夜のピクニック

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著者 : 恩田陸
  • 新潮社 (2004年7月31日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103971054

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夜のピクニックの感想・レビュー・書評

  • 学校行事で歩いているだけだけど、いろんなドラマが交錯していて、リアリティーがあっておもしろかった。

  • 夜間歩行
    独創的な学問が生まれる条件:古い町で、あまり大きくなくて、散歩できる自然があるところ
    始まる前はもっと劇的なことがあるんじゃないかって思ってるんだけど、ただ歩いてるだけだから何もないし、大部分は疲れてうんざりしているのに、終わってみると楽しかった事しか覚えていない。

    甲田貴子
    西脇融 無償の愛を当然と思い、酷薄なところがある。未来を見て今を生き急いでる。
    遊佐美和子 細やかな気遣い。
    戸田忍 融に遠慮して奥ゆかしかった。
    榊杏奈

    満天の星空、ススキの原、光がある地平線。忘れない風景

  • 面白かった。この行事が行われる県に住んでいるので、親近感があってよかった。私が高校生時代を過ごした場所にはなかった行事なので新鮮でもあった。

  • 歩く、歩く、ひたすら歩く。
    その非日常性がかもしだす特別感。もう二度と味わえないと思うからこそ切ない。
    遠い昔のことではあるけれど、ああ、これが青春ってやつだったなぁ、と胸が痛い。
    素敵な読書体験だった。

    難を言えば、登場人物全員がまっすぐでカッコイイこと。醜いヤツ、ねじまがったヤツは出てこない。敵役として描かれているはずの女の子まで爽やか。
    進学校ってこんな感じ?なの? 羨ましい。

  • 高校の行事のお話。
    キラキラそわそわしながらいつもよりハイペースで読み終えた。

  • 2017年読初本。
    24時間で80kmを全校生徒で歩くという高校行事を舞台にした話。

    さすが高校生、「若いな」というのが印象的。
    異母兄妹というのは話にはよくあるもので思い返してみると印象が薄いようだけどすごく引き込まれた。

    歩きも、二人のわだかまりも立ち止まることなく進むことができてよかった。

  • 2017.02.06 読了
    24時間夜通しで80km歩く学校行事「歩行祭」を舞台とした物語。

    淡々と物語が進むので、単調で退屈に感じる人も多いかも。
    個人的には物語全体を通して、少しずつ変わっていく風景描写が、実際に歩いている所を想像できたし、ノスタルジックな気分に浸れた。

    「みんなで夜歩く」物凄い青春だな~と、羨ましく思った。

    「今を未来のために使うべきじゃない」という言葉が一番印象に残った。

  •  作品解説(カバーより):夜を徹して八十キロを歩き通すという、高校生最後の一大イベント「歩行際」。生徒たちは、親しい友人とよもやま話をしたり、想い人への気持ちを打ち明け合ったりして夜を過ごす。そんななか、貴子は一つの賭けを胸に秘めていた。三年間わだかまった想いを清算するために――。今まで誰にも話したことのない、とある秘密。折しも、行事の直前には、アメリカへ転校したかつてのクラスメイトから、奇妙な葉書が舞い込んでいた。去来する思い出、予期せぬ闖入者、積み重なる疲労。気ばかり焦り、何もできないままゴールは迫る――。
     第26回 吉川英治文学新人賞 受賞
     第2回 本屋大賞受賞
    「本の雑誌」が選ぶ2004年度ベスト10 第1位

     水が合わなかったと言ってしまえばそれまでだが、読了後、特に得るものは無かった。
     帯に、世代を超えて読み続けられる名作と書かれているが、作品の軸にある「歩行際」が既に世代を超えては理解できないように思える。
     と、批判はここまでにしておいて、まあまあ面白かったっすよ。はじめダラダラ、中パッパッ、終わりよければ全てよし、てな感じですね。
     色々受賞していたので、読み始める前から期待感を持ったのがいけなかったと思います。

  • 「歩行祭」のようなスケールではないにせよ、母校の伝統的な恒例行事で味わう高揚感、一体感みたいなものを思いおこす読者は少なくないかも。でも、さすがに、高校の同じクラスに異母兄妹がいる、っていうのは特殊な舞台設定だなあ~。

  • 実際にある「歩行祭」を題材に二人の男女の物語を描いた作品。決して派手な事件や展開があるわけではないが、たんたんと進むなかにも心情の機微が描かれている緻密な作品。映画化されたものは見てないがスクリーン向けなのか?と思ってしまう。ゆっくりしたところでじっくり読み込んでこその作品と感じた。ラストには爽やかさを感じることができます。

