屍鬼〈上〉

  • 2218人登録
  • 3.89評価
    • (458)
    • (299)
    • (540)
    • (23)
    • (5)
  • 342レビュー
著者 : 小野不由美
  • 新潮社 (1998年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (545ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103970026

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
小野 不由美
荻原 規子
有効な右矢印 無効な右矢印

屍鬼〈上〉の感想・レビュー・書評

  • 下巻も合わせて読み終えました。
    相手側が妖怪(?)なので一見ホラーですが、実際にはパニック集団暴走虐殺話でした。
    登場人物にびっくりするほどかしこい人がいませんでした。
    かしこいリーダーがいないと、碌な結果になりませんねという話だと思いました。

  • 死が村を蹂躙し幾重にも悲劇をもたらすだろう
    ―人口千三百余、三方を山に囲まれ樅を育てて生きてきた外場村。猛暑に見舞われたある夏、村人たちが謎の死をとげていく。増え続ける死者は、未知の疫病によるものなのか、それとも、ある一家が越してきたからなのか。
    (「BOOK」データベースより)

    だいすき小野さん。
    屍鬼はもう何十回読み返したかわからないくらい読んでる。
    尾崎先生がすきです。

  • 「しき」と読みます。最初「しかばねき」かと。。(-o-;
    内容は和製ランド・オブ・ザ・デッド(笑)

    ・・・・面白い!!!!!!!

    最初、読み始めは・・やべっ!面白くなさそう!と。。

    とりあえず単行本で分厚い上下巻!
    文庫本だと全5巻という内容!先は長い!
    それだけでも挫けそうになったんだけど
    読んでくうちにその世界観にすっかりはまって・・。

    【ドがついてもあまりあるほどの田舎。
    村と言う一つの閉ざされた集落。
    そこで続く死人。疫病なのか?
    一体何が村で起きているのか?】

    とにもかくにも登場人物が多いです!
    流し読みがクセなので途中で誰が誰だかわかんなく
    なってしまうほど人が出てきます。
    それでもまぁ、主要人物がしっかりしてるので
    脇役の名前が曖昧でもなんとか読めます(^-^;

    田舎の話と聞くと敬遠してしまうくせに
    天然コケッコーって漫画もそうだったけど
    読み始めるとその世界観にはまってしまうのは私の両親が田舎出身で、未だ親戚もたくさん住んでるし隣の家までは歩いて10分以上かかり、山があり川があり・・
    というそんな田舎を体感してるからかもしれません。

    だからこの物語の世界観がすごく自然に想像つくわけで。
    読み終わってもなお、このお話の事を考えてしまうほど
    好きな話でした。

    ただ、長いです!物語の中に出てくる小説とか飛ばして読みました。
    あれがいいって人たくさんいるだろうけど私にはいらなかったです。
    もう少し短くできたんでは!?とも思うけど
    終わってしまうのが残念なそんな気持ち。

  •  土葬の風習の残る村で、次々と村人が死んでいく。それは最初夏風邪と思われていた。しかし、増え続ける死者の数に伝染病が疑われ…。正体のわからない死の恐怖にじわじわと怖くなります。
    (一般担当/カリカリ)平成29年8月の特集「涼を感じる本」

  • 人物の書き分け、物語の展開に伴ってくるスピード感が見事。ホラーなはずが、ワクワクして読んだ。

  • カインとアベルの話をモチーフにするのは分かるのですが、いかんせん事前の説明がダラダラ長いと感じました。そこまで新しい設定でもないので、あの事前説明はつらいです。

  • コミック、アニメとも見たけど原作はやっぱり秀逸。ホラー要素だけでなく社会的な問題や日本文化・風土の特徴にも思いを到せさせられる。

  •  数年前にアニメを見てマンガを読んで、よ~うやく原作を読むことができた。閉鎖されたコミュニティの逃げ場のなさは怖い。あらかじめ視覚化してストーリーを知っていたからするする読めたけど、なにせ登場人物が多いので、初見だったらしばらく行きつ戻りつしそう。

  • 初めての不由美san。単行本全1,200頁の超長編でしたが、少しずつ、一つずつ言葉をかみしめながら読み進めました。

    忍び寄る死者の群。息を潜め、闇を窺う村人たちー。屍鬼と人間。凄惨なシーンは多かったですが、どちらの狩りも生存するために必要なこと。本編と並行する若御院の執筆にも心惹かれました。

    不由美sanの語彙力に脱帽です。次は、十二国記へ!!

  • 群像劇のように沢山の村人たちの視点から物語が進行していく。描写があまりにも緻密で執拗で読むのに体力がいる、でも気になって読むのを止められない……疲れた……

  • 手にとった時覚悟しましたけど本当に不気味で何だかわからないけど怖くてもう本の中に囚われている自分…

  • キングの呪われた町を読んだ後に、オマージュしたと言われる本作を読んだ。

    結果だけでいうと、こちらの方が面白い。

    元々洋書は登場人物の区別がつきにくく、読み辛いが、呪われた町はキングの初期の方の作品だからなのか、未完成感が凄い。

    それに比べ、こちらは身近な日本だということを差っ引いても、とても雰囲気が出ていて、登場人物やストーリーも練りこまれ、まさに和風ホラーに仕上がっている。
    長さを感じさせず、とても楽しく読めた。

