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風の墓碑銘

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2006年8月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103710073

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風の墓碑銘の感想・レビュー・書評

  • 犯人が分かってしまったけどまあまあです

  •  「凍える牙」で大変なコンビを組んだ滝沢とのコンビ復活という事で、楽しみに読み始めました。
     古い木造住宅を解体作業中に、地中から解体業者が人骨を発見する。
     そして、捜査関係者たちによる、人骨の発掘作業が行われた。
    その時、偶然音道は、女性の頭蓋骨を発見する。
    そして、その後母親の骨盤近くに、小さな頭蓋骨も発見され、それが胎児だったかもしれない、という事実に捜査員が皆息をのむ。
     その埋められた人たちの無念をなんとか晴らしたいと、音道はその家の持ち主、今川老人に当たることになるが。
    しかし、今川老人は痴ほう症を発症していて、なかなか過去の記憶を聞き出すことが出来ない。
     そして、そうこうしているうちに、その今川老人が殺される。
     その犯人探しの中で、浮かび上がってくる容疑者、長尾広士。
     その過去を探す中でみつかる手がかり。
     思いもかけないパーフェクトな事件解決。
    音道の執念が実って良かった。
     ただ、滝沢の音道に対する心配りが全然通じていないのがかわいそうでした。

  • 解体中の古い住宅から3体の白骨死体が出てきた。
    家主は認知症の進んだ老人
    その老人が殺され、事件は謎を深めてゆく

    音道貴子と滝沢保のコンビシリーズ
    ふたりの間が少しずつ変わって認め合っていく。

    無駄足を踏みながらも真相へ迫ってゆく様子が
    ゾクゾクさせて、ページをめくる手がとまりません

  • 白骨遺体が3体発見された。発見された借家の持ち主は痴呆が始まっており、聞き込みに苦戦している最中殺害されてしまう…担当していた男女の刑事が1つずつ事件を解決していくお話

    最初はなかなか事件が進まなくてページをめくるのが重かったが、段々と刑事の息があっていくにつれて物語に入っていけた。語り手が女刑事と男刑事に変わっていくことで、物語を退屈させなかった。

  • 音道シリーズ、久々に読みました。短編のを読んでないので、成長の具合がわかりません。なぜか好きなんですよね。音道貴子と、滝沢!

  • 貴子の仕事に対する姿勢が好きだな。
    私情は入れたくない。
    オフィスラブとか、想像つかない。(笑)
    滝沢が、まるくなってる。
    なんだかんだと、結局いいコンビで、嬉しい。
    音道の原動力は、やっぱり怒りなのかな。
    女の友情って、難しいのか?厳しいね。
    で、なぜか、私の周りは多い、昴一くんみたいな人。
    うん、これからの二人が楽しみ。
    読後感は、すっきり♪

  • 久しぶりの滝沢、音道コンビ。相変わらずのあの距離感が懐かしい。互いを疎ましく思いながらも、心配したり尊敬したり。
    これまでと変わり、目と目で会話が出来たり、音道が本音を漏らしたり、滝沢が妙に素直だったりで、いがみ合いながらも二人が長い時間を経たことがあらわれていた。
    解体した住居の地中から出てきた白骨死体。大家の死。不審人物の過去。と、主筋はそのあたりなんだけど、私個人としては音道の友人の裏切りが印象的だった。人って、そんなに簡単に友人を糾弾するものなの?と怖い気持ちに。最初の相方の玉城と貴子がカップルになったらいいな、と期待したけどその展開は残念ながらなかった。

  • 音道・滝沢コンビが復活します。音道がズバッと反論したり、滝沢が素直に謝ったり…シリーズを読み通している読者なら二人の関係の変化が楽しめます。
    ストーリーはやや起伏が穏やかですが、貴子の直感力と滝沢のベテランらしい老獪さが徐々に噛み合い、真相に肉薄していく過程は読み応えがあります。犯人の身勝手さもリアルで良かったです。

  • 「凍える牙」で初登場した、女刑事・音道貴子と滝沢保の名コンビ
    東京・下町の解体工事現場から白骨死体が三つ。そして大家である徘徊老人の撲殺事件。名コンビは狂気の源に一歩ずつ近づいてゆく…

  • 音道貴子シリーズ6(長編)

  • 音道&滝沢コンビ再び。シリーズを続けて読んだのもあって面白かった!相変わらずの2人なんだが、ズレながら認め合ったり喧嘩したり変化してく関係がメインのストーリーよりも印象的。

  • あの『凍える牙』でおなじみのコンビで事件解決なんだけど、なんかね~、このコンビ最高。
    お互い嫌いあってるのに好きで、相方として信頼しあってて、水と油のようなコンビなのに、なぜかしっくり言ってしまう。
    それに絡めて、殺人事件が3つ絡んでくるでしょ~。それに恋愛関係&職場の友人関係。
    すっごい展開なのに、でもなんかすんなりと入り込めるこのストーリー、すごいと思う。

    いや~~、犯人のあの供述には腸煮えくりかえったけどね~、
    それと、あの職場の同僚の発言。
    でも、最後は言い負かしたとこがスッキリして気持ちいい!!

