- Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103710042
感想・レビュー・書評
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前読「鎖」に魅了され読み始たが、「フクロウ」に託された情念・恐怖・悲壮などを推し量るけれど、いかんせん内容の盛り上がりに寂しさを感じ、冗長の感は免れない。途中下車を考えながら最後まで辿り着いた、別作品に期待。
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2013.4.3
余りに軽い内容 -
乃南さんの作品好きだけど、これはあまり。。。
取りつかれたとこでもう誰に取りつかれたか分かったし、読んでいて気持ち悪い。
すみませんが途中下車させてもらいます。 -
国立大学を目指して現在二浪中の『秀明』は、周囲のプレッシャーもあり、今年こそはとあせっていた。が、面倒くさがり屋で見えばかり気にするたちで、合格後の楽しい生活を夢想してばかりいる。飽きっぽさは女性に関してもで、彼女がいながらもすぐ違う女の子に目が移ってしまうような不誠実な男なのに、何故かもてた。
年末を迎え本気で焦れ始めたころから、妙な気配を感じるようになった。毎夜誰かがそばにいて自分を見つめている。やがて夢に現れたそれは、大きな白いふくろうの姿をしていた。
超常現象だとか、霊的なものがダメなわけではないのですが、なんだかこの話はしっくりしませんでした。第一、主人公の男がやな奴。なんでこいつがもてるのかがまったくわからない。だれにも感情を移入できなかったのが悪いのかな?
まあ、ダメな男だとわかっていながら全身全霊で愛してしまう存在、そのねっとりとした想いはそれなりに怖いものでしたが。ラストもふ~んって感じでした。 -
初めてよんだ乃南アサ作品。微妙!!携帯社会、人間関係の希薄さなどを描いてるが、やっぱり男は最低、女の思い込みはおそるべし、ってかな。
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わけわからん。最初は良かったんだけど中盤からどんどん「おや?」って方向に行ってしまって・・・