    あえて不満をいうとすれば、文体や言葉選びが少し気になる。この著者の作品は初めてみるが、敢えて狙ってるのかもしれないが、あまり使わないような言葉選びや文体が少々あったので、最初少し混乱した。
    それに人の会話。まだ十代の子供同士の会話で「無下に扱う」とか「一面の真理」「頓着してくれない」などあまりにも現実感がない。それ相応の言葉使いをしてくれないと、言葉の裏に著者の姿が見えるのでやめてほしい。

    だが、慣れてくるとまるで気にならなくなるのは凄い。小野不由美のことが好きになった。

    他の作品も読んでみたいが、とりあえず
    下巻にも期待^ - ^

  • 夏場に一気に読むべき。

  • 私の場合漫画版から入っていったので、人物の名前とどんな村人であるかのイメージは掴みやすかった。

    ハードカバー版は特にその厚みから読了するまで時間がかかるだろうと思っていたが、冒頭から徐々にのめりこんではページをめくる手がなかなか止まってくれなかった。今では何度も、何周も繰り返して読んでいる程に好きな本となった。「怖い」というよりも「哀しい」話であるかもしれない。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    死が村を蹂躙し幾重にも悲劇をもたらすだろう―人口千三百余、三方を山に囲まれ樅を育てて生きてきた外場村。猛暑に見舞われたある夏、村人たちが謎の死をとげていく。増え続ける死者は、未知の疫病によるものなのか、それとも、ある一家が越してきたからなのか。

    【キーワード】
    単行本・ホラー・吸血鬼・マンガ化・アニメ化

    【映像化情報】
    2008年コミカライズ。
    藤崎竜作。
    2010年7月アニメ化。
    出演:大川透・興津和幸・悠木碧 他


    +1

  • 「村は死によって包囲されている」
    なんと抽象的でありながら、的を得た確信的な文句なのだろう。
    なぜ村は死に取り囲まれることになったのか。
    閉鎖的な田舎の村に起こる死の連鎖。
    その始まりから正体までを描く”上巻”は、
    死の理由が明かされないまま進む、
    村人の日常の物語がメインであり、
    疫病やウィルスなのか、呪いや霊的な超然的なものなのか、
    それとも人的なものが原因で人が死んで行くのか、
    その原因が分からない、対処できない恐怖と、
    静かに、だが確実に広がりを見せる死の恐怖とが混在する、
    見事なホラー小説に仕上がっています。

  • ■上下巻読んでからの感想■
    食事は「人の血液」以外受け付けないというような説明があったのですが終盤になってから正雄が「羊の血」で飢えを凌いだというシーンがあり、動物の血でも飢えを凌げるとなると話が変わってくると思うのでこの矛盾は痛いと思います。
    そもそも作中を見てわかるように「屍鬼は必ずしも人を殺さなくても生きていける」という大きな矛盾がありますがこの辺を言いだしたら物語が成立しなくなるので目を瞑ります。

  • (日本推理作家協会賞候補(52回/1999年))

  • 私の評価基準
    ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
    ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
    ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
    ☆☆ 普通 時間があれば
    ☆ つまらない もしくは趣味が合わない

    2014.3.30読了

    なかなか面白かった。自分も村の一員になったような感じで読み進めることができた。

    でも、長い。
    読み終えるのが勿体無いような感じもあったが、読了するのが、大変だった。
    作中の兄と弟の物語が無ければ、もう少し読みやすいのにな、あの内容を村の物語の中で語ってくれれば良かったと思う。

  • 読んだのは8年くらい前だった。司書に薦められて読んだ。どっぷり嵌って、当時は何度も読み返した。閉鎖的な村を舞台にした作品が好きになったきっかけがこれだ。

  • すごく大きな絵になるんだろうな。登場人物数もすでに100人を超えている。村は火の中に消えることは、すでにプロローグでわかっているのだが、さて、なぜ、誰が、何のために。

  • 長い。ひたすら長い。そして難読。あえて難しい言葉や漢字を作者が意図して使用している感がある。読者にフレンドリーではない。読みたけりゃ読め、というメッセージなのか?と思ってしまう。何か頭のいい人がそれを誇示しているような感じだ。だけど、やたら同じ言い回し、それも普段なら使わないだろうフレーズを多用する癖?があるのか、そこが間抜けに見えてしまう。「ひとりごちる」というフレーズが特に乱発される。言わないだろ、普通そんなに。
    ストーリー自体は、何気ない普段の生活がある中で、よく分からない暗闇に取り込まれていってしまう、そんな感覚がジリジリ迫ってくるのが、よく伝わる。ただ、本当にジリジリである。よくあるパニックムービーで、事態が崩壊しつつある状況がひたすら続く。そのピークが上巻では訪れないまま終わる。さらに長い下巻…これからどんな展開を用意すれば、そんな長くなるのだろうか?ようやく序盤が終わったに過ぎないのだろうか?
    下巻での展開が全く予想出来ない。頼むからこのままダラダラ行って欲しくはない。頼むから…

  • 登場人物も背景も様々で最初は読みにくくも感じるけれど、気付くと不気味な山村に引き込まれていく。
    下巻で一気に収束していくので、上巻はその土台を固めてる感じ。

全342件中 1 - 25件を表示

屍鬼〈上〉を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

屍鬼〈上〉の作品紹介

死が村を蹂躙し幾重にも悲劇をもたらすだろう-人口千三百余、三方を山に囲まれ樅を育てて生きてきた外場村。猛暑に見舞われたある夏、村人たちが謎の死をとげていく。増え続ける死者は、未知の疫病によるものなのか、それとも、ある一家が越してきたからなのか。

ツイートする