戦争の法

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著者 : 佐藤亜紀
  • 新潮社 (1992年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103831020

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戦争の法の感想・レビュー・書評

  • 第二作目の小説。著者の作品では、これが一番好き。国内を舞台にした、今のところ唯一の作品。暗い話だと思う。

  • 最も好きな作家、佐藤亜紀の小説ん中でも、今んとこ最も好きな作品。
    ものすごくおもしろい。何回読んでも全然飽きない。

    でも、そのおもしろさを説明するのは難しい。っつか、わたしには無理です。
    あらすじをかいつまんで聞かされても、どこがどうおもしろいんだかわからない。
    ただ、文章を読む悦楽、快楽がある。なんつって、わかったようなことを言ってみた。

    つーか、いきなり新潟県が独立を宣言し、そこにソ連が駐留、独立政府+ソ連vs日本政府+米軍なにらみ合いになり、とはいえ緊迫の盛り上がりというよりぐだぐだな状況、そこに反独立政府だったりなんだかよくわかんない主義主張を建前にただ暴れたいだけかもしんないゲリラがぐだぐだごろごろ暴れる、とか、または、田舎ってやつの土着な泥臭さ、陰鬱で鬱陶しい空気がもったりうっそり充満しつつ、キレ者でハンサムで傑物なんだけど実はしがらみまくりのぶちキレ伍長とか、繊細な美貌の天才狙撃手なんていう冗談みたいなキャラだてな千秋とか、因業極まる超ドライ商人な父親とか、真性イカレ野郎な爆破名人、勝沼少尉(すげえ好き)とか、強烈な人物がぞろぞろ登場しまくり、なんていう、なんかすげートンデモなお話なんじゃないのかと思うんだけど、浮き足立って軽薄なところは微塵もなく、それどころか全体に薄暗い諦観が漂っていて、心地よく胡散臭い。
    えーと、いやいやこんな話じゃないんだよな。やっぱりうまく言えないっす。最も好きな小説だってのに、我ながら腰が引けてるわー。情けないな。

    実をいうと「フランス、アルザス、フランス、アルザス」ってなんのことかわからないのです。
    他にも本読みならこんくらい知ってて当然だろうよ的に本歌取りが凝らされていたりするらしいのだけど、ちっとも皆目さっぱりわからない。
    でも、おもしろいことはわかる。そーいうもんじゃないすか。

  • うーん、「白の闇」と同じく、読んでいると性悪説を信じるしかない。人を責めるのではなく、自身の中にも悪を認めるから。この人の描く不思議な世界は、どこかしらアゴタ・クリストフの世界に似ているのかもしれない。

  • 作品にスッと飛び込みにくいかもしれませんが、千秋登場からウキウキニヤニヤで読めます。架空の地方都市が舞台とはいえ、同じN県民としては、ありえるかもしれない、などと考えて胸が躍ります。

  • 勝沼少尉の後半のだめっぷりが気になって仕方がありません。不愉快にもなったりするくせに時々読み返したくなる。

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