考えない人

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103974031

感想・レビュー・書評

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  •  宮沢章夫「考えない人」、2010.2発行。意味不明なエッセイにみえるし、一方でとても大切なことを示唆しているようでもあります。①人は油断していると、ついつい考えてしまうものである。考えたってろくなことはない。考えるなんて無駄。「考えない力」はすごい。きわめてすぐれた人のあり方。 ②ひとはしばしば「度を越す」。いったい「度」とはなんだろう。

  • 考えないってことは面白く、でもついつい考えちゃってるのではないか??
    考えてるのかそうじゃないのか、よくわからなくなって最後はどうでもよくなる。
    難しそうな事を書いていそうで実はバカらしい事ばかりで力が抜ける。記憶に残らない不思議な本(笑)
    息抜きには丁度いい。

  • 脱力系・爆笑エッセイ。
    いくつか声を出して笑ってしまう所があったので、電車や喫茶店では読まない事をおすすめします。
    私は雑誌「考える人」の記事を読んで宮沢章夫さんのファンになりました。
    最近の「考えない人」の記事の方が面白くて好きかも。
    他の本も読んでみたい。

  • 相変わらずくだらんくて面白い

著者プロフィール

1956年静岡県生まれ。劇作家・演出家・作家・早稲田大学文学学術院教授。90年、演劇ユニット「遊園地再生事業団」を結成し、1993年戯曲『ヒネミ』(白水社)で岸田國士戯曲賞を受賞、2010年『時間のかかる読書』(河出文庫)で伊藤整文学賞(評論部門)を受賞。著書に『牛への道』『わからなくなってきました』(新潮文庫)、『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)、『長くなるのでまたにする。 』(幻冬舎)、『東京大学「80年代地下文化論」講義 決定版』(河出書房新社)など多数。

「2017年 『笛を吹く人がいる 素晴らしきテクの世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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