東亰異聞(とうけいいぶん)

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著者 : 小野不由美
  • 新潮社 (1994年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103970019

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東亰異聞(とうけいいぶん)の感想・レビュー・書評

  • ホラーかと思いきや途中ミステリーで最後ファンタジー。
    次代の変わり目、帝都東亰を舞台に魑魅魍魎が跋扈する。妖しい雰囲気と濃い闇が漂う作品。
    直と常の兄弟の結末ただ悲しい。二人がしっかり話し合えれば、解決する道もあったのではと思ってしまいます。いずれにせよ、巻き込まれた人たちは不憫。
    新太郎は主役かと思ったらただの当て馬でした。
    新しいものを取り入れるのも大事だが、古き物も大切にしなければならないとしみじみ思いました。

  • 小野不由美お得意の怪談話。明治末の東京を舞台に、闇御前、火炎魔人などの怪人が次々と殺人を重ねる。それは人か、魔か。華族、新聞記者、探偵、陰陽師、人形遣いが入り乱れ、魑魅魍魎が跋扈するもうひとつの東京の物語。

  • 2017年4月9日

    装画/藤田新策
    装幀/新潮社装幀室

  • イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387161934.html)
    日本ファンタジーノベル大賞候補(1993/5回)

  • 帝都・東亰に跋扈するのは妖か人か? お家騒動のあれこれと人ならぬ「夜」の世界が危ういバランスで同居している感じはとても素敵だけれど、終盤の超展開が唐突すぎたのが残念。

  • 最初に読んだときと印象はほぼ変わらず。
    雰囲気は好きなんだけど終盤が唐突。
    世界観が混乱しているというか。

    世界観や装丁や終盤の消化不良のおかげで「青猫屋」と混同してしまう。

  • 世界観がすごく好みだった。
    普段の生活に潜む非日常というか、不思議というか…
    明治の時代に関する事や物がわからなくて、読むには苦労したけど;

    とにかくせつない。
    お互い思いやってたのに。
    やりきれない気分。
    でも最後に伏線が回収されてすーっと繋がったときは気持ち良かった!
    あとは意外な正体と結末にびっくりって感じですかね。

    輔の出番がもうちょっと欲しかったな。
    ミステリアスで美形だもの、そりゃ気に入るってもので(笑)

    とにかく面白かった。
    やっぱり小野さん好きだなぁ。

  • 異世界(?)帝都・東亰でおこる不思議な出来事。魑魅魍魎の仕業か?はたまた狂人の悪行か?

    序盤は、短い怪談を語る場面が続き、こうれが最後まで続くのかな?と。。。
    しかし、それを交えて事が起こり、あんな結末になるなんて!!
    推理小説みたくでも推理小説じゃない”くらのかみ”に近い感じですかね?
    推理やら謎解きメインで見てしまうと最後がっくりしてしまうかも??
    どうか、おどろおどろしい雰囲気や不可思議さを楽しんでください。
    小野不由美さんらいしダークなお話でした。

  • 最初は読みづらい作品だと思ったのですが、ラストにやられました。
    まさかの正体にビックリ!

  • 4月17日 ブックオフにて 105円

  • これを初めて読んだのは高校生だったかな。
    すごく引き込まれたのを今でも覚えてる。

    京極作品同様、じわじわ(しかもしっとり)物語が進んで
    最後にはホラーで幻想的な世界になっていく。
    ラストは驚かされました。

  • ○2008/06/11 
    読み始めは妖怪退治とかそんな感じか?と思ってたけど全然違った。面白い。屍鬼に次ぐなぁこれ。
    新太郎サイドの謎解き込みの話もミステリ!って感じで良いけど、黒衣サイドの不透明な雰囲気がたまらん。
    怪しいんだけど決定打がないまま結末までひとっとび。正体だけでなぞは解けなかったけど。意外性はなかったんだけど、しっとりした雰囲気に思いっきりのまれてた。
    ラストというかその後の町がなるほどこういう風になるのね、と。不気味なんだけどそれだけじゃなくて、全体通して入り込んで読めた。ややこしいとこはあったものの。
    "夜は光が隠れるから暗いのだろうか、それとも、闇がたちあらわれるから暗いのだろうか"
    "さて、わたしはいったい何でございましょうね。わたし自身には意味のない問いでございますけれど"
    "もう夜は、決して暗いだけじゃございませんよ"

  • 最初は他の小野作品とのトーンの違いに戸惑うかも。
    しかし謎解きの気持ちよさは他と変わりません。

  • いまでこそ手に入りますが、これを読むのにワタシは一月以上本屋をさまよいました…。いまでも思い出す…。あの苦難の日々。田舎の本屋なんてそんなもんです。結局手に入れるのをあきらめて、図書館で”取り寄せて”読みました。妖怪ものとあっさりいいたくないのです。舞台は明治維新頃の東京。発展と衰退が渾然とする時代。うまいなぁ、と思うのはやはり”人”の描き方。キャラにすごく惹かれるのです。

  • 今現在最もオススメする本です。
    架空の舞台「東亰」に暗躍する殺人鬼・闇御前と火炎魔人――。それぞれの目的はいったい何なのか?公爵家鷹司との関わりは?
    匂うような文体である貴族の家に降りかかる事件を描いています。
    小野不由美と言えば「十二国記」で有名ですが、私はこの「東亰異聞」の方が好きですね。こちらの方が大人向け、という感じがします。

  • 舞台は東亰。そう、明治維新後の架空の東京である。時代は進む。しかしいつから人は闇をも支配したつもりになったのだろうか。闇にはまだまだ魑魅魍魎が潜んでいるというのに。古き良き言葉遣いや現実的なようで超現実的なお家騒動が面白い。黒子が妖艶です。闇に溶けて去っていくところなんて、もう。

  • 舞台は魑魅魍魎が跋扈する『東亰』。
    とにかく素敵。
    授業中読んでました;;

  • 独特の世界が美しく、また懐かしさまで感じさせる。不確かな不安を払拭させたり、またそれさえ壊したり。大好きな作品。

  • 昔の日本、といった雰囲気のスタートですけれども、決して現実世界の日本の事ではないようですよ。夜が夜として存在していたころの闇の中の話ではありますが、だからといってホラーではありません。と思います。そういった人外のものの存在を信じる・信じない以前の問題で物語が怒涛に突入していくのは快感。読み応えばっちり。最後までに何度「ええ?!」と思うか数えることをお勧め。

  • 小野不由美ファンなら必読!!
    怪奇と推理。黄昏時を彷徨い続けるような独特の世界がリアルに迫ってきた。

  • これ大好きなんですよ。
    もっとかいて欲しいな

  • 闇夜に赤姫って、なんでこんなにも心惹かれるのでしょう。
    まだ夜が夜として存在していた時代の妖しさが好きです。

  • 魑魅魍魎とか闇の話が好きな人にはたまらん。

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