ソロモンの偽証 第III部 法廷

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著者 : 宮部みゆき
  • 新潮社 (2012年10月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (722ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103750123

ソロモンの偽証 第III部 法廷の感想・レビュー・書評

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  • ついに完結。
    Ⅰ、Ⅱと同様、睡眠削って2日間で読んだ。
    1か月ブクログ放置してた私に、レビュー書かなきゃ!という気持ちにさせてくれた本。

    Ⅲ部は丸々法廷編、白熱の5日間。
    これまでの調査の結果明らかになった事実を法廷で証言してもらい、真相に迫っていく。
    証言は出尽くしたと思っていたところで、登場する最終日の証人たち、そして最後の証人は…。

    もう知っている事実だったりもするのに、証言という形になるとまた違う迫力が出ますね。
    日本の裁判制度とはだいぶかけ離れているのだけど、だからこそすらすら読めたのかも。
    プロ顔負けの尋問を堂々とする検察官と弁護人の見事さったら。
    その他の登場人物も、みんなみんな立派すぎる!
    検察官役の涼子は、後半かなり神原くんに食われてしまってました。
    表の主役は涼子だったけれど、影の主役は神原くんだったんだなー。

    特に、大出に対する弁護人の主尋問がよかった。

    「被告人はこれまで、本校というひとつの社会の中で、実にしばしば、間違ったふるまいをしてきたと思いませんか。その間違ったふるまいの結果が、被告人をそこに立たせたのだとは思いませんか」
    個人的に、ここがハイライトだった(笑)

    こんなに肝のすわったたちって中学生いるんかなぁと思ってきたけど、
    でも要は、柏木君は重い中二病で自殺に至ったわけで、その死の真相を
    自分たちの手で明らかにする主体は、やはり中学生である必要があったのだろう。
    大人ではなく、でも子どもと思われたくない中学生という微妙な時期。
    ここまでじゃなくても、この世代の肥大化した自我っていうのはいつでも厄介なものでして。
    ある程度予測がついていたからかそんな驚愕するようなラストではなかったけれど、
    歪みきって濁りきっていた学校に、新しい風を吹かせ、少なくともこの裁判を通じて
    救われ、次の一歩を踏み出せるようになった人たちがいた。
    (しかし当の柏木君の両親は、真相を知ってよかったのだろうかとも思う…)

    樹理や大出はその後どうしたんだろうとか、法廷の場面に比べてちょっと評議の場面が
    簡単すぎるなぁとか(法廷で真相は明らかになったからこれは仕方ないかな?)、
    いつものことながら?、色々広げすぎて回収が追い付かなかったところは
    やや物足りなくもあったんだけど、3冊通して一度も止まらずに読み切れた、
    宮部さんのこの圧倒的な筆力には脱帽しかありません。
    あー、面白かったなぁ。

  • “終戦記念日は、毎年必ず、よく晴れる。(略)開廷時間は午前九時である。礼子は余裕を持って支度をした。衣服は簡素な麻のスーツを選んだ。”

    第三部『法廷』のこの書き出しを読んで胸が躍った。
    読んでいる自分自身も、何を着ようかと身支度を整えたくなり、思わず背筋が伸びた。
    ついに中学生たちによる学校内裁判の開廷である。
    これまで第一部、第二部で1400ページ以上に渡って展開された事実の裏に何があるのか、長い物語がこの第三部で終わりを迎え、法廷で真実が明らかになる。
    考えただけでも、ページを捲る指先に力が入った。
    ここまで引っ張れる宮部みゆきの筆力、さすがである。

    ──そして。
    何度かの休憩をはさみながら、700ページ余りを読み終え、感動的な小説に出会えた幸運と満足感で一杯になった。
    読んでいる最中、早く結末を知りたくもあり、逆にまだまだこの物語を読み続けたくもあり、心が揺れた。
    たくましく成長した少年少女たち。立派な裁判だった。みんなが素敵だった。
    よくやったと、肩を叩いてやりたくなるような生徒たちだった。
    この素晴らしき中学生たちに拍手を送りたいとも思った。

    個々のページから途中までの印象を語れば。

    P56:誇らしいのだろうと、礼子は思った。
    ──私も同じ気持ちだった。この物語の中だけの架空の生徒たちがまるで実在するかのように、彼ら彼女らが誇りに思えた。

    P113:「<人生に意味はあるのか>。<人間は何のために生きるのか>。<死は本当に誰にとっても平等なものなのか>」
    ──柏木則之が卓也と交わしたと言うこの議論は、まさにこの作品の本質的なテーマであり、私たち読者への問いかけでもあると思った。

