魔術はささやく (宮部みゆきアーリーコレクション)

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著者 : 宮部みゆき
  • 新潮社 (2008年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103750048

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魔術はささやく (宮部みゆきアーリーコレクション)の感想・レビュー・書評

  • 2014年5月2日読了。

    他人を故意に傷つける事が、どれだけ罪深い事なのか・・・
    と言う事を考える作品でした。

    他人に深い傷を負わせた人間が出来る唯一の事は、
    必死で謝って謝って謝り倒して、泣いて許しを乞う事
    だけで、「言い訳」なんて持ちだしてはいけない。

    人間、生きてれば誰でも他人を傷つけるものだけど、
    件の4人の女性は、それがあまりにも悪質だったし、
    「雇われてるから」と理由をつけても、知っていて
    やっていたんだから、そんな理由付けは何の意味もなさないんじゃないかと。

    さすがに「命を奪われて然るべきだ」とは思えませんが、
    「言い訳を許すな」と言う点では、原沢老人と同じ気持ちです。

    高木和子に関しては、どことなくモヤモヤした気持ちが残っています。
    彼女は本当に反省していたのかどうかが判然としなかったからです。

    また、三浦に関しても、あっさりとし過ぎかなと思いました。
    まあ彼に関しては物語のメインではないのでこれでいいのかなぁとも思いますが(^_^;)

  • うーん、もっと長編にして色々なことの詳細を書いて欲しい感じ。

  • なんか 若い男の子に怖いお話 綺麗なバラには棘がある もてない男なのに可愛い女の子が近づいて来たら注意が必要だ

  • 初めは、登場人物たちの繋がりや、立場が読めなかったけれど、
    読み進めるとだんだんと繋がり始めて、面白くなってきました。

  • 久しぶりに読んだけど、物語に引き込まれ一気読みに近い形で読み終えました。自分がこの作品を好きなことを再認識するいい機会だったと思います。
    個人的には、この作品はミステリとして読むよりも、主人公の成長物語として読む方がしっくりくるかなと思います。

  • 自殺した3人の女性には接点があった。
    真相を突き止めようとする守は何を発見するのか。
    普通の人間が使えない技を題材にしているところが面白い。

  • ちょっとありえなさすぎる気がしちゃったな

  • 宮部さんのミステリは初。
    トリックがご都合主義すぎて少し不満。
    しかし、ストーリーはとても面白く、特に終盤にかけて強く引き付けられた。
    また、プロローグから伏線が全開でさすがだなと思った。

  • 催眠術というちょつ現実離れした話。まあまあかな。そんなに入り込めなかった。

  • 緻密に計算されたストーリーに驚嘆。
    少ししか登場しませんが、錠前屋さんのおじいさんがいい味だしてます。

  • 人物の「描写」と「説明」
    宮部みゆきさんは「模倣犯」からいろいろ読んでいます。図書館の書棚に見つけるとついつい手を取ってしまう作者ですね。解説にあった、人物の「描写」と「説明」。今度からは気をつけて読んでみたいです。 編集
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  • 初期の作品であり、都合の良い設定や未熟な部分もありますが、
    何と言っても宮部さんの長所である登場人物の描写が秀逸。
    マンションの屋上からの飛び降り、地下鉄への飛び込み、そしてタクシーへの飛び出し。無関係にしか見えない三つの死の背後には、一体どんな繋がりがあるというのか?たまたま事件に巻き込まれたタクシー運転手の甥・守は、知らず知らずのうち、事の真相を追っていくことになる。

  • 父親が公金横領⇨失踪、母親が病死した少年がおばさん宅に身を寄せ、おじさんが遭遇したひき逃げ事件をきっかけに自分のちゃいのことをしる。
    事件は、催眠術を使う老人のしわざ。

  •  最後がきれいにまとめすぎて、あ、やっぱり小説なんだって思う。

  • やっぱり宮部みゆきはすごい!と思いました。
    文章に無駄がなく、最後まで読まずには眠れない・・・。
    ここがこうつながっていたのかと、感心しました。
    ただ犯人の動機がいまひとつ私にはしっくりこなかったのが残念でした。

    木村佳乃でのドラマも楽しみ。

  • なかなか頁が先に進まなかった。つまりは結末への伏線の説明が多すぎて、そのときは、何言ってるんだろう。みたいな書き方が多かった。よくよく振り返ってみては、あぁそんな描写もあったなぁ。と思い出せたり、思い出せないものもあるだろう。

