熱血ポンちゃんから騒ぎ

著者 :
  • 新潮社
3.22
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本棚登録 : 116
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103668152

感想・レビュー・書評

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  • 安定のエイミー節。

  • このシリーズは図書館でみつけると、かならず読むことにしている。
    とっても面白いから。エイミー調が。
    小説の世界とはかなり違う。特にご実家でのエピソードがいつも
    のほほんとしていていい。昭和な感じが。
    それとご指摘されている事柄に共感もすること多し。
    詠美さんって愛されるヒトだなぁとしみじみ思う。

  • 藤子不二雄Aの装画が秀逸。ご両親の具合があまり良いとはいえず、姪っ子さんたちが、働く年齢になるという周辺情報で、時が経ったと気付きます。「オホーツク海に流れ着いた椰子の実みたい©島田雅彦」なエイミーのポンちゃんシリーズ、次回も楽しみにしています。

  • 久しぶりのポンちゃんシリーズ。
    山田詠美のエッセイはあんまり読まないけど
    最近は読んでる。
    そうか~、山田詠美も53歳か~。
    再婚して幸せそうにやってるし、
    いつまでも「ぶっとんで」いてほしいと思います。

  • 詠美さんの日常を綴ったエッセイ最新刊。
    日常に起こる出来事から派生する、あれやこれやの喜怒哀楽。
    勢いがあるので異論・反論を挟む余地なく頭にするすると入っていく。
    自分の弱味や欠点でさえ冷静に分析しチャーミングに見せてしまう手腕はさすが。そして詠美さん自身をよりよく知るにはまさにうってつけ、なこの熱ポンシリーズ。

    強くて明るくて素直で可愛らしくて。できることなら、こういう人になりたかったな。
    私の中の一つの理想形。

    しかしこの人、ことあるごとに春樹さんやその周辺事象をこき下ろすけど、絶対意識してるし実は気になっているとしか思えない。

  • 熱血ポンちゃん読むの久しぶりで
    改行の少ない喋り口調文体に馴染むのに時間を要した。

    震災、旅、日常
    夜通し呑みながらアレコレ語るネーサンの話を聞いている気分。

    【図書館・初読・5/14読了】

著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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