二十四時間

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2004年9月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103710059

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二十四時間の感想・レビュー・書評

  • よかった。
    最初はノンフィクションなのかフィクションなのか、わからないまま読んでいき、途中から乃南さん個人の実話なんだとわかってきたのですが、短い中にぎゅっと凝縮された、誰にでもあるような、濃密な心の動きと体験が詰まっていました。
    読みながら、私もその時間帯にまつわる、幼い頃の記憶や、そのときの親や友人の言動など、いろいろなシーンが思い出として浮かんできました。
    時間って不思議。短くなったり、長くなったり…。
    体験を言葉にしていくって、だから大切。
    とろりと濃密で幸せな読書時間を送れました。

  • 時間帯ごとに切り取られたストーリーの連作。私小説?ごくごく気軽に読めたが、それ以上でもそれ以下でもなし。

  • 24時間それぞれの「時」にまつわる短編。
    短編というか、エッセーというか?
    たぶんモデルは筆者自身だと思う。

    子供時代の話など「あぁ、そうそう、そんな感じ」
    と共感する部分も多かった。
    ミステリを期待して読むと肩透かしかも。

  • (収録作品)「二十三時」/「十八時」/「十三時」/「八時」/「三時」/「二十二時」/「十七時」/「十二時」/「七時」/「二時」/「二十一時」/「十六時」/「十一時」/「六時」/「一時」/「二十時」/「十五時」/「十時」/「五時」/「零時」/「十九時」/「十四時」/「九時」/「四時」

  • 短編集のようだが、途中まで読んで挫折。
    この作者でここまで全く入れなかったのは初めてです。

  • 二十四時間ってタイトルと、ぱらっとめくってみた目次に並んだ「二十三時」「十八時」…という章から、ピッッッピッッピッピピピピピピーーーーーの音が頭の中で鳴りドラマの「24」を連想して勝手にそういうミステリーだと思い込んで読み始めたのでした。一章目、二章目、、、ページを繰れば時代も場面が変わり一向に事件も起こらない。この主人公はもしかして!?と、ようやく気付いたのだけど、これは何時という時刻とその時刻に絡めた思い出がつづられたご本人のエッセイでした。乃南さんのミステリーといえば、これまた勝手に寒・冷・鋭・尖・惨・灰色とか薄暗いとかそういうイメージ。なのですが、このエッセイは赤く染まる夕陽のような懐かしい色に包まれてる。乃南さんとはちょうど10歳違いなのですけど、子供時代の話にはあるある話が多いし、ジャンルは違えど学生時代の自分だけが疎かった話なんか「そうそう!そうだよね」と話しかけたくなるくらい。読む章によっては、すっかり記憶からなくなってたような昔の思い出をふっと思い出したりもしました。凡人と違うのはそういう普通の出来事が、雑多なままではなく風景が見えてその場にいるような気持ちになること。自分もこういう風なメガネで事実をいつも見られたらどんなにいいだろう。

  • 短編集仕立てのエッセイ。ん・・・あんまりおもしろくなく途中で挫折。最後まで読む気になれなかった・・・。

  • 12/04/15 最初は面白いが、後半はダレ気味。

  • 10ページ程度の短篇が集められている。45ページ(4編)まで読んだが、ピンと来ないのであきらめた。

  • 24の短編からなる。過去の思い出から1時間ずつ「17時」というような独特の時間を短編にしている。最初は別々の主人公であるかのように描かれているが、読み進めると同一人物ということがわかってくる。

  • (「BOOK」データベースより)
    「私には小説でしか絶対に起こりえないような、24の不思議な体験があります」

    小学生時代、深夜放送にチューニングしたまま微睡んだ耳が異形の者たちの会話を捉えた「午前零時」の恐怖。一人暮らしを始めたアパートの階上で繰り広げられた修羅場に否応なく想像が走る「午前二時」の興奮。二十四の時間帯それぞれに刻まれた痛切な人生のステージ。過ぎ去った記憶が不思議な二十四角形を描く初の連作短編集。


    しばらく読み進めて、乃南さんの体験を書いた小説なのだと初めて気づいた。こういうこと、あったなぁと思うような何だか懐かしいものもあれば、へぇ、こんなこと考えてたのか…と思わされたり。

    一番は、愛犬、くまの生まれ変わりのネコのお話。「十五時」
    もうひとつ、笑ってしまったのは、ストの為に、同僚のA子と会社に泊まりこむことになった時のお話。「二十時」入浴そのものの経験はないのか、というツッコミがよかった。

  • 一時間枠で、物語を区切っている作風に感心~~。

  • 初めて読むのがエッセイだった。
    読みやすい。

  • 1時間ごとの短編24作。

  • 24時間の1時間ずつを題材にした思い出話エッセイ。

    図書館の小説のコーナーにあり
    連作短編集となっていたので
    読んだかどうか定かじゃないまま借りてみた。

    深夜特急と毛色が似ている気がした。
    乃南さんの小説新作ずっと読んでないなぁ。

    【図書館・再読・5/8読了】

  • なんか、誰もが覚えがあるようなそんな平凡な日常のひと時を時間枠で切り取って、24のストーリーに仕立てている。
    ここを読んで知ったけど、実際に作者自身の体験に基づいているんですね・・・なるほど。
    大事件が起こるわけじゃないし、1つ1つの話も普通の短編より短いくらい。だけどぐいぐい引き込まれる。
    一気読みするとちょっと飽きるけど、ひとつひとつを噛み締めて読むととても面白い。
    私は映画を初めて見た夜の「二十一時」が一番好き。これを読んで、自分にもこんな時があったことを思い出した。

  • エッセイでいいんだよね、これ。シンプルな超短編だけど、不思議だったり懐かしい日常だったり、意外に悪くない。特にそっくすの話はなんかたまらんかったな。

  • 短編、印象薄し、です。

  • 自分自身に取材した小説、時間ごと24の話。子どもの頃の話、変わった同僚の話、学校をズル休みした翌日の、友人が知らない人になっていく不安と焦燥感…「おもしろいなぁ〜」って笑ったり、「そんなこと私にもあったなぁ〜」ってうなずいたり。。。なんでもない自分の体験をどうやってかうまいこと文章にして、誰かと共感できたり、人を笑わせられるって、スゴイ。自分にだって24個くらい面白い話・切ない話・怖い話…はあるって思いたい。でも、そう簡単には表現できないな。やっぱ、すげぇ。(ま)

  • 【9/2】古書店で見つけた本。表紙の猫に惹かれて購入。強いてあげるなら、「二十一時」と「十五時」の話がお気に入り。「十四時」の読後はラーメンが食べたくなった。

  • 表紙の黒猫が印象的です。
    零時〜二十三時までの時間にちなんだ短編集です。

  • 乃南さんのエッセイじゃないけど、乃南さんが経験したことを小説タッチで書いた作品。そんな作品。

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二十四時間の作品紹介

小学生時代、深夜放送にチューニングしたまま微睡んだ耳が異形の者たちの会話を捉えた「午前零時」の恐怖。一人暮らしを始めたアパートの階上で繰り広げられた修羅場に否応なく想像が走る「午前二時」の興奮。二十四の時間帯それぞれに刻まれた痛切な人生のステージ。過ぎ去った記憶が不思議な二十四角形を描く初の連作短編集。

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