    サブリミナル効果とか催眠術とか、オウム真理教を思い出させた。

    さいごの30ページくらいの種明かしが楽しく読めた。
    登場人物がピタッとパズルで合わさる感じ。
    吉武副社長に警察に出頭させるという、正しい裁きを与え、完璧な終わり方だった。

    登場人物の中で、日下啓子が一番好きかな。逃げ出さす、夫を信じ続けた母親。だから守みたいな立派な子どもに育つのかと。
    守と鍵開師のおじいちゃんの友情みたいなところも好き。
    あねごのキャラがよく分からない。そんなおばさんみたいな世話好きな女子高生いるのか?

    何十年後かに、再読したいかな。

  • キーワードをささやいた瞬間、ある人間の人生が決定される。
    催眠によって復讐が果たせるのだとしたら、なんと恐ろしいのだろう。
    つぶやいただけなら、証拠も残らず完全犯罪も完結してしまうではないか。
    「日本推理サスペンス大賞」受賞のこの作品はさすが宮部さんと唸らせられ、ずっしりと重みを感じ、登場人物の心理もうまく描写されている。
    何といっても、主人公の選択した結論は潔く、そして、最後が後味の悪いものにならなくてホッとしている。

  • 守君の性格が良くて、そして周囲の人間に恵まれていて、宮部さんらしいミステリーだけど安心して読める作品でした。

  • この本は、よその大学の友達にオススメの本は?と聞いたら薦めてくれた本です。3人の女性が自殺した事件は、なんの関係もないようだったが、いろいろ調べていくうちに実は3つの事件には関係があることに気づきます。果たして、この事件の関係はなんなのか?
    ミステリー小説はあまり読まないので、読んでいて少し新鮮でした。でも、ちょっと長かったから途中でだんだん読むのが遅くなりました。私的には、あまり趣味じゃなかったかな(笑)
    興味があったら読んでみてね(^O^)/

  • '89年の作品の新装版。3人の女性があいついで自殺する。何の関係もなさそうな3人だったが、実はつながりあっていた。その事実を知ってしまった守が犯人を追う。日本推理サスペンス大賞受賞作。思わぬところから犯人が出てきたり、デビュー当時からハラハラドキドキ読者をひきつける作風が光ってます。ちょっと古い部分もありますが、その時代を反映している作品でよかったです。

  • 許したい・許せない・・・
    人の心を裁くのは、人なのか死なのか

  • 宮部みゆきは読みたいと思いつつ最近のしか読んだことがなかったので今回新装版で出たMiyuki Miyabe Early Collectionの中の『魔術はささやく』を読んでみた。魔術ってこんなに自在に操れたら面白いだろうなー、と自分も魔術を使えるところを若干の罪悪感を持ちつつ想像してしまった(家族に無性に掃除がしたくなるとか、洗濯がしたくなるような・・・)

  • 約20年前に書かれた本とは思えない。サブリミナルは今でこそ知られているけど、当時としては画期的な内容だったのでは?中盤から原沢老人が出てくる前あたりが好き。老人が出てきてからは、ちょっと軽い気がした…。08.4.26読了

  • 1989年第二回日本サスペンス大賞を受賞した作品だそうです。けっこう宮部ミステリーの原点らしき 部分はありますが、さすがの文章、構成に比べてラスト付近の展開、種明かしは物足りない。まぁ、最近の宮部さんがランクアップしてるからの比較でしょうね。
    犯罪者家族への世間の無責任な風当たり、恋人商法、詐欺商法など、20年近く前と基本は変わっていない。いじめとかもそうですけど、古い作品を読んでいると歪みは問題になっても棚上げにされたまま悪化してるのを再認識します。
    まぁ、作家で読んでますが、あまりミステリーは僕に合わないかも(^^;

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魔術はささやく (宮部みゆきアーリーコレクション)の作品紹介

マンションの屋上からの飛び降り、地下鉄への飛び込み、そしてタクシーへの飛び出し。無関係にしか見えない三つの死の背後には、一体どんな繋がりがあるというのか?たまたま事件に巻き込まれたタクシー運転手の甥・守は、知らず知らずのうち、事の真相を追っていくことになる-。「日本推理サスペンス大賞」を受賞した、宮部ミステリの原点。

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