  • 【つぶやきブックレビュー】こちらは本屋大賞受賞、映画化もされました。・・・

  • 物語の序盤は、起伏も少なくこれはちょっと退屈かなと思われた。
    友人と誰が誰を好き、誰が誰と付き合ってる。そんな話をしながら夜通し歩き続ける。
    最初は計算的な、駆け引き的な、そんなやりとりをしていても、体力の限界と共に次第に素直に本音を出していくようになる。なんとなくこの辺、分かるなあと思った。
    全体を通して、人物もよかったし爽やかな終わり方もよかった。
    そう、物語はいいところで終わるけれど、人物たちの一生はこれからも続いていく。

    正直、刺激的という面では物足りないかもと読み進めていて、決定的な部分があった。
    “しまった、タイミング外した”の部分。(※引用)
    そこがターニングポイントになって、この物語を素直に吸収できたと思う。10代で出会っておきたかった作品。

  • 第二回本屋大賞受賞作品。80キロの道程を24時間かけて夜通し歩く高校最後のイベント「歩行祭」。同じクラスにいる異母きょうだいの二人を中心に話は進む。疲れ切っている登場人物たちを描くためか感情にあまり起伏がなく、話が淡々と進んでいく感じ。

  • これぞ青春!小説だと分かっていても出てくる1人1人が可愛くて、羨ましかった。こんな経験してみたかった。貴子と融がちゃんと話せてよかった。高校生の頃の空気感が絶妙で、読んでて本当に引き込まれました。。映画も観てみたいです。

  • 単調だけど爽やか

  • それぞれの事情を抱えた高校三年生男女が、長距離を踏破する学校行事「歩行祭」を通じて互いに交流し、成長していくというのが大筋。

    日常から離れて何かを成し遂げ、戻ってくる、その中で成長するというオーソドックスなストーリー構造を持っているが、それを「ダブル主人公」で「大変だが変化に乏しい行事」を舞台に展開させているところに独自性がある。
    舞台が変化に乏しい分、心の動きを盛り込めるし、主人公が二人いることで同じ問題に対する異なる捉え方と解決策、(そして同一のゴールに辿り着くというカタルシス)が提示できている。
    この設計の時点では詰まらなくなる可能性もあるが、それをきちんと描き切っている。
    筆者は考えて書くタイプの人であると思う。

  • 自分の学校でもこれに似たような行事があった。
    長い間歩くのは辛い。
    でもこういう行事は大人になって良かったと思う。
    学生時代、めんどくさい、つまらない行事は後になってかけがえのない大切な思い出になる。

  • 青春小説で読後感が良かったですね。
    高校生の心の動きがとても懐かしい感じ。
    ただ、主人公周りの友達が、高校生らしくない程大人な人達なので、今の自分と引き比べても大分違和感がありました。
    高校生ってみんなこんなに大人なのかなぁと自分で凹みました。

  • 読み始め…05.10.14
    読み終わり…05.10.26 ・長女の本棚より・

    一番始めに読みつくしたのはオットです。
    続いて長女。そして私。

    純真無垢。素直で実直。高校生の心の中って確かにこんな感じだって気がする・・。読み進んでだんだん終わりに近づきページ数が少なくなっていくにつれ、これでもう終わっちゃうの?もう少し続かないの?・・これでもう終わってしまうなんてなんだか寂しい…。だけどこの寂しさは話が途中で切れてしまうとか単に物語の続きがもっと読みたいとかというのではなく、もっともっとこんなせつない青春を青春していたいのに!というか・・。もうそんな時期はとうに通り過ぎてしまった私に胸にキュンとくる想いをもう少し持続させておいて欲しい・・。そんな想いがこみあげてくるストーリーでした。

  • 娘の本を借りて読む。ただただ青春。羨ましい。歩行際最高。

  • 16
    100ハイを経験した人はより面白いはずだ。
    高校時代の青春を再体験できる。

  • 異母の兄妹である甲田貴子と西脇融(とおる)が、高校最後のイベント「歩行祭」を通じて、互いに心を開いていく物語。
    進学校という設定を考慮しても、もう少し幼い会話を織り交ぜてもいいのでは?
    内堀亮子を除いては大人すぎる。というか老け込んでると言っていい。彼女は玩具ならなんでもいい子どもだと言われるのはかわいそう。『ライフ』に出てきてイジメ役が出来るのは彼女くらいなのに。
    杏奈のおまじないが弟だろうなと予感させるのが早すぎる。登場人物たちの心の動きに焦点を合わすのか、おまじないや貴子の賭け事の解明をメインに添えるのかが中途半端になってしまった印象。
    西高の女の子を妊娠させた男が北高にいる!と言われてたのに結局分からないままで終わったのは心残り。

  • トモダチとずっといるのはやはりテンションが違って、いつもと違う自分になったり、告白しちゃったりしますよね。歩行祭を通していろいろな青春が繰り広げられます。

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