アカシアの花のさきだすころ―ACACIA―

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著者 : 辻仁成
  • 新潮社 (2009年11月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103977063

アカシアの花のさきだすころ―ACACIA―の感想・レビュー・書評

  • 親に見捨てられた男の子と息子を自死で亡くした元レスラーが一緒に暮らすことになり、お互い痛みを分け合う。

  • 小説が読みたくなってね、
    で、あぁ…これは辻仁成モードだよなって思って
    で、図書館で、表紙がきれいだからってだけの理由で借りた。
    自分の気分にはやっぱりマッチした♪

    子どもにとって「子ども時代」の確保が、いかに大切か…。
    乱暴な語り口調に最初戸惑ったけど、
    武骨ながら精一杯、我が子にしてやれなかった事を精一杯
    そこが胸にグッと来て、切なかった。
    ラスト、泣いたし。

    もう一遍との取り合わせが、イマイチ良く解らなかった。
    それぞれ、悪くないんだけど、なんでこの組み合わせかな?って(^^;

  • 元プロレスラーと親に捨てられた子の話し。全編プロレスラーの語り口調で描かれていて、終始馴染めないまま終わった…。ストーリーもなんてことなく残念…表題作ではない方が読みやすかったけど、こちらも内容は…。

  • 表題作は全くのありきたりでアクビの連発だった。寧ろ「青春の末期」が良かった。表題作と異なり無駄な言葉が一切なく、簡潔でひきしまった文章には自然と前のめりになった。自分の心を投影しているような主人公にも共感できた。汚く身勝手な自分自身を見つめなおす大変良い機会ともなった。

  • 全編、元プロレスラーが本人の口調で自叙伝的なことを語っているというスタイルです。
    この文体、というか、プロレスラーの口調にしばらく馴染めなくて、読み始めは相当戸惑いました。。

    内容は、老いたプロレスラーのじいさんと少年との関わり。
    いいと思いますが、プロレス以外はよくある設定。
    よくある話の域を抜け出せず、ありがちなストーリーのまま中途半端に終わった…という印象。

    所々に、名言は登場するんですが、話自体がイマイチで、名言も最大限に生かされてなかった気がします。

    読み始めてから、これがアントニオ猪木主演で映画化されていると知ってしまいました。
    その後、本を読んでいても、猪木の顔と赤いタオルがどうしても重なり、シリアスな場面でも感情移入が難しかったです。。(^-^;


    短編がもう一話収録されていましたが、
    …この設定もまたありきたりで、う〜ん、何とも言えません。

  • 2010年春公開、辻仁成脚本・監督映画化原作本。
    アカシアは初夏、ちょうど今頃、細かい花をつける。
    「人間はただ古くなるのじゃなうのよ。表向きは古くなってるが、動かなくなったり、腐ったり、使えなくなったりするけど、人間は古くなりながら、中身を成長させることのできる唯一の生き物。(略)限られた生の枠を飛び越えて、限りない生を手に入れることもできる。別次元の境地、つまり悟りの境地に達することができる。迷いがなくなり、自分が自分であることの真理を摑むということだ。」
    親に恵まれない少年と元プロレスラーの心の交流。

    表題作の他に「青春の末期」
    人が死を迎えるその時をどう迎えるか。

  • 生きて行くのは、フジョーリだ。この本を読まずとも思い知っている。

  • アントニオ猪木主演で映画になるみたいです。
    なんかたのしみ笑
    おわりかたがなぁ。。

  • 生と死、親子関係を考えさせられる一冊でした。子供から見る親と会社や友人から見る親と角度によって見え方が変わると言う事、亡くなった後で親の偉大さというのは気付くそんな事が書かれていました。私自身も父は他界しましたが、生前よりも亡くなってから感謝の気持ち、愛情がわいてきた気がします。

  • 息子をなくした男と、親に見捨てられた子ども。
    ひょんなことから二人は同居することになる。
    息子にしてあげることができなかったことを、その子どもにしていくことで浄化されるような気持ちになる。

    厳しかった父が、突然ひ弱な男になり、その変化に息子である長男はがっかりし、いつしか連絡も途絶えがちになる。
    そんなとき、父の葬儀で久しぶりに生前の父の様子を知ることになり。。。

    孝行は生きているときでないとできませんし、家族だからって言葉に出さないと伝わらないこともあります。

  • 2編共中途半端な終わり方に思ったのは私だけ?

  • 表題作のほかに「青春の末期」という短編もあって、こっちが面白かった、というか部分的にジーンときました。
    「おくりびと」系のテーマに弱いです。

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アカシアの花のさきだすころ―ACACIA―の作品紹介

さびれた団地の用心棒を務める、元覆面レスラーの大魔神。ある日、彼の家に転がり込んだ孤独な少年タクロウ。息子を失った男と、親の愛情を知らない少年が出会い、プロレスを教えることで、不器用に心を通わせていく。孤独なふたりの再生と希望を描く表題作ほか一篇を収録。

アカシアの花のさきだすころ―ACACIA―はこんな本です

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