    P171:「兄さんなんだからもっと大人になれとか、きれい事を並べて僕を否定せずに、僕のわがままを丸ごと受け入れてくれました。それがなかったら、僕はどこかで道を踏み外していたろうと思います。つまり、家の外で問題を起こすとか」
    ──柏木則之の祖父母に対するこの感謝の発言は、問題が起こった時に誰かが支えてくれなければ、どんな人間でも誤った方向に進んでしまう可能性を示唆している。それを阻止するためにも親子でも兄弟でも先生と生徒でも正確にその人間の状態を把握してくれる存在が必要なのだと。
    現在起きている実際のいじめによる自殺の問題でも、誰かどこかに心打ち解けられる理解者がいれば、それを防ぐ方向に持っていけるのではないかと。

    P269:「人間の愚かさについて考えるならば、それは正しいことと間違っていること、善と悪について考えることになります」
    ──これもまた、この作品のテーマであろう。それを追求するためにもこの裁判の存在理由があるのだから。

    P275:「教師からは管理教育というひとつの物差しで測られ、選別され、生徒同士のあいだでは、容姿や身体的能力や人付き合いの上手下手でまた選り分けられ、排除されたり攻撃されたりする。そこには確かに“悪“がありますが、誰もそれを”悪“とは名指ししない」
    ──丹野先生のこの言葉はまさに現在の学校の実態を端的に表現している。みんながそこから目を背けようとするから、いまだにイジメはなくならないし、それによる悲劇的な自殺も起こるのだ。

    P277:「学校からは出ていっても、世界から出てゆくのはまだ早い。世界のどこかには絞首台のない丘があるはずだと、彼に言いたかった」
    ──柏木卓也に言いたかったというこの言葉はぐさりと胸に突き刺さる。そういう希望がどこかにあるはずだと、わたしたちは悩む子供たちにしっかり教えていかなければならないのではないかと。

    P281:「お辞めにならないでください」「柏木君のように、先生と一緒に画集を見たり絵の話をすることで学校のなかに居場所を見つける生徒が、ほかにもいるかもしれません。そんな生徒には、先生が必要です」
    ──と丹野先生に呼びかけた涼子の言葉には不覚にも涙が零れた。

    ──さらに、弁護人神原和彦の正体が明らかになる終盤。
    ある程度推測されたことではあったが、それはこの物語の主題ではない。
    そのことの持つ意味。彼の行動が何をもたらしたか。結果的にそれは良かったのか、悪かったのか。
    それらにも触れながら、陪審員となった九人が究極の答えを出す。
    大岡裁きとでも言えるような、傍聴人を、そして読者をも唸らす見事な裁定、判決だった。
    それは事件発生の雪のクリスマスイブから約八ヶ月、少年少女たちの誰もが成長したことの証でもある。
    あんなにか細く弱弱しかった野田健一も。
    傲慢でどうしようもない不良少年だった大出俊次も。
    嫉妬と羨望と憎しみの塊だった三宅樹里も。
    あっちに揺れ、こっちに揺れしながら、移り変わったそれぞれの心情。
    第一部を読み始めたときとは明らかに彼らの印象が変わっていた……。

    設定はバブル時代の1990年。それもその終焉を大人たちはうすうす感じつつある時期。
    携帯もない、メールもない。だから公衆電話や、家の電話が謎解きのパーツとして重要な意味を持つ。
    『構想15年、執筆9年! 宮部みゆきさん最新長編現代ミステリー。小説家デビュー25周年を迎えた宮部みゆきの新たなる代表作』。そのようにブクログでは紹介されている。
    そうか、あれから25年も経つのか……。
    彼女の実質的なデビュー作である『パーフェクト・ブルー』からは23年。
    そのストーリーテラーとしての卓越した文章。社会問題に根ざしたテーマ設定。ミステリーとしてのスケールの大きさ。それらすべてに舌を巻き、ものすごい新人が現われたものだと思った。
    その後、『魔術はささやく』『レベル7』『龍は眠る』など彼女の作品が立て続けて刊行されるたびに感動と驚愕を覚え、虜になった。
    思えばあれはバブル真っ盛りの時代。
    今回、この超大作がバブル時期の設定なのは、彼女自身、自分のデビュー時を思い返し、何か感ずるところがあったのかもしれない。

