夢のなか: 慶次郎縁側日記

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103892137

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  • 『慶次郎縁側日記』シリーズ9弾。江戸庶民の生活を綴る短編連作。「師走」から始まり、江戸市井の年末、正月を日本的情緒を味わえることができる。亭主にみならず息子まで失った中年女おとくと、悪い男にのめり込んでいくお梅とのやりとり。表題作の「夢のなか」、男に惚れこむ2人の女の姿が瑞々しく描かれる。もう慶次郎は主役ではないのだが、辰吉の女房・おぶんがちょこっと顔を出す。師走・水光る・ふたり・夢のなか・帚木・棚から盗人・入聟・可愛い女・以上、8編。次巻は「ほたる」2014/01/03 読了。

  • 自分の暮らしが「こんなハズではなかった」と思う人達の苦悩の話。いつも通りに少しだけ明るく明日を迎える気になる.....と言うとこで話が終わり、いつも通に、曖昧にでもなんとなく楽しい気持ちにさせられる。変わることの無い北原ワールド。

  • 面白いんだけど、読み終わると内容を忘れる 笑

  • 吉次はどう描いても話になるね。帚木とくれば源氏、いいねえ2008.08.07

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著者プロフィール

作家

「2017年 『化土記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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