こころの処方箋

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著者 : 河合隼雄
  • 新潮社 (1992年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103791027

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こころの処方箋の感想・レビュー・書評

  • 心理系の仕事を目指すなら一度は読んだ方がいいと進められて読んだ本。
    物事の考え方はひとつじゃないっていうのがよくわかるし、なるほどなって思う内容。
    色んな考えの参考になる本。

  • 学生時代、専門学校で読んでたら
    DQNにメンヘラ扱いされましたが
    別にそういう本ではありません
    心理学とか興味ある中二におすすめしたい
    非常にわかりやすいです

  • 時々読み返したい本。良書。

  • たましいに語りかける、55篇のエッセイ。

    各題名がとても印象的。
    人の心などわかるはずがない、
    ものごとは努力によって解決しない、
    一番生じやすいのは百八〇度の変化である、
    どっぷりつかったものがほんとうに離れられる、
    など。

    こりかたまった頭や心をほぐしてくれる一冊。

  • とにかく心が落ち着く本。ただただ冷静にお伝えしてくれる感じが、説得力を増す。1つのお題で数ページなので気軽に区切って読めるのもいい。

  • これは、タイトルがある意味ハードル高そうだけど先入観をもたずに読んだがよろしいと思います。

    「なるほど~」と思うようなこと満載。

    日常生活での人間関係における常識というものをここまでわかりやすい言葉でなるほどなーと思わせる河合隼雄さんはすごいです。
    「常識」とは言葉で名言しなくても存在するものだったが、今はその「常識」さえも言葉で表すことが必要な時代であるという。
    人付き合いというものを違った角度から楽しめるのではないでしょうか。

  • 勤務先の相談室に置いてあった本。

    通勤途中の車の中で少しずつ読み進めていったが、
    帰路につくときに読んだ方が、心が癒されている感覚がしたので、
    仕事終わりに読むのがオススメかなと。

    河合さんの著書は、これまでもけっこう読んできたので、
    河合さんの思いをさらに重ねながら、そして自分自身の思いとも重ねながら、
    本当にしんみりとした感じで読むことができた。

    これが20年前に出された本だなんて思えないくらい、
    現代の感覚にマッチしていたなぁとしみじみ…

  • 今まで自立と依存はまったくの対極にあるものだとばかり思っていたが、”健全な依存”の上に自立があるのだとこの本には書いてあり、目から鱗であった。
    幼児にとって親との健全な依存を経験することは必要不可欠のものであり、それがない場合、成長してから周囲の人間と適切な関係を築くのが難しい、しかし成長する過程で健全な依存を親以外の人間との間に経験することも可能であると。
    最近思うのは、人間関係に悩む人はみな、幼少時に親との間に信頼関係を築けなかった人ではないのかということ。
    健全な依存があるからこそ信頼関係が築けるのではないかと思った。

  • 昔々に買った本。
    お手洗いに本が何冊か並べてあるが、コレもお手洗い本のひとつ。
    各章が、お手洗いに入っている間に読み切れる量でちょうどいい。
    昔々の人が、「よい考えが浮かぶのは、風呂に入っている時、布団に入っている時、お手洗いに入っている時」と言ったらしいが、まさにそうだと思う。
    お手洗いで読むと、よく理解できる気がする。そして、そこからヒントが得られる気がする。

  • 【鈴木伸哉先生】
    本文からの引用
    羨ましいという感情に伴って意識されてくるのは、その部分が特に開発すべきところ、あるいは、開発を待っているところとして、うずいていることを意味しているのである。ある個人にとってやらねばらぬことややれることは山ほどあるはずえある。その中で羨ましいという感情は、どの方向に自分にとっての可能性が向かっているかという一種の方向指示盤としての役割を持って出現してきているのである。(P199)
    ものごとの奥行きを知るためには、二つの異なる視点を持つことが必要だといえそうである。(P192)
    人に遅れをとることの悔しさや、誰もができることをできないつらさなどを味わったことによって、弱い人の気持ちが良くわかるし、死について生についていろいろ考え悩んだことが意味を持ってくるのである。(P165)… などなど

  • この本と、思考の整理 は、己の人生に関わってきている、気が。

    小さい作用が大きい意味を持って後後になればなるほどあらわれてくる、気がする。

  • (2015/11/12読了)
    村上春樹著「村上さんのところ」内に「もっと対談したかった」と書かれていた河合隼雄さん。この本も紹介されていたので読んでみました。
    とてもわかりやすくて読みやすいけど、今、自分の抱えている問題の処方箋とは少し違うような。
    あとがきに、この本を読んで頷けるということは、この本に書いたのは「常識」で、それが売り物になってしまうというような文章があった。
    読み終えて、なるほど。。。でも、自分で気付かず、言われないとわからなくなってしまった常識は果たして常識なのか。
    常識を心得ていたら、今の私の心の処方箋としても使えるのかもしれない。

