枕草子REMIX

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著者 : 酒井順子
  • 新潮社 (2004年3月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103985044

枕草子REMIXの感想・レビュー・書評

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  • 冲方丁氏の『はなとゆめ』を読んだ後での読了。
    あちらでの清少納言は奥ゆかしい感じだったが
    こちらではなんつーかいけ図々しいというのか
    オバサン予備軍の今どきのギャル的な描かれ方だった。
    通ったフィルター(という書き方も難だが)の性別による差なのだろうか。
    個人的には『はなとゆめ』の方が好みだったなー
    などと思う自分の思考は男寄りなのかも。

    どちらにも共通なのは
    如何に清少納言が藤原定子を慕い敬っていたか、ということ。
    こちらではそれに加えて定子亡き後の栄華やら力関係やらに関する諸々も垣間見えて
    面白かったり物悲しかったり。
    ただ、訳がいまいち解り難いのと訳文の量が物足りない感じ。
    取り敢えず30年前くらいに流行った『桃尻語訳枕草子』を読んでみたいと思った。
    原文に挑戦する勇気と気概は私にはないぞ(爆)。

  • 以前読んだ著者の「紫式部の欲望」が面白かったので、偶然返却されたこの本を思わず借りてみた。(表紙のデザインが綺麗で魅かれたというのもある。)
    教科書に載っている「春はあけぼの~」の部分だけでは味わえない、清少納言の毒舌っぷりが現代に置き換えた訳でわかりやすく紹介されている。
    今でいう「女子トーク」みたいで面白い。
    人間の心理って千年経っても全く変わらないんだなあ…と感じずにはいられなかった。(ゆ)

  • 面白かった。清少納言が、というか、あの時代の女性が今の自分のように人のことを観察して、好きだ嫌いだ言ってるところが、人間って基本何年前も変わらぬものなのかな?と思ってしまった。

  • 古典への入り口としては良かった

  • 軽くさらっと。原文読んでみるかねえ。

  • 『徒然草REMIX』が面白かったのでこちらも。
    結果として、徒然草ほどの面白みはなかった。

    その昔、『桃尻語訳枕草子』に挫折した時は、その言葉遣いにどうしても馴染めないためだと思っていたが、どうやら私は清少納言の思想・嗜好があまり好きではないらしい。
    兼好さんの方が共感できる。

    とはいえ、古典の常識という感じで読むにはちょうどいいので、受験生とかいいかもね。

  • 酒井順子さんの「枕草子REMIX」(2004.3)を読みました。とてもわかりやすく楽しく現代風に説明されています。清少納言のことも枕草子の内容も理解しやすく、以前より親しみを感じました。10月は、古典文学講座「枕草子」を受講するので、いい予習ができました(^-^)

  • 清少納言は下種嫌い。そんなところが嫌いだったが、それがなぜかということを説明してくれて納得した。色に興味があるせいか、「紙」や「襲の色目」などおもしろく読めた。

  • 教科書以上のことは全く知らなかったけれど、
    これは面白い!!
    しかしこの面白い部分は、きっと教科書には絶対に載せられないねwww

    「でしゃばってくんなブス」 とか
    「高貴なイケメンかと思って見てみたら下種(一般人)だった。うぜえ」 とか

    差別偏見すげえ。でも分かるッ!!
    この人すごく面白いけど、わたし下種な一般人だから寄らば斬られるわーw
    小気味よくばっさり切ってくれるから気持ちいいけど。

    あるあるネタ満載。 機会があればすべて通して読みたい。

  • 1966年生まれのエッセイストが966年頃に生まれた大先輩エッセイスト清少納言と“対談”したりして、1000年の時を経て、人間の本性が変わらないことを主張しています。確かに「春はあけぼの・・・」という身近な季節感のある自然の美しさを語った内容だけでなく、一人の醒めた眼を持ったバツイチ・ハイミスのキャリア・ウーマンが書いた枕草子という観点でこの作品を見直すと現代に通じることが極めて多いことに、楽しさを感じます。清少納言とはきっと著者の想像するようなタイプの女性だったのだろうということも読みながら楽しく思い描くことが出来ました。下種、ブス、覗き、おしゃれ、女性のキャリア形成など・・・。枕草子の世界を現代に読み替えて解釈する小文は実に楽しいですね。そして女が強く。男がだらしない時代だということでも共通点があるという著者の指摘には全くその通りと反論できそうにないですね。それだけ、平和ぼけで男の強さが必要ない時代なのでしょう。

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