    これは読んでよかった。

  • 「凍える牙」の女性刑事音道貴子と滝沢刑事コンビ再びの長編。短編にも、「鎖」にも登場するけどコンビはこれが再び。

    ベテラン50歳の滝沢刑事、脂ぎってて頭のてっぺんも薄くなって、ったく女はこれだから・・・という女性蔑視典型的なタイプ。すらりとすまして(いるように見える)冷静で感情を出さない音道刑事。
    凍える…当時は滝沢刑事に皇帝ペンギンってあだ名をこっそりつけてたけど、今回ちょっと肉が落ちたのでアザラシになってた(笑)

    だけど認めているのだ。お互い。
    やるな、こいつ、悔しいけれどこういうところはかなわない、と。何度か訪れるその場面が嬉しい。(今回なぜかわたしは両方の目線。)

    捜査本部での緊急会議の席で、水打つ静けさの中で事件が動く。鳥肌が立つ腕を両手でさすりながら読む。(後ろで次男友だちが遊びに来てて5人で騒いでたけどw)

    一体誰が?なんで???

    もう残り少なくなったページをくり、忙しく登場人物を思い返す。いよいよ・・・のときには寸前でやめて、子が寝てから深呼吸して、読みはじめ。

    大変読み応えある話。
    犯人には憎悪しかないがコンビにムネアツ。
    ちょっとの隙間も読み進めたくて現実と本を行ったり来たり脳内めまぐるしい昨日今日でした(^^ゞ

  • まあ、おもしろかったかな。という印象。
    白骨死体から始まり、老人の撲殺等々、事件は少しずつ進んでいく。
    捜査をしている、刑事と、その、周りの刑事たちとの間柄についても描かれている。
    シリーズものなので、最初から読んでいたら、もっと、深く読めたかもしれないと思った。

  • 同僚がなんとも。ありそうな話。

  • 乃南アサは初めて読みました。面白かったです。
    落ち着いた文章も好き。

    他の作品もいろいろ読みたいです。

  • 傑作です
    あの音道がなんていい女になって
    帰ってきたことか
    それに比べて滝沢が…
    犯人当ては、途中で「コイツやろ」というのがあるものの
    刑事物を超えた作品です
    せめて、第1作の凍える牙を読んだあとに読んでください
    4.8

  • 音道貴子シリーズ。
    久しぶりに読みましたが、やっぱり面白かった!
    しかも、本作では滝沢刑事とのコンビが復活。
    相変わらず、ぶつかり合いながらも、名コンビぶりを発揮して事件の真相を解明していきます。

    読み進めて行くうちに、事件や人間関係が絡み合い、そこに音道や同僚刑事の恋愛模様まで・・・どうやってまとめるのだろうと思いましたが、そんな心配は必要なかった。
    事件の真相はスッキリしないけれど、最後の最後で読後感は悪くないかな。

    音道と滝沢の関係が、少し変化しているところも面白かった。
    章ごとに、音道と滝沢の視点が入れ替わっているのも人物描写を深めていて、お互いの良さを認め、距離感が縮まったみたいだけれど・・・素直じゃない。
    これから、そんな二人の関係がどのように変化していくのか楽しみです。

  • 宮部みゆきの小説と雰囲気が似ている。軽く読みやすい。

  • 二人のやりとりが微妙に変化していくのが面白い。ストーリの展開はちょっと無理があるように感じてしまったけど、それ以上に二人の心理描写の描き方が良かったように思う。凍える牙も読んでみよう。

  • 音道貴子シリーズ最新作だそうです。。他は一度も読んだこと無いのですが。。

    ある工事現場で発見された白骨死体。夫婦らしき大人の遺体と、その奥さんのお腹の赤ちゃん。。胎児だったのか新生児だったのかで罪は変わってくる。。

    そしてそこを所有していた認知症の老人すら殺される。。70代の老人を撲殺するなんて。。。

    乃南さんの小説はこう言う話多いな。。。

    殺し方が残虐というか。。。死体が胎児とか。。。白骨死体が発見される時も、「白い棒みたいなものがにょきにょき生えて来た。。」思わずぞっとするような表現が多くて怖いです。
    本当に同じ女性が書いてるのかしら?と疑いたくなる。。。

  • 音道&滝沢コンビふたたび。
    滝沢は音道を刑事・相棒として認めて態度を軟化させているのに、音道は「騙されるもんですか」と警戒しているw。
    次回の音道貴子も楽しみ。

  • バイクに乗り美人で背が高く、仕事の事はとても冷静でタフで
    でも、プライベートでは両親に結婚の心配をされ妹の心配をし
    恋人には少し甘えたいけど、まあ色々とある
    人間味豊かで、その気持ち分かるよーと言いたくなる音道貴子さん
    ベテラン刑事で仕事場では女を基本的には差別していたけど
    音道貴子には一目おいている けれど憎まれ口を叩かずにいられない
    家庭は色々と問題あるけど、仕事に関してはかなり鋭い男
    禿げが順調に進み、お腹はかなりのメタボ腹の滝沢刑事
    このキャラクターだけでも結構お腹いっぱいになるのに
    さらに、事件がおこり、思いもかけない形で解決していく
    最後は、ちょっと二人に笑わされたりほっとさせられたり、
    大好きシリーズでした

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