すれ違う背中を

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著者 : 乃南アサ
  • 新潮社 (2010年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103710110

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すれ違う背中をの感想・レビュー・書評

  • 前作を読んだ時も思ったけど原作の方がドラマよりも人間のイヤな部分が黒々見えて芭子の性格もかなり人間臭い。でもこういう感じの方がリアリティーがあると思う。それにしてもドラマで斉藤工さん演じる大道芸人の彼(名前忘れたけど)はドラマオリジナルだったのね(・・;)ちょっと残念

  • いつか陽のあたる場所での続編。
    ドラマ始まっちゃったので、あせって借りたけれど、
    何回か見ちゃったので配役が染み付いてしまったかも。

    二人とも、元気出てきてよかったな。嬉しい。
    コスモスみたいな人は、DV云々抜きにしても、
    いるわ。
    何人か思い出しちゃったな。(!)
    普通の感覚の人が結局振り回され心も多少ダメージ・・・なんだよね。

    更に続編が楽しみです♪

  • 「いつか陽のあたる場所で」の続編。
    前作より、より光が射してきた感じ。
    人は誰でも、間違ってしまうことはあるけど、それを乗り越えて、光あふれる場所で自分らしく生きるってことを胸を張って、誰もができればいいと思う。

  • 静かにドキドキするほど、面白かった。私の好みである。きちんとオチがあるというか、すっきりする終わりがある話が好きなので、すっきりした気分で読み終わりました。前科者の女性2人が身を寄せ合って、でも最後は背筋を伸ばして生きる話。なによりパンが食べたくなったので、明日の朝は焼きたてパンを買いに行こうと思います。

  • 2016.6.25読了
    二人が前向きに生きていて嬉しい。特に何か大きな事件があるわけでもなく、慎ましく生きている二人だけど、ドンドン読み進めたくなってしまう。(図書館)

  • 2019.2.6-9
    ホストに入れあげ強盗を犯した芭子と息子にまで危害を加えようとするDV夫を殺めた綾香が前向きに生きる中で遭遇する4編。

  • いつか日のあたる場所で、の続編

  • 前科者の2人がつまずきながらも前を向いて歩いて行く第二弾。
    どのお話も暗さが伴っていたのが残念。
    人を信じることに臆病になっている2人に追い打ちをかけるような人ばかりが登場。
    その分、ペットのポッチに癒やされる場面が多かったのかな。

  • 「いつか陽のあたる場所で」の続編。
    前科もちの芭子と綾香が自分の過去を後悔し
    おびえながらも懸命に今をいきる二人の話。

    「いつか・・」はドラマにもなり
    小説よりもドラマを先に見たので
    出演した女優さんの顔を思い浮かべながら
    読みました。
    二人とも芭子と綾香をうまく演じていたなぁと
    思いました。
    乃南アサさんの小説は読みやすく情景も
    思い浮かびやすいし大好きです。

  • シリーズ2作目。パターンができてしまっていてちょっと飽きてくる。3作目には少し違うパターンになってるのを期待したい。

  • 前科者コンビの続き。
    主役のふたり(把子と綾香)は、だいぶ落ち着いた生活を送っていて、それだけでも落ち着いて読めた。

    人間、前に進もうと思えば、進める。が、過去はどうにもならない。引きずるしかない。隠し通すしかない。そう達観するまでの過程がゆっくりと全体を通して描かれている。

    本書では、ふたりの周りに現れる人物の物語を中心に描かれている。
    それもみな二面性を持っている。人は見かけに依らぬ者。。。
    塀の中を経験した目を通して、この二面性を見ている。
    視点が違うだけだが、それが面白い。

  • 好きなシリーズの2作目。今回も、あっという間に読んでしまった。
    細かくてリアルな描写。やっぱり乃南アサさん大好きです。

  • 『いつか陽の当たる場所で』の続編。
    芭子はペットの洋服づくりでなんとか
    やっていけそうだ。
    明るい綾香が職場で邪険にされているのを垣間見た時のつらさ。

  • ドラマの原作に「いつか陽の当たる場所で」と本書があがっていたので、未読の「すれ違う・・・」はこういう話が出てくるんだ~と思っていたら全然違っててびっくり~。芭子と綾香の家族も出てこなかったし、ジャグリングのお青年も出てこない。どっちがいいという話ではないけど、これはこれでやっぱり良かった。次巻が完結編だそうで楽しみ。

  • 同じ過去をもつ二人の女性。
    それは、以前刑務所に入っていたという過去。
    芭子はその事を決して誰にも知られてはならないと神経を張りめぐらしている。
    それに対して、綾香はふとした時、ほっとその事を口に出してしまう。

