- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103779032
作品紹介・あらすじ
日本の思想とは、何だったのか。和歌や物語から仏教、そして近代の思索まで、現在を代表する三大知性が、西欧とは違った形で展開した日本思想の意義を総括する、挑発に満ちた一冊。
感想・レビュー・書評
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2015年1月17日の再放送でNHK「戦後史証言 知の巨人たち」第5回吉本隆明、を観ました
そこで梅原猛さんが懐かしそうに手にとっていたのが本書
以下、NHKの番宣から
http://www.nhk.or.jp/postwar/program/schedule/
戦後の言論界を走り続けてきた思想家・吉本隆明。膨大な仕事は、文学から政治、宗教、社会思想、そしてサブカルチャーに至るまで幅広い。60年安保では学生達の先頭となり国会に突入、68年の大学紛争時には、代表作『共同幻想論』を発表、個としての思考の自立を説き、大学生たちの圧倒的な支持を得た。高度消費社会を前向きにとらえ、大衆の行動に意味を見出した。同時に、常に常識を疑い、権威と闘い、時には物議を醸す発言もした。社会学者・西部邁さん、上野千鶴子さん、橋爪大三郎さん、作家・高橋源一郎さん、ミュージシャン遠藤ミチロウさん(スターリン)ら、幅広い層からの証言で紡いでいく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
眼が開いた。
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体系的な思想ではなく、断片や個別性 による
哲学で体系化しても人間は洩れる。
縄文文化 アイヌと沖縄
日本人は山の中に入る
はじめに先住民が居てそこへ新しく入ってきて、山の民に同化し、同化しないのが鬼になった。中世にまた同化し、同化しないのがサルになった。
生と死の連続性 仮死状態になり帰ってくるその体験によって新しい文化を作る
国家を作らない意思
感情を分析する言葉の中に緻密な論理が含まれている。
自然との共存、信仰
怨念の鎮魂 -
実はこの本読んでいません。
中沢新一「宗教入門」夜中の学校
マドラ出版(1993-02)
登録したかったのですがAmazonにないようで登録できず。
Amazonにない本用にNO IMAGEの自己編集できるものがあると便利だと思うのですが。。
宗教についてもう少し知識がほしくて軽そうなものから着手。
非常にわかりやすかったです。
「天使と悪魔」とか「タビンチコード」とかへの理解も深まりました。
次はもうちょっと進んだ話を読みたい。 -
072.98.3/5.10刷、並、カバ小ヤケ汚れ
帯(傷み)付き。