    この作品を読了後、余韻を楽しむために、別の小説に取り掛かるのは少し間をあけることにした。
    『本読み』の一人として、この素晴らしき大作を読み終えた充実感、満足感を大切にしようと。
    友のために、或いは自分のためにも、ひたむきに真実に立ち向かう大切さを教えてくれた。
    この作品を書いてくれた作者と作品に登場した素晴らしい少年少女たちに感謝です。
    最後に、この少年少女たちが高校生になってさらに成長した物語を読みたいなと、ふと思った。
    今年の本屋大賞、或いは「このミステリーはすごい!!」第一位に推薦したい名作。

    追記:第一部『事件』を読み返しているのだが、145Pに大きな伏線、というよりのちのち重要になる大事な文章があったことに気付いた。
    ここに、神原和彦の思いを推測できるヒントが書かれていたのですね、なるほど。すっかり頭の中から消えていました。
    このシーンを思い出せば、彼がどんな思いを抱いてこの裁判に臨んだのか、大体は気が付くようになる。
    一言一句無駄な文言や表現はないうえに、ものすごく綿密に練られた構成でこの小説は書かれているのだなあと思いました。あらためて宮部さんに脱帽です。
    最後まで読み終えて、その部分を思い出せなかった方は是非『第一部』の145Pを読み返してみてください。

    ※再追記:この小説を読んで法廷推理物に興味を持たれた方に、かなり古い作品になりますが、高木彬光 の「破戒裁判」をオススメします。
    この本とは毛色が違いますが、日本における法廷推理小説の草分けで、最後、真実が明らかにされた時、思い切り泣けます。
    「破戒裁判」下記をクリック。
    http://booklog.jp/item/1/4334740820

  • 総ページ数2178。読み終えた。
    達成感が沁み入る。
    物語の結末を見届けたという達成感。

    ミステリーの結末はⅡ部で十分に提示されていた。
    その結末を支える運びが見事だった。
    そう、まるで法廷の最後の証人の声を聞いているかのように。
    絵筆を何度も何度も重ねて描いていくMONSTERを間近で見ているかのように。

    宮部みゆきさんは社会課題をこれでもかと打ち付けてきた。
    本当は大人が受け止め解決しなくてはいけないことを、子どもに肩代わりさせないと大人が真に理解できないかのごとく。

    爽やかな読後感ではない。
    ずっしりと心に留まる読後感だった。

  •  2178ページにわたる、壮大な物語、ここに完結!!早く読みたくて読みたくて、第三部は購入してしまいました。ハードカバーを購入したのは、何年ぶりだろう。
     息をするのも忘れて読みました。


     証人尋問も、もちろんよかったけど、神原弁護人が、被告人大出俊次に対して行った本人尋問がこれまた素晴らしかった。
     被告人を守るはずの弁護人から、今まで被告人が三中生に対してやってきた様々な暴力を暴かれる。


     (傷つけられた人たちの気持ちを考えたことはありますか。)
     「告発分を、誰が書いたのかは、関係ない。なぜ、大出君、きみが被告人にされたのか、ちゃんと考えてみなよ」
    和彦は糾弾する。すべての真相を知る和彦だからこそできる本人尋問だった。
     これには、藤野検事も、野田助手もびっくり。もちろん、被告人大出俊次もびっくり。

     ただ、三宅樹理には彼の思いが通じる。

     利己的な柏木卓也の死。暴君大出俊次に対する三宅樹理の復讐。神原和彦の贖罪。

     これが、自殺で始まり、偽証で終わる。すべての顛末。

     はー、もっと詳しく書きたい。でも、ネタばれにはしたくないので、このあたりが落としどころ?


     さすが、構想15年、執筆に9年かかっているだけのことはある。これは間違いなく、歴史に残る作品になる。
     そして、間違いなく、私の2013年上半期ベスト5に入る!!


     

     


     

  • いよいよ最終章。
    事件は学校内裁判で決着がつくことになる。
    裁判の様子は実際の裁判員裁判さながらに進んでいく。
    弁護人と検事のやり取りは一体いつ練習したんだとつっこみをいれたくなるほど、プロ顔負け。

    確かに登場人物一人一人の細かい描写やプロットは評判通りで、ぐっと熱くなることもしばしば。
    でもいかんせん長い。ここまで長くする必要があったかなあ・・・。
    途中から結末は見えてるし、もうちょっと短くても良かったかも。
    それとみんないいこちゃんすぎて、物足りなくもある。

