アカシアの花のさきだすころ―ACACIA―

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103977063

感想・レビュー・書評

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  • 元プロレスラーと親に捨てられた子の話し。全編プロレスラーの語り口調で描かれていて、終始馴染めないまま終わった…。ストーリーもなんてことなく残念…表題作ではない方が読みやすかったけど、こちらも内容は…。

  • 全編、元プロレスラーが本人の口調で自叙伝的なことを語っているというスタイルです。
    この文体、というか、プロレスラーの口調にしばらく馴染めなくて、読み始めは相当戸惑いました。。

    内容は、老いたプロレスラーのじいさんと少年との関わり。
    いいと思いますが、プロレス以外はよくある設定。
    よくある話の域を抜け出せず、ありがちなストーリーのまま中途半端に終わった…という印象。

    所々に、名言は登場するんですが、話自体がイマイチで、名言も最大限に生かされてなかった気がします。

    読み始めてから、これがアントニオ猪木主演で映画化されていると知ってしまいました。
    その後、本を読んでいても、猪木の顔と赤いタオルがどうしても重なり、シリアスな場面でも感情移入が難しかったです。。(^-^;


    短編がもう一話収録されていましたが、
    …この設定もまたありきたりで、う〜ん、何とも言えません。

  • 生きて行くのは、フジョーリだ。この本を読まずとも思い知っている。

  • 2編共中途半端な終わり方に思ったのは私だけ?

著者プロフィール

東京生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。以後、作家、ミュージシャン、映画監督など幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版「Le Bouddha blanc」でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『十年後の恋』『真夜中の子供』『なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない』『父 Mon Pere』他、著書多数。近刊に『父ちゃんの料理教室』『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』『パリの"食べる"スープ 一皿で幸せになれる!』がある。パリ在住。


「2022年 『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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