枝の折れた小さな樹

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著者 : 鈴木光司
  • 新潮社 (2002年2月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103786078

枝の折れた小さな樹の感想・レビュー・書評

  • リング、螺旋とは全く異作品。
    不倫相手との子を妊娠した作家の話人生相談、気持ちがすれ違い始めた夫婦の結婚指輪他は親子愛の短編。どの作品もドロドロとしたところがなく、読んだ後に暖かい気持ちになる作品集。
    親や子が一輪車や一枚の写真などをモチーフにそれぞれの親子愛につながっていく。また、どの物語も子がキーポイントになっている。

  • いろんな形の愛情を描いた短編小説集。作者は「リング」や「貞子3D」の原作小説を書いた人ですが…この一冊にはホラーの要素はありません。

    どの作品も「息子・娘」がポイントになります。
    それは「子はかすがい」的な意味である場合もあるのですが、「親と子供」それぞれのエピソードを取り上げることで、「取り上げる時代が広くなる」ところがあって。その辺が不思議な風合いを出している作品が多い。

    2002年発表の作品、ということもあり、ネガフィルムの扱いなど「ゆとり世代向け」ではない作品も多く、読む人を少々選ぶ作品。子供を持ったことがない人間には本当の意味で理解できない作品かもしれない。ただ個人的には妙にじんわり来る作品群だった。

    同著内の一作「大山」が、NHK第一放送ラジオ文芸館にて2015年3月7日に放送。

  • 鈴木光司氏の短編集です。タイトルに惹かれ購入しましたが購入後の引っ越しでどこかに紛れ込み、最近になり出てきたのでだいぶ寝かせてから読みました。どれもテンポよくストーリーが進み、情景の表現は秀逸です。あっという間に読み終わりました。

  • 家族の再生の短編集。ホラーのイメージが強い方だけど、こういうお話しの方が向いてらっしゃるのかも。直に体験した気分になるリアルな表現が素晴らしいです。

  • 短編作品なので読みやすい。ホラーのイメージが強い作家さんですが、家族をテーマにすると優しい雰囲気になります。枝の折れた小さな樹はそんなかんじかな。一つ一つ情景が目に浮かびます。少し心安らいだり。嫌いじゃないです。
    でも、数年前にすでに読んでいた・・・・・再び題名に惹かれ購入。読み始めてやっと気がついたくらい印象に残らなかったみたいです。

  • 七つの短編集。特に印象に残らず・・

  • もう15年ほど前になります。詠む本に行き詰まり、チャットで初めて推薦されたのが「リング」でした。ともあれ、ホラー映画は苦手だけど小説ならと読み、けっこうはまってしまいましたね〜、ブームに乗って秀作も多かった時期です。
    リングシリーズの最終作「バースディ」は期待外れで、他は「楽園」くらいしか読んでいません。この「枝の折れた小さな樹」も短編集だから読みやすいかもという程度で選びました。
    7編、あとがきによると小道具を生かしたかったらしいんですが、伝わってきません。丁寧でうまいけど面白みに欠ける、物足りないという感じです。家族、夫婦、親子、など身近なテーマなだけに、だから何なんだという違和感が残ります。

  • 鈴木光司さんの本の返却が明日だと気付いて、読み始めました。
    枝の折れた・・・と言う題なんで、暗い話かと思ったら再生の短編集でした。
    家族、親子の再生・・・・
    人生の再生の話がちりばめられていて、ジーンとしたり、そういうものだとうなずいたり。
    鈴木さんの人柄が湧き出ている作品で、もっとこの人の書いた本を読みたいと思わせてもらいました。

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枝の折れた小さな樹の作品紹介

妹の死んだその日から、壊れてしまった父と母。彼女の「死後」を「再生」しようとする兄。「画像」の中で最期を迎える彼女が残す言葉は-。

枝の折れた小さな樹はこんな本です

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