著者 :
  • 新潮社
3.03
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本棚登録 : 79
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103977049

感想・レビュー・書評

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  • 自伝風小説。自分が生まれ育ったところから、3回目の結婚(中山美穂)までを偽名を使って物語っている。決して、すべてが正しいことではなく、空想も確かに入っていると思う。が、考えること、想像することは小説家らしい不思議な人だと感じた。生まれたときから人生を大事に生きる努力をする人だった。そこに、中山美穂さんは自分の希望をたくしたのであろう・・・。幸福の有り方を知る人だ。

  • 辻仁成の作品では一番ドキドキしない作品だけれど、一番面白かった。
    というか、カッコ良かった。
    私小説だから、他の作品とは全く雰囲気が違う。
    たぶん、好き嫌いがハッキリ別れるんじゃないかな。
    オレは好きですけど。

著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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