをもし映画化するなら・・・誰が主役をはれるかな〜なんてことも
    考えてしまいました。

  • 懐かしきバブル時代。

  • バブルってどんな時代だったのかなぁって思う。
    ものごころついたときにはもう不況だったもんな。

  • 同じ時代に青春を過ごした人には、よく理解出来る一冊だと思う。楽しんで読めたな。

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アッコちゃんの時代の作品紹介

あの狂乱と豊饒の時代。地上げの帝王と称される男の愛人となり、キャンティの御曹司を有名女優の妻から奪って世の女たちの羨望と憎悪を一身に浴びた女子大生がいた。マハラジャの饗宴、赤プリの誘惑、キャンティの陶酔-煌めくバブルの東京を、無邪気に、奔放に泳いで伝説となった小悪魔・アッコの素顔を描く最新長篇。

アッコちゃんの時代の文庫

アッコちゃんの時代のKindle版

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