    宮部さんとはやはり相性が悪いのかな・・・。
    もうちょっとチャレンジしてみたいところだけど。うーん。

  • 読み終わった〜〜〜(^u^)なんだかすごい達成感が(笑)
    少しは中だるみ感があるかと思ったけど全然感じなかった。
    むしろ予想していたよりも中学生たちの裁判はとてもピュアで良かった。
    それだけにラストには彼らの想いがストレートに伝わって来てじんわりと目頭が熱くなった。
    やっぱり中学生らしからぬ大人顔負けな発言や行動は随所であったけども三宅さんへの裁定はもちろん被告の大出くんや弁護人の神原くんへの思いやりを持った評決は中学生らしい。
    さわやかな読後感。また機会があったら読みたいな。

    2000P超えを感じさせないほどすごく読み応えがあった。
    10年にわたる連載だったらしくすごいなと思う。宮部さん、お疲れ様でした。
    宮部さんに これだけの大作をありがとう!といいたい。

  • やっと読み終わった。
    ここ1週間くらい夜更かししてひたすら読んでた。
    雪の日の自殺はトーマの心臓を思い出して、その年代特有の物事への真摯さのようなものを感じて、とても考えてしまった。
    あたしは中学生の頃こんなにいろいろ考えてないで無為に毎日を過ごしてた気がする。
    もったいないことしたかもって思う。
    真実を知りたいと立ち上がった藤野涼子がとても好き。
    みんなどこかしらいいとこがあって思い入れがたくさんある。
    14歳の死で始まり、偽証で終わる。
    最後まで読んでその意味が分かったとき感動した。
    久しぶりに読書に没頭するきっかけになった本。

  • 結局一気読みしてしまった。心臓の動悸が苦しくてじっとしていられないくらいで、手に汗を握りながら、ハラハラしながら読み通してしまった。
    新聞の広告には「だれもこの結末を予想できない」と書いてあったが、珍しいことに私には予想がついた。というか、この結末しかありえないだろうと思った。
    第Ⅰ部の冒頭で、小林電器店のおじさんが見かけた男の子の姿が、3冊通して読む間ずっと脳裏から離れなかった。どうして彼はそんなに疲れていたのだろう。ほんの短いシーンなのにひどく印象的だった。

    14歳くらいのときに、死について考えたことがない人は幸せだと思う。
    自殺とか死なんてものに心を引っ張られることなく過ごせたら、それに越したことはないのだ。
    私には柏木卓也の考えていたことが、ほんの一部だけどわかる。同じようなことを考えたことがあるから。でも私は彼ほど完璧な人間じゃなかったから、自分をそこまで追い込むことはできなかった。だから今でも生きている。

    それにしても、1冊が4㎝もあるような分厚い本が3冊もあるというのに、この物語のまとまりようはどうだろう。決して拡散していくことなく、詳細で丁寧な語り。まるごとその世界で生きていたかのような感覚がいつまでも抜けない。
    もともと宮部さんの作品はそういう読後感が多いのだが、本作はその中でも飛び抜けて「その世界で生きている感じ」が強い。

    また読み返したら違う感想を持つかもしれないので、とりあえず一読後のそのままの感想をあげておく。

  • すごい読み物だった。
    もうもう、ひたすら取りつかれたように読まずにはいられなくて
    時には鳥肌
    時には涙
    時には、嫌悪感
    いろんな気持ちが入り交じった。
    中学生は本当に多感な時期だし、繊細で、大人には下らないって思うことにも真剣に突き詰めすぎてしまって悩んだりとか
    この作中の中学生まではいかないけど、考えることはたくさんあって、世界は学校しかなくて。
    それがすごくうまい具合に描かれてて、なんというか本当にすごかった。
    もちろん中学生には出来すぎと思うけど、それを抜きにしても、読めてよかった。
    不幸な出来事がたくさん起こってしまったことは悲しいけど、少し現実離れしてるとこはあるけど、
    それが彼らの心を強くして、普段なら見えない部分もみれて、普通の言葉だけど、成長に繋がったんだろうな。
    中学生とか学生に読んでほしいなー長すぎるかなー

  • ついに3巻読破!達成感(?)~(笑)。
    それにしても学校内裁判。
    ぐいぐいひきつけられました。
    最後の最後に陪審員たちが下した評決。
    そして、エピローグ。
    読み応えがありました。

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この裁判は仕組まれていた!? 最後の証人の登場に呆然となる法廷。驚天動地の完結篇! その証人はおずおずと証言台に立った。瞬間、真夏の法廷は沸騰し、やがて深い沈黙が支配していった。事件を覆う封印が次々と解かれてゆく。告発状の主も、クリスマスの雪道を駆け抜けた謎の少年も、死を賭けたゲームの囚われ人だったのだ。見えざる手がこの裁判を操っていたのだとすれば……。驚愕と感動の評決が、今下る!

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