君のいない食卓

  • 82人登録
  • 3.86評価
    • (4)
    • (13)
    • (3)
    • (2)
    • (0)
  • 16レビュー
著者 : 川本三郎
  • 新潮社 (2011年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103776055

君のいない食卓の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 今は亡き、著者の奥さま(恵子さん)に癌が見つかったのが2006年、その病気療養中に引き受けた「食に関する」連載エッセイ。
    (UCカード会員誌「てんとう虫」2007年4月号~2010年3月号)

    その当時、この仕事を引き受けるかどうか悩んだと、川本さんは「あとがき」に書いている。

    それでも、「食は思い出とともにある」と考えた川本さんは、料理好きの奥さまのことを考え、余命の限られている間に、出来るだけ二人の時間を思い出しながら書き進めたという。

    いずれのエッセイも、さりげない市井の食べ物を取り上げながら、記憶の中の風景と向き合う著者の姿が、やや寂しげに綴られている。

  • 川本三郎夫人の恵子さま、2008.6癌で早逝されました(享年57)「君のいない食卓」、2011.11発行です。亡き妻の料理、亡き妻と共に食べた食事を回顧する気持ちに心が揺さぶられます。また、このエッセイは、妻だけでなく母の料理、子供時代の食事をも含めた著者の「食」への思い出エッセイでもあると思います。妻を想う気持ちは、この作品の前年に出版された「いまも、君を想う」(2010.5)により強くうかがえます。一人旅の朝食、二段海苔弁当、三陸のホヤ、食堂のTVで相撲を見た子供時代・・・、私にも思い入れがありますw
    川本三郎さんの「君のいない食卓」、2011.11発行、川本さんのエッセイは安心して読めて、そして心に響きますね!奥様の料理に思いを馳せつつ一人暮らしの食を語るこの作品「君のいない食卓」と「いまも、君を想う」の2冊、何度も読んでいます。東大法学部ご卒業とか・・・。東大法学部のイメージがかなり改善されました(^-^)(失礼しました <(_ _)> )

  • 食の記憶は大切にしたい。

  • 愛妻を亡くされた筆者の食べ歩き? 一人で呑む燗酒は、寂しく美味しくないと
    そうだろうなと納得。行間から素敵な奥様だった事が偲ばれた。

  • 596.04

  • 食のエッセイ。
    全国を旅して、小さい居酒屋や駅前食堂に入って目立たないように過ごしていらして、他のグルメ本とは一線を画する。食べ物は訪れた土地を思い出させるよすがとなり、また亡くなった奥様やお母様、お世話になった先輩の思い出を浮き彫りにする。
    食の喜びと一人の悲しみに満ちた、食のエッセイ。

  • 以前室井滋さんがやっていた書評番組で紹介されていて、なんとなく気になってメモ書きしていた作品。

    食べる、をテーマにしたものが読みたくなったのでここに登録。

  • 食に関するエッセイ。

  • 前に読んだ「いまも、君を想う」の姉妹編。
    苦手だった料理も少しは出来るようになった。
    料理人の苦労もわかるようになる=小さく刻む

    51 ホットドッグはすぐに日本に浸透。コカコーラは不評で、普及は東京オリンピックの前あたり
    52 立派な旅館は一人客お断り、1980年代まで

    70 海外取材の秘訣は美味しいものをスタッフと食べること
    72 なまず料理、米は低所得者か黒人
    120 谷川晃一、元フランス料理店コック。宮迫千鶴が元気なときも半分は料理していた

    永井荷風「すっぽり飯は味気ない」
    一人で食べる食事のこと

    147 若桜の鯉料理、うまい

  • 妻を亡くした夫は、並べることのないテーブルの一角を眺めがら、どんな食事を摂るのだろうと、自虐的に読みはじめました・・。そのテーブルに並ぶのは、訪れた旅先の食の想い出。寂しくもあり、愛おしくもあり。食は思い出・・。いくらかの月日を経た人の言葉に重みを感じます。

全16件中 1 - 10件を表示

川本三郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

君のいない食卓を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

君のいない食卓を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

君のいない食卓を本棚に「積読」で登録しているひと

君のいない食卓の作品紹介

「食」を語ることで、ひそやかに亡き妻を昔のことを記憶にとどめたい。文芸・映画評論の第一人者による「食エッセイ」の名品。

君のいない食卓はこんな本です

君のいない食卓のKindle版

ツイートする