- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103834113
感想・レビュー・書評
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エッセイ。
読んでいると、温かくなる本だった。
やっぱりよしもとばなな。
ドットコムシリーズと違って、読むと落ち着く。
札幌市の図書館で借りた本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
違うことをしないこと、を読んだあとだったのだが、これを読むと「違うこと」についてよく理解できるきがする。
読むと自分がとてもニュートラルになれた。大変でない人生はないし、という一文で。
あれもこれもそれも、大きな流れ、自分の居心地の良い老年期がくるんだな。どうしたって人生はままならず、大変だし、でもだからこそ他の誰1人として同じにはならない自分なりの心地良さのバランスを見つけていく。
清志郎さんのイヤシノウタ、の歌詞がいい。そうはさせない、って。それが人生ー!ってかんじ。
わたしも、自然のものが好きだが都会的な刺激やアイテムも必要とする。そういう自分の心地よいバランスを見つけていけばよいのか、とホッとした。
周りと違っても、気にしないでいよう、ではなくて、自然と気にならなくなる、というものなのでは。
お酒のくだりがよかったな。あれほど夜更けの空に笑い声を響かせ、何本もワインのボトルを空けて、そうした熱気と笑いの充満していた若い日々のことも否定せず、50代からの自分の身体を労い、身体の声を聴く暮らし、というトーンが心地よい。
ばななさんて入籍をしなかったのね、そしてこれほど「お嫁さんにならなかった」女性たちに対する想いを持った方だったのね。
肉体の恋だと別れる時に身が千切れるように痛みを伴うということ。
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透き通っていく。
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30代を目前に控えた私には、まだ早いなと思った。「自分のペースで無理なく、自分の大切なものだけを大切に思う」そんな生活はただしい。正しいけど、今の私にはまだ早い。45歳くらいになったら、また読んでみたいと思う。
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神様って、その人の覚悟だけを見ていて、神様をあてにしないで覚悟のままにがんばれば最後の最後のひとおしだけは手伝ってくれるんですって
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少し弱ってるこころもちのときに、するするとしみこむように読めた
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図書館で時系列を無視して借りているから、読んでいてこの本が最近のだと途中で気づいた。
私にとってはDVDのまとめ借りみたいに、一気に読み進む作者の何十年の日々だけど、
当たり前だけど、1日1日が、作者さんにとっては1日1日、一歩一歩だったのだなぁと、しみじみと思った。
コーヒー屋さんですっきり1冊読み終わり。 -
神様のリズムでが、いい。
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後半お腹一杯食傷気分。
気持ちが疲れてんのか
自己主張が強く感じて
いまひとつ受け入れられなかった。
【図書館・初読・11月4日読了】