おしまいの日

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 201
感想 : 39
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103858010

感想・レビュー・書評

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  • ナルニア・ナルニア
    異常なのはどっち?
    ナルニア・ナルニア

    正直、疲れました。
    でも、お勧めします。

  • もう15年以上前に読んだ本。
    夜、布団の中で読んでいたら気付いた時には朝になっていました。
    大好きな夫の帰りを待ちわびて、待ちわび過ぎて狂っていく主人公。
    帯にはサイコホラーとあります。
    当時、私はこの主人公が羨ましかった。
    不安や寂しさで狂ってしまえるのなら、どんなに楽だろうと。
    現実は不安や寂しさがどんなに激しくても人は狂わない。
    狂えない。
    現実の厳しさから逃げ出せないことの苦しさ。
    今は随分楽に生きられるようになったなぁ。

  • 新井さんの本を読み始めたのは中学時代で、どれもスキでしたが、一番好きなのはこの「おしまいの日」。自分を見失っていく主人公が恐ろしかった。ここまで人を愛したら、どうなるんだろうっていう怖さ。未だによく読み返す本です。

  • なんとなーくだけど、伊坂幸太郎に通じるものがあるなとも思った。伊坂のほうが読んだの後だけど。

  • 怖すぎる恋愛小説。

  • うわーなんかむかつく。色んな人物からの視点で読んであれこれ憶測してしまう。
    静かな狂気を孕んだこういうタイプの人が一番怖い。日記の黒く塗り潰されてるところ、ページめくってゾッとした。
    入り込める人は入り込める文章っていわれたけど、すごく世界にのめりこみました。
    新井さん初読みー

  • 感想編集中

  • 初めて読んだ新井素子作品。
    本というツールをすっごくうまく使っている。日記を破ったり、文字を消したりしている所なんか、ぞくぞくしますな。

  • 春さん・・・。

  • 好きな本を挙げるならこれが1位。
    三津子が悪いとは思わない。

著者プロフィール

1977年「わたしの中の・・・・・・」が奇想天外新人賞佳作に入賞し、デビュー。以後『いつか猫になる日まで』『結婚物語』『ひとめあなたに・・・』『おしまいの日』などを発表。1999年に発表した『チグリスとユーフラテス』が第20回日本SF大賞を受賞。

「2022年 『絶対猫から動かない 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新井素子の作品

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