    (内容)
    たましいに語りかけるエッセイ55篇。“私が生きた”と言える人生を創造するために。

  • 一つ一つが4ページほどで、簡潔で読みやすかった。
    「日本的民主主義は想像の芽をつみやすい」など、心の問題というより社会への風刺が面白かった。

  • 心理学なのに、まず最初に、人の心なんてわかるわけない、と強烈なパンチで先制攻撃でされた感じ。心理学に頼り、杓子定規にひとの気持ちを図ろうとする意識への異議申し立てがある。学問の徒がまずすべきことは、その専門の限界を示すことであろう。さすが河合隼雄。

    こういうときにはこう対応する、というマニュアルやテクニックではなく、こころの持ち方を変えてみませんか、まずは相手の心境を察してみませんか、という考え。これを読んだ後、少しは気楽になれたかも。

  • 人のこころの影を知り、自分のこころの謎と向き合う。”私が生きた”と言える人生を創造するために。

  • 丁度他人をうらやましいと思い、それを恥じて悩んでいた時期だったのでかなりしっくり心に響きました。そっかー、恥じるんじゃなくて「自分も人間なんだなぁ」と少し離れて考える事が必要だったんですね。「うらやましい」と思うからには自分の心の未開拓の部分がうづいているのだと。ちょっと自分を見つめ直したいと思いました。

  • 「羨ましいという感情は自分の可能性の方向指示盤」「心の中の勝負は51対49」等々、自分の人生を多面的に見るヒントがたくさん詰まった一冊です。この本に出会って10年以上経った今でも時々思い返してはハッとさせられます。

    熊本県立大学:ゆきち

  • 就寝前のフォトリーディング用。
    フォトリーディング。55のエッセイからなる本。寝る前にポジティブなことをインプットしようと斎藤茂太の本のようなものかと思って選んだが、案外哲学的でしっかりとした内容のように感じた。
    高速リーディング。かなり肉的な努力の匂いがした。例えばウイリアム・ブレイクの言葉を引用し「他者に善を行わんとするものは、微にいり細に入り行わなければならない」と説明する。古い感じの自己啓発の時代の匂いか。心理学者なので多少は現代でも言われている反努力的な内容もあるが、やはり時代の雰囲気は消せないのだろうと思った。星三つ。

  • 専門書というよちエッセイの本。

    読んでいてそうだよね、という部分もあれば目からウロコな部分もありました。

    ・文句を言えているうちが花
    あぁ確かにそうかもしれない。この話では、文句を言う相手をなくしてしまった男性が抑うつになってしまった、とある。エネルギーをぶつける相手がいないとエネルギーがくすぶってしまい抑うつになるということでしょうか。

    ・理解のある親は~
    上の話と同じで、理解のある親だとデメリットもあるという。子どもはぶつかる壁があって自分の形を理解していくものだという。しかし、ぶつかる壁になる親に理解力があり子どもの主張をいなすと、子どもはエネルギーをぶつけそこなって万引きにはしったというエピソードがあった。
    確かに主張をぶつけ合って自分の芯が定まっていくという経験がある。
    なるほどな~と思ったエピソードだった。

    これらの話をみると喧嘩してる人や不満をいう人を前より穏やかな気持ちでみれそうだ。

    ・経験をつむより知識を先に蓄えてしまうのは時にはよくない
    これはまだ実感がすぐにはわかない事柄だった。前のエゴグラムでは知識を得ることが心に穏やかさを与えることもあるとあったから、このことはえっ(汗)?となった。知ることによって二次災害を避ける、しかし、知識をもってすぐにわりきってぶつかること(経験すること)を避けると人間味が希薄になる、ということだろうか。
    確かに経験を伴った人の言うことには厚みがるような、と思い返してみる。

    他にもハッとなるようなエピソードがいくつかあった。
    読み終わったら以前より穏やかにもなれた気がする。家に一冊おいて気持ちを落ち着かせたい時に読みたい。あと人生の節目節目にも読んでみたいなと思った一冊。

  • 人の心などわかるはずがない
    ふたつよいことさてないものよ
    100%正しい忠告はまず役に立たない
    絵に描いた餅は餅より高価なことがある
    「理解ある親」をもつ子はたまらない
    言いはじめたのなら話合いを続けよう
    日本人としての自覚が国際性を高める〔ほか〕

  • 心が疲れたとき、また ゆっくり読んでみたい一冊です。

  • 「うそは常備薬 真実は劇薬」、「100%正しい忠告はまず役に立たない」と、『常識』を唱え、今でも人々の安寧に
    貢献している氏の業績の偉大さが垣間見える。物事を一面的に見ず、絶妙の距離を取る姿勢は、参考になる。
    まとめると『わからない 人のこころに 命かけ 向き合う姿 万人に通ず』といったところでしょうか?

  • 「心」についての原理原則として使える本。
    ・アプローチ→心理×悩み
    ・特筆点→原理原則を短い一言で表しているため、応用しやすい

  • 誰でもどこかに感じることがある本。
    その時、その時感じることが違う気がする。
    時々読み返したい1冊。

  • この本を読むと、心が落ち着きます。
    何度でも読みたい本。

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