この世の春 上

  • 677人登録
  • 4.10評価
    • (54)
    • (68)
    • (31)
    • (2)
    • (1)
  • 60レビュー
著者 : 宮部みゆき
  • 新潮社 (2017年8月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103750130

この世の春 上の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 苦手な時代物だったがお借りしたので読んでみることに。
    宮部先生は大好きだが、時代物だけは敬遠していた(^_^;)

    そこはさすがの宮部先生。

    単なる時代小説とはアプローチが違う。

    憑き物なのか?多重人格なのか?
    物語はどう展開するのか?
    散りばめられた伏線はこの先どのように回収されるのか?

    期待大のまま下巻へ!!

  • 時代ものかと思ったら、題材は医療、ジェンダー、親子関係etcですごく現代的だった。宮部みゆきさんの作品ひさびさに読んだけどやっぱおもしろいな。

  • 現代では名前がつき、説明できてしまうことでも、知識のなかった時代はどうだったのか。手探りで、ひとつひとつ確かめ、受け止めていく。困惑しつつも、まっすぐ向き合い、あたたかく支える、まわりの姿にジーンとくる。本人の苦悩も、痛いほど伝わる。前を向いて歩みだしてからは、共に応援したくなる。
    前半がスローテンポで、やや冗長な気も。

  • 一気に読んだ。さすがという感じ。このまま続けて下巻まで。

  • ベストセラー宮部みゆきさんの本を稀に読みまする。いやいや実に面白うござる。これぞベストセラー!なのです。徹夜読みになって翌日の仕事に差し支えるので、なるたけ我慢しているのです。やれ面白い。
    (小路幸也の『猫ヲ捜ス夢』という本と併読していたが、最初内容がこんがらがって分別するのに一苦労だった。何故かそういうことがママ有るのだ。何故だ!分からんが、ま、いっかw)

  • 時代物とミステリーものを合わせた物語。登場人物たちの周辺をめぐる謎や、病にかかり、看病する中で見えてきた温かい人間模様、女中が何者かに襲われて、助けを求めた際に周りの人々が協力して謎を解いたり、助けたい一心で女中のために尽くす人々の温かい人間模様などが良かった。人情に加えて、物語が進むごとに謎はさらに深まり、謎を解かそうとあれやこれやと思考と重ねて行く内にまた謎が出てきたりなど、ミステリーの部分も大いに楽しめた。一体、人物に何が取り憑いているか、それの謎と、取り憑くようになったきっかけなど、気になる。

  • 北見藩藩主の北見重興は、新参の伊東成孝に藩政を任せ切りにしており、「病重篤」を理由に代々の家老衆によって隠居させられる(いわゆる「押込(おしこめ)」)。重興は藩主の別邸・五香苑の座敷牢に幽閉され、佞臣(ねいしん)の成孝は切腹した。

    実は、この「押込」には裏があった。重興は記憶が途切れたり、不可解な言動をしたりすることがあり、その原因が悪霊にあると考えた成孝は、真相を調べるため重興に近付いたようなのだ。しかも悪霊には、「御霊繰(みたまくり)」なる謎の言葉が関係しているらしい。作事方の家に生まれた各務(かがみ)多紀は、運命の糸に導かれるように事件に巻き込まれ、若き医師の白田登、従弟の田島半十郎、元江戸家老の石野織部らと、重興を救うため奔走することになる。

    最新の医学を学んだ理知的な登は、重興は心の病と考えて治療を続けるが、五香苑では超自然現象としか思えない怪異が続く。

  • 藩主・北見重興は、病重篤につき隠居。
    ただ、病重篤には理由があり
    重興の隠居は乱心によるための押込(強制的に監禁する)だった。

    北見藩が抱える闇に少し戸惑いもあった上巻。
    下巻に続く。

  • もうね、さすがとしか言いようがない。あいかわらず読み始めた瞬間に物語の世界に引き込まれて、あっという間に上巻読了。読者を引きずり込む力の凄さに圧倒される。宮部みゆき恐るべし!

  • まだ読み終わってないのでなんともいえませんが、面白くなりそうな?ならなそうな。

    うーん、あまり進まない感じでした。宮部みゆきで相当期待したんだけど、あんまり先がきになる!見たい!見たい!って思わない感じの上でした。下でどうなるのか!?

    久々の宮部みゆきの歴史ものだったんだけど、ちょっと期待はずれなのと、とにかくハードカバーは重い。笑笑

    読んでます!感はいいんだけども、持ち歩くのは大変です。笑笑

全60件中 1 - 10件を表示

宮部みゆきの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

この世の春 上を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

この世の春 上を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

この世の春 上を本棚に「積読」で登録しているひと

この世の春 上の作品紹介

小説史に類を見ない、息を呑む大仕掛け。そこまでやるか、ミヤベ魔術! それは亡者たちの声? それとも心の扉が軋む音? 正体不明の悪意が怪しい囁きと化して、かけがえのない人々を蝕み始めていた。目鼻を持たぬ仮面に怯え続ける青年は、恐怖の果てにひとりの少年をつくった。悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのか――。21世紀最強のサイコ&ミステリー、ここに降臨!

ツイートする