    これから何がしたいのかはっきりした目的がなく、アルバイトの面接を受けるもタイミング悪く落ちてばかりの芭子。
    それに対して綾香は自分のパン屋を開くという将来の目標があり、夜も明ける前からパン屋で働いている。

    いつも過去におびえて慎重な芭子。
    芭子よりひと回り歳上だが、お人よしで惚れっぽい綾香。

    最初はこの設定からして暗い内容だろうと思っていました。
    確かに1話目の「梅雨の晴れ間に」はそのような雰囲気で始まりましたが、二人とも過去にとらわれているだけでなく、それを教訓として前に進もうとしているので暗いジメジメした内容ではありませんでした。
    一人でなく、二人というのがよかったのだと思います。
    親や恋人ですら理解できない、そんな思いを共感できる人がもう一人身近にいるというだけで心強いから。

    二人とも何かに依存しようとせずに、自分の力で生活を立てようと頑張っている。
    そんな二人に図らずも関わってく周りの人たち。
    その人たちを見ていると、前科があるという衝撃的な過去でなくとも、誰もが背中から誰かに見られているような過去や秘密の一つは二つはもっているよな・・・と思いました。

    このお話は続編のようで、これの前の話は二人の刑務所に入っ経緯やその時のようすなどが描かれているようです。
    興味をもったのでそちらの方もぜひ読んでみたいと思います。

  • 芭子&綾香シリーズ第二弾。ようやく二人が地域に溶け込んで生活できています。劇的なお話ではないのだけれど、乃南アサさんは女性の心理を表現するのは、ピカイチの人だと思います。あっと言う間に読んでしまいました。

  • ☆4
    『いつか陽のあたる場所で』の続編。
    つましい暮らしをしながら、助け合い生活している前科持ちの芭子と彩香。
    芭子もなんとか裁縫で暮らしていけるのかな...彩香も毎日パン作り頑張っていて、インコも新しく家族に加わったし、全体的にじんわりあったかく過ぎて行く日々。もちろん、いいことばかりじゃないけどね。
    最後の話がドキッとした。私もコスモスみたいにならないようにしなくちゃ。

  • 「いつか陽のあたる場所で」同様図書館で借りて、1日で2冊を読みました。

    ドラマで芭子と恋に落ちる岩瀬さん(斎藤工くんが演じてた)がまだ出てこない。
    次の3作目で出てくるのかなぁ?
    芭子がペットの服を手作りし始めて、それが売れ、自信がついてきたのが嬉しい。
    綾さんも自分のパン屋さんを開く夢に向けて、真剣に頑張っている。
    ドラマのような悲劇はまだ訪れていないけど、時折出てくる
    無神経な人たちに振り回される彼女達が気の毒に思う。
    薄い氷の上を歩いているような感じで、ひやひやする。

    季刊の文芸誌に連載されていた作品の為、
    章ごとに主人公2人の今までのいきさつの説明があるので、
    「はいはい、何度も言われなくてもわかってますよ」と思ってしまう。
    単行本にするにあたって、ここは省いてよかったのでは?

  • 【いつか陽のあたる場所】の続編、暗い過去を持ちながらも、前向きに生きて行く2人の姿が、とっても心地よく感じる。こんな友達って、中々めぐり会えないですよね。
    羨ましいなぁ!又、続編が読みたい!!

  • NHKのドラマを、はまって初回から最終回まで観たもんで、期待して読んでみた。裏切られはしないが、テレビの刷り込み効果ゆえ、いわゆる原作本でサクサク読了。
    作者の別作品を是非とも読まねば。

  • NHKドラマを見た後に読んだので、登場人物のイメージが固定されてしまった。アイドルに頼らない割と手堅い配役だったので、助かった。というかドラマよりうんと前に読んだ1作目より、ドラマ後のほうが二人の心情がより身近に感じられたように思う。
    懲役刑に服しても、のうのうと社会復帰してうまくやっている芸能人とか著名人もいれば、市井で細々と肩を寄せ合って、一歩ずつ歩いていく誠実な人たちもいるのだなぁという感想でした。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「過去」の背中に怯える芭子。「堀の中」の体験をいまだ不用意に口走る綾香。しかしやっと、第二の人生が、ここ谷中で見えてきた二人だった。コトが起こったのはちょうどそんな頃。二つの心臓は、すれ違った彼らにしばし高鳴り、しばし止まりかけた。ムショ帰りコンビのシリーズ、大好評につき第二弾。

  • ドラマを見ていて原作が読みたくなりました。
    ドラマとはちょっと違うかな??
    子どもに会いに行ったりとか,本には書いてなかったと思うんですが…
    主人公の二人を応援する気持ちで読んでいました。

  • 続編。

    今回も不器用ながらなんとかやっていこう。という気持ちが切実に伝わります。

    「悪いうわさも七十五日」って嘘だな。

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