幻滅の時代の夜明け

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103767022

作品紹介・あらすじ

なぜ、『まあだだよ』は救いようのない支離滅裂な映画となり、『紅の豚』は中年オタク賛美のアニメと堕し、『エイズは笑う』は最低の啓蒙漫画となってしまったのか…。話題の作品の徹底した分析を通し、近代思想に今も呪縛されている日本の文化的破綻をスリリングに解明する。29歳の著者による過激な「20世紀の死亡証明」。

感想・レビュー・書評

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  • 若い時分の力説です。
    頭の良い御仁。そういう人間の意見です。
    社会のスピードについていっているのかどうかです。
    後出しで恥ずいもの書いたゆうことは辞めたいよね。
    出すだけの時代に対するそれ相応の即応性が求められる。
    実際に令和の時代にはどう写るのだろうか?

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著者プロフィール

1966年、東京生まれ。評論家・作家。東京大学教養学部卒業。1989年、戯曲『ブロークン・ジャパニーズ』で、文化庁舞台芸術創作奨励特別賞を受賞。1990年、最初の単行本となる小説『チングー・韓国の友人』(新潮社)を刊行した。1992年の『ゴジラとヤマトとぼくらの民主主義』(文藝春秋)より、作劇術の観点から時代や社会を分析する独自の評論活動を展開。これは21世紀に入り、政治、経済、歴史、思想、文化などの多角的な切り口を融合した、戦後日本、さらには近代日本の本質をめぐる体系的探求へと成熟する。著書に『平和主義は貧困への道』(KKベストセラーズ) 、『右の売国、左の亡国 2020sファイナルカット』(経営科学出版)、『僕たちは戦後史を知らない』(祥伝社)、『バラバラ殺人の文明論』(PHP研究所)、『夢見られた近代』(NTT出版)、『本格保守宣言』(新潮新書)など。訳書に『新訳 フランス革命の省察 』(PHP研究所)、『コモン・センス 完全版』(同)がある。『新訳 フランス革命の省察』は2020年、リニューアルのうえPHP文庫に収められた。

「2021年 『感染の令和』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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